俳優・平幹二朗さんと女優・佐久間良子さんという名優のもとに誕生し、誰もが、さぞ恵まれた環境で過ごしたであろうと思う、平岳大(ひら たけひろ)さんですが、両親が有名な俳優であることだけで注目されることが嫌でたまらなかったそうです。

「平岳大の父親は俳優の平幹二朗!母親は女優の佐久間良子!」からの続き

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10歳で両親が離婚し母親・佐久間良子に引き取られる

平さんは、俳優の平幹二朗(ひら みきじろう)さんと女優の佐久間良子さんのもと、男女の二卵性双生児の兄として誕生するのですが、平さんが小学4年生(10歳)の時には両親が離婚。ある日、お母さんの佐久間さんから「引っ越すから」と言われ、朝早くに家を出たそうです。

ただ、平さんは、早くから、両親が離婚することを察知し、妹さんと話していたうえ、両親が離婚する前から、お父さんの平幹二朗さんはほとんど家にいなかったことから、お母さんに引き取られた後も、お父さんに会えず寂しいということは特になかったそうです。

自分の写真が父親・平幹二朗とスポーツ誌に掲載されショックを受ける

それでもお父さんとは、月1回、ホテルで会っていたそうですが、ある日のこと、お父さんに地下にあるお寿司屋さんに連れて行ってもらい、食べ終わって出ると、ちょうど上でレコード大賞をやっていて、報道陣が群がっていたそうです。

それから数日後、平さんは、お母さんから、(開園したばかりの)ディズニーランドに行くことを勧められ、お手伝いさんに連れられて、妹さんとともに出かけたそうですが、

前の人が読んでいるスポーツ誌に、なんと、自分の顔が。(おそらく、お寿司屋さんから出てきたところを撮られてしまったようです)

そのため、せっかくのディズニーランドが台無しになってしまったそうで、もう、お父さんにも会いたくなくなり、定期的に月1回会うこともなくなったのだそうです。

ほとんど父親・平幹二朗には会っていなかった

こうして、平さんは、それ以降、ほとんどお父さんとは会わなかったそうで、たまに会っても、お父さんの話題は、何々という舞台をやって・・・誰々と共演して・・・など、お芝居のことばかりで、表面的な当たり障りのない話しかできなかったそうです。

(共通の話題ができ、いろいろな話ができるようになったのは、平さんが俳優になってからだったそうです)


小学生の時の平さんと両親(佐久間良子さん・平幹二朗さん)

少年時代はサッカーに夢中だった

ところで、平さんは、子ども時代は、

俳優になろうとは考えてなくて、周囲には医者か弁護士になると言っていました。そう言っておけば、みんな放っておいてくれる、それくらいの緩さでした(笑)

と、俳優には興味がなく、むしろ、小学校の時からサッカーに夢中で、中学校は、(当時)サッカーの強豪校・暁星中学校に進学し、サッカー部で活動されていたそうで、全国大会に出場されたこともあったそうです。

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少年時代は「平幹二朗の息子」「佐久間良子の息子」と言われることが嫌だった

ただ、休日は遠征が多く、その際、お母さんの佐久間さんが、ほかの父兄とバスに同乗し、他県にまで応援に来てくれたそうですが、その時の周囲の視線や、自分がゴールを決めても、「平君の両親は・・・」と両親ばかりが注目されたことから、「平幹二朗の息子」「佐久間良子の息子」と言われることが嫌で嫌でたまらなかったそうです。

(お母さんの佐久間良子さんによると、子どもたちが小さい頃は、有名人の子どもだからと浮つかないよう、「普通」にこだわって生活し、子どもが起きている間は、どんなに長いセリフを覚えなければならない時でも、一切台本を開かなったほか、舞台の休演日を授業参観の日にしてもらうなど、学校行事もなるべく参加するようにしていたそうですが、どうしても目立ってしまっていたようです)

「平岳大の留学先の卒業式で平幹二朗と佐久間良子は離婚後初めて再会していた!」に続く

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