キリッとしたルックスで、女方、二枚目の若衆などの立役、粋でいなせで世話好きな江戸っ子役、ワル役と、幅広く演じ、2003年には人間国宝にも認定された、七代目尾上菊五郎(しちだいめ おのえ きくごろう)さん。今回は、そんな菊五郎さんの本名、屋号、親族、家系図などをご紹介します。

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年齢は?出身は?身長は?学歴は?

菊五郎さんは、1942年10月2日生まれ、
東京府(現在の東京都)の出身、

身長167センチ、
体重65キロ、

血液型はAB型、

学歴は、
森村学園初等部・中等部・高等部、

だそうです。

本名は?屋号は?

菊五郎さんの本名は、寺嶋秀幸(てらじま ひでゆき)です。

また、屋号は「音羽屋」で、襲名は以下のように変遷しています。

  1. 五代目尾上丑之助(1948年4月、新橋演舞場「助六曲輪菊」)
  2. 四代目尾上菊之助(1965年5月 歌舞伎座「寿曽我対面」)
  3. 七代目尾上菊五郎(1973年10月~11月、歌舞伎座「弁天娘女男白浪」、「京鹿子娘道成寺」ほか)

親族は?

菊五郎さんの親族ですが、

曽祖父は、五代目尾上菊五郎さん、
祖父は、六代目尾上菊五郎さん、
父親は、七代目尾上梅幸さん、
妻は、富司純子さん、
長女は、寺島しのぶさん、
長男は、五代目尾上菊之助さん

です。


七代目尾上梅幸さん(左)と菊五郎さん(右)。

弟は二代目尾上栄之助(元歌舞伎役者)

ちなみに、菊五郎さんの弟は、元歌舞伎役者の二代目尾上栄之助さんです。


弟の二代目尾上栄之助さん。

栄之助(本名・寺嶋誠)さんは、1950年に誕生すると(菊五郎さんより8歳年下)、1955年5月、5歳の時、尾上栄之助として、歌舞伎座「寺子屋」の小太郎役で初舞台を踏み、1958年10月、8歳の時には、「荒法師」で日吉の山猿役を務めているのですが、

10代になると、大きな役を務めることができず、舞台写真に掲載されないような、その他大勢の役ばかりだったそうです。

それでも、1968年、18歳まで舞台に出続けたそうですが、その後は、舞台からは遠ざかったそうで、11年後の1979年2月、28歳の時、「次郎吉懺悔」の伊勢屋若旦那・六三郎役で舞台に復帰するも、これを最後に舞台には出演していないそうです。

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家系図

家系図は以下の通りです。


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「尾上菊五郎(7代目)の若い頃は「三之助」と呼ばれ人気を博していた!」に続く

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