1988年、28歳の時、日本初の女性サックス奏者として「Gypsy Moon」でデビューすると、以降、自身のアルバムを制作するほか、アジアを拠点としたプロデュース業で才能を開花させ、
2000年には、元夫の上田正樹さんとインドネシアの歌手・レザ・アルタメヴィアさんのデュエット曲を現地で大ヒットさせた、朝本千可（あさもと ちか）さん。
今回は、朝本千可さんの、若い頃（サックス奏者デビュー）から現在までの経歴を時系列でご紹介します。
「朝本千可は交換留学時代にサックスを始めバークリー音楽院に合格していた！」からの続き
朝本千可は28歳の時に「Gypsy Moon」でサックス奏者デビュー
朝本千可さんは、1988年、28歳の時、日本初の女性サックス奏者として、「Gypsy Moon」でデビューを果たすと、
“日本女性の新しい姿”としてメディアに取り上げるようになり、たちまち7社とCM契約を結ぶなど、引っ張りだことなりました。
朝本千可は31歳～33歳の時には、音楽活動のほか、ラジオMC、著書の出版など多方面で活動
そんな朝本千可さんは、1991年には、インドネシアジャカルタで行われたJAKJAZZに参加したり、自身のアルバムを制作するなどの音楽活動のほか、
1992年には、FM大阪のラジオ番組「朝本千可のheartlandchic」のMCを務め、1993年には、著書「20歳からのプロフィール」を発表するなど、多岐にわたり活動しています。
「20歳からのプロフィール」
朝本千可は30歳の時に元夫・上田正樹のアルバム「Hand of Time」をプロデュースし韓国で30万枚を売り上げる大ヒットを記録
そして、1999年9月22日、39歳の時には、元夫の上田正樹さんのアルバム「HANDS OF TIME」をプロデュースし、日本、韓国、台湾で同時リリースしています。
（朝本千可さんは、1989年に上田正樹さんと結婚しています）
すると、このアルバム「HANDS OF TIME」内に収録されている同名曲「Hands Of Time」は、韓国の人気ドラマ「GHOST」の主題歌に起用され、韓国だけで30万枚を売り上げる大ヒットを記録したのでした。
（シングル「Hands Of Time」だけを日本、韓国、台湾で同時リリースしたという話も）
朝本千可は39歳の時にレコード会社「Asian Music Standard Records」を設立
また、朝本千可さんは、同年（1999年）、アジアを一つのマーケットとして、アジアから良質な音楽や作品を発信したいとの思いから、レコード会社「Asian Music Standard Records」を設立しているのですが、
朝本千可さんは、
世界がボーダレスになればなるほど、逆に地域性が再認識される時代。だからこそ、同じ情緒感を持ったアジアのスタンダードとしてアジア全体が共有できる音楽を目指したい
（朝本千可さん自身のサックス奏者としてのCDは日本のみのリリースだったことから）どうして、海外でリリースしてくれないのか、という疑問がずっとありました。だから、私のレコード会社では、初めから何カ国でリリースするのかをきちんと契約しています
と、語っています。
朝本千可は40歳の時に元夫・上田正樹とインドネシアの歌手・レザのデュエット曲を手掛け現地で大ヒットさせていた
その後、朝本千可さんは、フィリピンのジャヤさん、インドネシアのエド・コンドロギットさん、マレーシアのニンさん、韓国のキム・ジョハンさんのアルバムをプロデュースするほか、
上田正樹さんとインドネシアの歌手で歌姫と呼ばれ人気絶頂だったレザ・アルタメヴィア(Reza Artamevia)さんのデュエット曲「Biar Menjadi Kenangan」（「思い出になるように」という意味）を手掛け、2000年7月にリリースすると、
現地で、17週連続ヒットチャートのトップを独占する大ヒットを記録しています。
（これにより、上田正樹さんはアジアでも人気を博すようになりました）
朝本千可が46歳の時にはインドネシアと日本で暮らしていた
そんな朝本千可さんは、2006年には、インドネシア・バリ島に、自らデザインした美しい別荘を建てつつ、
日本の三浦半島で、築100年以上経った伝統的な日本家屋をリノベーションして暮らしているそうで、それぞれの場所で音楽活動を続けているそうです。
朝本千可が58歳の時には三浦市立中学校の吹奏楽部を支援するためのチャリティコンサートを企画・参加していた
また、2018年2月25日、58歳の時には、在住している神奈川県三浦市の三浦市立中学校の吹奏楽部が新しい楽器を買うことができない状況を何とかしたいと、チャリティーコンサートを企画すると、
親交の深いミュージシャンたちの協力のもと、ステージで熱い演奏を披露しています。
朝本千可の主なアルバム一覧
それでは、ここで、朝本千可さんの主なアルバムをご紹介しましょう。
- 1988年「Gypsy Moon」
- 1993年「ASIANHEART」
- 2000年「Humbleheart」
- 2002年「My Pretty Things」
- 2006年「Keep on Movin’」
- 2015年「Jewel」
などをリリースしています。
「朝本千可の元夫･上田正樹との馴れ初めと離婚理由は？再婚相手は？子供(娘)は上田郁代！」に続く
1988年、日本初の女性サックス奏者として「Gypsy Moon」でデビューすると、その後は、アジアを中心に、主にプロデュース業で才能を発揮した、朝本千可（あさもと ちか）さん。 そんな朝本千可さんは、プライベートでは、 …
