2009年、NHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」でヒロインの夫役で注目を集めると、その後は、コメディから時代劇、シリアスまで、様々なジャンルの作品に出演し、作品の支柱的存在として、その演技が高く評価されている、大東駿介(だいとう しゅんすけ)さん。
今回は、そんな大東駿介さんの若い頃から現在までの活躍や経歴を時系列でまとめてみました。
「大東駿介の生い立ちが壮絶!小3で父親が失踪し中2で母親が家出していた!」からの続き
大東駿介の10代の頃
19歳の時に「トップコート」が主催したオーディションでグランプリに輝き、芸能界入りしていた
大東駿介さんは、高校卒業後は、俳優を目指し、地元・大阪から上京すると、東京に住んでいた従兄弟の家に居候して、アルバイトをしながら、芸能事務所のオーディションを受けていたそうで、
2005年、19歳の時に、芸能事務所「トップコート」が主催した「トップコート杯 Try to Top 2005」で、グランプリ「ミコット・エンド・バサラ賞」「FINE BOYS賞」に輝き、芸能界入りしています。
19歳の時に男性ファッション雑誌「FINEBOYS」の専属モデルとして活動を開始
そんな大東駿介さんは、この年(2005年)、男性ファッション雑誌「FINEBOYS」の専属モデルとして活動を開始しています。
19歳の時にテレビドラマ「野ブタ。をプロデュース」で俳優デビュー
また、大東駿介さんは、この年(2005年)、テレビドラマ「野ブタ。をプロデュース」で俳優デビューも果たしています。
「野ブタ。をプロデュース」より。
大東駿介の20代の頃
21歳の時に映画「クローズZERO」に出演
そして、2007年、21歳の時には、「岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 中華街のロミオとジュリエット」で映画デビューも果たすと、同年には、映画「クローズZERO」にも出演しています。
「クローズZERO」より。
22歳の時に映画「リアル鬼ごっこ」に出演
また、大東駿介さんは、2008年、22歳の時には、映画「リアル鬼ごっこ」に出演しています。
「リアル鬼ごっこ」より。
23歳の時に、NHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」でヒロインの夫役で注目を集めていた
そして、大東駿介さんは、2009年、23歳の時には、NHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」で、ヒロイン(倉科カナさん)の夫役に抜擢されると、たちまち注目を集めます。
「ウェルかめ」より。大東駿介さんと倉科カナさん。
24歳の時に原付バイクを運転中、自動車と接触し、大腿骨を骨折する大ケガを負っていた
その後も、大東駿介さんは、着実に俳優としてのキャリアを重ねていたのですが・・・
2010年6月18日、24歳の時、東京・世田谷区の環七交差点付近で原付バイクを運転中、自動車と接触し、大腿骨を骨折する大ケガを負ってしまい、治療のために約1ヶ月、入院を余儀なくされると、
出演が決まっていた、同年7月22日放送開始のテレビドラマ「警視庁継続捜査班」を降板するほか、この時、出演中だったテレビドラマ「タンブリング」の最後の撮影にも参加することができなくなってしまいます。
(「警視庁継続捜査班」の代役は事務所の後輩である、田島優成さんが務めています)
ただ、その後、7月20日には、無事、退院し、7月26日から仕事復帰すると、
大東駿介さんは、自身のブログで、
応援してくださる皆様の言葉に、ほんまに力をもらいました。今は、そのお気持ちに、しっかりお応えしていくために、今まで以上の仕事をしていきたい、という思いでいっぱいです。
と、ファンへの感謝を綴っています。
25歳の時に「A.L.C.Atlantis(アトランティス・キャスト)」へ所属事務所を移籍し大東俊介から大東駿介に改名
大東駿介さんは、2011年12月1日、25歳の時には、「トップコート」から「A.L.C.Atlantis(アトランティス・キャスト)」へ所属事務所を移籍し、芸名を「大東俊介」から「大東駿介」に改名しているのですが、
某芸能事務所関係者は、大東駿介さんが移籍した理由について、
単なる意地というか、プライドというか、要は”主役”をやりたいそうですよ。いろんなドラマや映画には出てますが、まだ若手俳優のひとりで、知名度も幅広い年齢層にあるとは言いがたいですからね。
同世代には、ジャニーズの山下智久や亀梨和也、市原隼人など主役を張ってる人もいるし、”負けたくない”という気持ちが強いんでしょうね
実際、『アトランティス・キャスト』で一線級なのは水川あさみくらいです。俳優では武田航平がいますけど、まだまだです。
