1993年、21歳の時、映画「サザンウィンズ日本編 トウキョウゲーム」で俳優デビューすると、以降、NHK大河ドラマ「龍馬伝」、映画「アウトレイジ」、映画「R100」、テレビドラマ「コウノドリ」ほか、話題の映画やテレビドラマに次々と出演している、大森南朋(おおもり なお)さん。
今回は、そんな大森南朋さんの若い頃(俳優デビュー)から現在までの出演作品(テレビドラマ、映画)や経歴をご紹介します。
「大森南朋の生い立ちは?本名や国籍は?父は麿赤兒!母は?兄は大森立嗣!」からの続き
大森南朋は21歳の時に映画「サザンウィンズ日本編 トウキョウゲーム」で俳優デビュー
高校時代、バンド活動に夢中だったという大森南朋さんは、大学時代も、引き続き、熱心にバンド活動を行い、20歳の時には、曲作りも始めたそうですが、
やがて、バンドブームも終わりを迎えようとしていた頃、父親の麿赤兒さんのマネージャーから、「俳優をやってみないか?」と誘われたそうで、
バンド活動をやりながらオーディションを受けるようになると、1993年、21歳の時、お父さんが主演の映画「サザンウィンズ日本編 トウキョウゲーム」で、俳優デビューを果たしています。
ちなみに、大森南朋さんは、
当時は小さいVシネマみたいな現場がたくさんあって端役でもなんでも呼んでくれるわけです。
でも下っ端だから兎に角怒られますし、映画を作っている輪に全然入って行けないんです。この輪に入りたいなって。僕もあそこに入って、いい感じでいたいなって。今でもそんなことをやっている感じです。
と、語っています。
(当初は、役名すらない端役ばかりだったそうです)
大森南朋は29歳の時にバンド活動をやめて俳優業に専念していた
そんな大森南朋さんは、大学卒業後も就職せずに、俳優業と音楽活動を継続していたそうですが、徐々に俳優の仕事が増えていったことから、29歳の時、バンドをやめて俳優業に専念することにしたそうで、
大森南朋さんは、
その頃になると映画の仕事も増えてきまして、撮影のせいでバンドのメンバーに迷惑もかけていて、その事が原因で喧嘩して「バンド抜ける」と言って僕が抜けて、やがてバンドは解散しちゃいました。
と、語っています。
大森南朋は29歳の時アルバイトをしながら俳優を続けていた
とはいえ、大森南朋さんは、29歳の時には、まだアルバイトをしていたそうで、俳優一本で生活ができるようになったのは、30歳を過ぎてからで、
20代の頃は、ワンシーンの死に役だけでの出演もあったそうです。
大森南朋は35歳の時にNHKドラマ「ハゲタカ」の主演でブレイク
そんな中、大森南朋さんは、2007年、35歳の時、NHKのドラマ「ハゲタカ」で、主人公の天才ファンドマネージャー鷲津政彦役を演じると、たちまちブレイク。
後に、大森南朋さんは、この鷲津役について、
テレビドラマが始まった頃は、たぶん、大森南朋という人間からものすごく遠いというか、今まで演じた中で、一番、素の自分とは違うタイプの人物だと思いました。
鷲津にとって何が正しくて、何が悪いのか、ということが全然わからなかった。だからこそ、演じ甲斐があるというか、おもしろかったです。
と、語っています。
「ハゲタカ」より。玉山鉄二さん(左)と大森南朋さん(右)。
大森南朋は40歳の時に映画「東京プレイボーイクラブ」でアウトロー役
そんな大森南朋さんは、2012年、40歳の時には、一転、映画「東京プレイボーイクラブ」で、さびれたサロン「東京プレイボーイクラブ」を舞台に、ケンカっ早いアウトローの主人公・勝利役を刹那(せつな)的に演じるなど、様々な役柄をこなすようになっています。
「東京プレイボーイクラブ」
大森南朋は45歳の時に映画「THE OUTSIDER」でハリウッドデビュー
以降、大森南朋さんは、売れっ子の俳優として、数多くの話題の連続ドラマや映画に起用され、
2017年には、マーチン・サントフリート監督作品「THE OUTSIDER」に出演し、ハリウッド映画デビューも果たしています。
大森南朋の出演作品(テレビドラマ)
それでは、最後に、大森南朋さんの主な出演作品(テレビドラマ)をご紹介しましょう。
テレビドラマでは、
- 1996年「世にも奇妙な物語 春の特別編 ミッドナイトDJ」
- 2000年 「おばはん刑事!流石姫子4 ストーカーの美女連続殺人!」
- 2002年「駆落ち」
- 2003年「Dr.コトー診療所」
「Dr.コトー診療所」 - 2004年「僕と彼女と彼女の生きる道」
- 2005年「ハルとナツ 届かなかった手紙」
- 2006年「Dr.コトー診療所2006」
- 2007年「ハゲタカ」
- 2008年「プリズナー」
- 2010年 NHK大河ドラマ「龍馬伝」
- 2011年「世にも奇妙な物語 21世紀 21年目の特別編 分身」
- 2012年「運命の人」
- 2013年「書店員ミチルの身の上話」
- 2014年「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」
- 2015年「コウノドリ」
「コウノドリ」より。坂口健太郎さん(左)と大森南朋さん(右)。 - 2016年「トットてれび」
- 2017年「居酒屋ふじ」
- 2019年「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」
- 2020年「私の家政夫ナギサさん」
「私の家政夫ナギサさん」 - 2022年 連続テレビ小説「ちむどんどん」
- 2023年「どうする家康」
- 2024年「マウンテンドクター」
- 2025年「あなたを奪ったその日から」
大森南朋の出演作品(映画)
映画では、
- 1993年「サザンウィンズ日本編 トウキョウゲーム」
- 1997年「復讐-消えない傷跡-」
- 1998年「緑の街」
- 1999年「白痴」
- 2000年「MONDAY」
- 2001年「殺し屋1」
- 2002年「Dolls」
- 2003年「ヴァイブレータ」
- 2004年「花とアリス」
- 2005年「ゲルマニウムの夜」
- 2006年「キャッチボール屋」
- 2007年「それでもボクはやってない」
- 2008年「アキレスと亀」
- 2009年「ハゲタカ」
- 2010年「ゴールデンスランバー」
- 2011年「まほろ駅前多田便利軒」
- 2012年「ヘルタースケルター」
- 2013年「R100」
- 2014年「捨てがたき人々」
- 2015年「寄生獣 完結編」
- 2016年「ミュージアム」
「ミュージアム」 - 2017年「ビジランテ」
「ビジランテ」 - 2018年「鈴木家の嘘」
- 2019年「この道」
- 2020年「初恋」
- 2021年「そして、バトンは渡された」
- 2022年「Dr.コトー診療所」
- 2023年「シン・仮面ライダー」
- 2025年「かくかくしかじか」
「かくかくしかじか」
ほか、数多くの作品に出演しています。
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