26歳の時に、音楽ユニット「チョコレート・ファッション」でアイドル的なデビューを果たすも、本業の音楽ではパッとせず、29歳頃、高田純次さんに誘われたことがきっかけで、タレントとしてバラエティ番組に出演するようになると、その毒舌ぶりでたちまち人気を博した、高嶋ちさ子(たかしま ちさこ)さん。

今回は、そんな高嶋ちさ子さんの若い頃からの活躍や経歴を時系列でまとめてみました。

高嶋ちさ子

「高嶋ちさ子の生い立ちは?小1からバイオリンを始めるも母親から厳しく指導されていた!」からの続き

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高嶋ちさ子は20代の時はアイドルとして泣かず飛ばずもバラエティ番組「踊る!さんま御殿!!」でブレイク

26歳の時に父親にアイドルとして売り出されるも全く売れなかった

音楽の名門・桐朋学園(高校、大学)卒業後は、世界的な名門である、アメリカのイェール大学音楽学部大学院に留学し、大学院卒業後は、マイアミのオーケストラに入団していた高嶋ちさ子さんですが、

1995年、26歳の時に、レコード会社に勤務するお父さんに日本に呼び戻されると、お父さんが勝手に、チェリストの大藤桂子さんとの音楽ユニット「チョコレート・ファッション」を結成し、同年5月24日、「チョコレート・ファッション1」でCDデビューしたそうです。

「チョコレート・ファッション1」
「チョコレート・ファッション1」より。

そして、高嶋ちさ子さんは、アイドル的に売り出されたそうですが・・・

全く売れずに、1998年には解散してしまったそうです。

ちなみに、高嶋ちさ子さんは、親のコネでCDを出したことがすごくイヤだったそうで、

本当にこのころはイヤで。(CDジャケットの)私は虚ろな目ですよ

と、語っています。

27歳の時にソロに転向するも鳴かず飛ばずだった

その後、高嶋ちさ子さんは、1996年、27歳の時、ソロ活動を開始するのですが、うまくいかず、少しでも収入を得ようと、みかん箱に乗って路上で演奏することもあったそうですが、誰も聴いてくれる人はおらず、お母さんから毎月借金をして生活していたそうで、

26歳で、1円もお金を稼げない自分に対し、お兄さんは、大学を卒業後、(バブルの頃だったため)すんなりと就職し、普通にお金を稼いでいたことから、とても辛かったそうです。

しかも、お兄さんからは、

お前、どんだけバイオリンやってきたか知らないけど、1円も稼げないんだったら人間のクズ

と、毎日のように言われていたといいます。

(実際そうだと思っていたそうで、特にひどいことを言われたとは思わなかったそうです)

29歳頃に高田純次に誘われてゴルフ番組「金子柱憲・高田純次ゴルフの王道」に出演し高田純次の所属事務所に入っていた

こうして、高嶋ちさ子さんは、収入を得ることができないどん底の日々を過ごしていたそうですが、29歳頃、高嶋ちさ子さんが演奏する楽曲が、高田純次さんのゴルフ番組「金子柱憲・高田純次ゴルフの王道」のオープニング曲として使用されたことがきっかけで、

(テレビ業界において、クラシック音楽はマイナーで、なかなか使ってもらえなかったそうですが、高田純次さんは、公にはしていないものの、クラシックをはじめ、芸術が好きなのだそうです)

高田純次さんから、

番組に1回出ませんか?

と、誘われたそうで、

高嶋ちさ子さんは、ゴルフが好きだったことと、知名度を上げる目的で出演を快諾したそうです。

すると、番組内での高嶋ちさ子さんの歯に衣着せぬ発言を面白がった高田純次さんに、

こういう世界どう?

キミ、面白いね。(事務所がないんだったら)ウチの事務所に来ないか

と、誘われ、高田純次さんの所属事務所に入ることになったのだそうです。

29歳の時にバラエティ番組「踊る!さんま御殿!!」でブレイク

こうして、その後、芸能活動を本格化させた高嶋ちさ子さんは、高田純次さんのコネでバラエティ番組「踊る!さんま御殿!!」などに出演すると、母親譲りの歯に衣着せぬトークがウケ、一躍、ブレイクしているのですが、

高嶋ちさ子さんは、

高田さんがいなかったら今の私はいないんですよ

高田さんって自分が私を拾った、みたいなことを絶対、言ってくれないんです、恥ずかしがっちゃって。だけど高田さんの事務所のコネでさんま御殿とか出させてもらえるようになって

と、語っています。

高嶋ちさ子

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高嶋ちさ子の30代~現在(50代)はタレントとしての知名度を利用しバイオリニストとしても人気

そんな高嶋ちさ子さんは、バラエティ番組で知名度が上がるにつれて、本業のコンサートでもお客さんが集まるようになっていき、近年は、会場が超満員になるほどの人気だそうですが、

高嶋ちさ子さんは、

(本業のバイオリンではなくバラエティから火がついたことについて葛藤は)もちろん、あります。汚い手を使って、客席を満員にしていると思われているだろうと思いますから。

だから、私が守っているのは、既存のクラシックファンは一人も奪わないようにしようと。そこは聖域。だから、私は新規開拓。コンサートは常に年間80、90回用意して、日本中どこにいる人も行けるような状況にしておこうと思っている

と、語っています。

また、高嶋ちさ子さんは、難しいクラシックを少しでも身近に感じてもらうため、0歳から入場できるバギーコンサートを開催したり、クラシック界を盛り上げるため、日本を代表するバイオリニストの、古澤巌さんや葉加瀬太郎さんとタッグを組んで活動するほか、

  • 1997年(29歳)フジテレビアナウンサーの軽部真一さんと「めざましクラシックス」
  • 2006年(38歳)「観ても、聴いても、美しく、楽しい」を掲げ、女性グループ「12人のヴァイオリニスト」
  • 2018年(50歳)日本のトップチェロ奏者を集めた「Super Cellists」

を、立ち上げるなど、幅広く活動しています。

高嶋ちさ子

「高嶋ちさ子の夫との馴れ初めは?猛アタックで交際しプロポーズもしていた!」に続く

お読みいただきありがとうございました

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