その点、『トップコート』は成宮寛貴もいれば、杏もいますし、木村佳乃や佐々木希もいて、事務所の力でキャスティングもされやすいのですが、どうやら本人が”成宮さんのバーターは嫌だ!事務所の力を借りたくない!”といって飛び出したのが真実だそうですよ
と、語っています。
26歳の時にNHK大河ドラマ「平清盛」に出演
そんな大東駿介さんは、2012年、26歳の時には、NHK大河ドラマ「平清盛」で、平家盛役に起用されているのですが、
大東駿介さんは、初の大河ドラマ出演について、
憧れの大河ドラマに出演が決まり、いざ台本をいただいて顔合わせの場に向かったとき、そうそうたる顔ぶれに圧倒されながらも、その場に自分がいることにすごくロマンを感じました。
家盛は平氏の棟梁・平忠盛(中井貴一さん)の正室・宗子(和久井映見さん)の息子ですが、平家のため家族のために忠義を尽くす人物です。父親や血の繋がらない兄・清盛(松山ケンイチさん)への思いなど、いろいろなものを抱えながら生きていく姿と、そのとき自分が先輩方に囲まれてこれから役者の道を進んでいくという部分が重なったんです。
大きな意味で、芝居って面白いな、人生って面白いなと感じさせてくれた作品です。
と、語っています。
「平清盛」より。
大東駿介の30代の頃(現在)
30歳の時に中井貴一に誘われて時代劇「雲霧仁左衛門」に出演
大東駿介さんは、2016年、30歳の時には、「平清盛」で父子役を演じた中井貴一さんに誘われて、時代劇「雲霧仁左衛門」で大工小僧七松役を演じているのですが、
中井貴一さんからは、
(殺陣の一つ一つ、所作の一つ一つを)大東にはこの作品で身につけてほしいし、次の代に伝えられるようにしなくてはいけない
と、言われたそうで、
大東駿介さんは、中井貴一さんのこの言葉について、
これは時代劇のことを話されていますが、もっと本質の部分、作品に向き合う姿勢、貴一さんの信念のようなものをすごく感じた言葉でした。
どんな作品でも役としての生き方、自分として俳優としての向き合い方が必要だということを教えてくれましたし、僕の中に一本の芯を通してくれたのが貴一さんだと思います。
と、語っています。
「雲霧仁左衛門」より。
33歳の時にテレビドラマ「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」に出演
そして、大東駿介さんは、2019年、33歳の時には、テレビドラマ「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」で、とにかくだらしなく恥ずかしいクズ男の小池智明 役を演じているのですが、役作りとして、とにかく恥ずかしいヤツを演じることに徹したそうで、
大東駿介さんは、
その恥ずかしいということにまったく実感がないのが小池で、その面白さが出ればいいと思っています。監督に聞いたのですが、そんな小池のシーンを編集していたとき、男は「わかる、わかる」とうなずき、女性はとにかく不快感を表していたそうです(笑)
ああ、小池という人物の役の作り方は間違っていなかったなと思いました。撮影中に、ここまでやって大丈夫かと自分で思ったこともありましたが、それがまさに、小池という人間なのかもしれないですね。
と、語っています。
「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」より。大東駿介さんと石橋菜津美さん。
37歳の時には連続テレビ小説「らんまん」に出演
そんな大東駿介さんは、2023年、37歳の時には、連続テレビ小説「らんまん」で、土佐から上京し、東京での生活に少しだけつまづいた万太郎(神木隆之介さん)を助ける存在・倉木隼人役を演じているのですが、
大東駿介さんは、そんな倉木隼人について、
元彰義隊の倉木は、侍崩れで時代に置いていかれた男。『背中の傷は武士の恥』と、その痛みを意識し、割り切れない気持ちを背負いながらも生きようと葛藤する姿をしっかり演じたいと思います
と、語っています。
「らんまん」より。と神木隆之介さん(左)と大東駿介さん(右)。
また、大東駿介さんは、同年には、職を失った2人の男がやけっぱちで宗教を立ち上げ、宗教ビジネスを始める様子を描いた篠田節子さんの同名小説を原作とするテレビドラマ「仮想儀礼」で青柳翔さんとW主演を務めているのですが、
無闇に信じることの危うさを感じる反面、無垢に信じることの尊さを感じます。この作品が、どんな真実に辿り着くか僕自身楽しみです
と、語っています。
「大東駿介のデビューからの出演映画ドラマ舞台ほか写真集を画像で!」に続く
「仮想儀礼」より。大東駿介さん(左)と青柳翔さん(右)。
2005年、テレビドラマ「野ブタ。をプロデュース」で俳優デビューすると、2009年には、NHK連続テレビ小説「ウェルかめ」でヒロインの夫役で注目を集め、以降、NHK大河ドラマ「平清盛」「いだてん~東京オリムピック噺~」「 …