近年は、妻・安藤和津さんと、しばしば仲睦まじい姿を見せている、奥田瑛二（おくだ えいじ）さんですが、そんな安藤さんとの間には、子供が２人誕生しています。今回は、その子供たちをご紹介します。
娘（長女）は映画監督の安藤桃子
奥田さんと安藤さんの間には、女の子が二人誕生しているのですが、まず、長女は、１９８２年３月１９日に誕生した、安藤桃子（あんどう ももこ）さんです。
奥田さんと長女の安藤桃子さん。
桃子さんは、父親の奥田さんの影響で３歳から絵を描き始め、その後、ロンドン大学芸術学部で美術を学んでいたそうですが、夏休みに帰国し、奥田さんが監督を務める映画に美術助手として参加すると、映画づくりの現場に衝撃を受けたそうで、
その後、ロンドン大学に戻り、次席で卒業すると、今度は、ニューヨーク大学に進学して映画作りを学び、助監督を経て、２０１０年には、「カケラ」で映画監督デビュー。
「カケラ」より。満島ひかりさん（左）と中村映里子さん（右）。
翌年の２０１１年には長編小説「0.5ミリ」で作家デビューもすると、２０１４年には映画化され、桃子さんが監督・脚本を務めるほか、奥田さんがエグゼクティブプロデューサー、妹の安藤サクラさんが主演、さらには、サクラさんの夫・柄本佑さんの父・柄本明さんも出演するなど、親族一同で作った映画となっています。
ちなみに、プライベートでは、２０１４年に一般男性と結婚し、映画「0.5ミリ」のロケ地だった高知市に移り住むと、２０１５年には女の子を出産するも、２０１８年には離婚しています。
娘（次女）は安藤サクラ
そして、次女は、１９８６年２月１８日に誕生した、女優の安藤サクラさんです。
サクラさんは、５歳の時に父親の奥田さんの舞台を観て、女優になることを決意したそうですが、周囲から「芸能一家」などと言われたことが気になり、すぐには女優の道には進まず、その後、中学３年生から様々なアルバイをして社会経験を積むと、高校生の時、念願の女優の道へ進み、２００７年、２０歳の時には、奥田さんの監督映画「風の外側」で映画デビュー。
（主演女優が降板したことでサクラさんが代役として起用されたそうですが、この作品には、姉・桃子さんも助監督して参加するほか、両親（奥田さんと安藤和津さん）とも出演しています）
次女の安藤サクラさん。
２００９年には、園子温監督作品「愛のむきだし」で、カルト教団の勧誘員・コイケ役を演じると、「第31回ヨコハマ映画祭 助演女優賞」を受賞するなど、早くも頭角を表し、その後も、数多くの映画賞を受賞。
２０１８年には、主演を務めた映画「万引き家族」が、「第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門」で最高賞の「パルムドール」を受賞し、審査委員長の女優・ケイト・ブランシェットさんにその演技を絶賛されています。
義理の息子は柄本佑
そんなサクラさんは、２０１２年に、俳優の柄本佑さんと結婚しているので、奥田さんにとって、佑さんは、義理の息子ということになります。
柄本佑さん（左）と奥田さん（右）。
また、佑さんも、お父さんが俳優の柄本明さん、お母さんが女優の角替和枝さん、弟は俳優の柄本時生さんと、俳優一家であることから、
奥田さんの監督作品「今日子と修一の場合」では、佑さんとサクラさんが夫婦ダブル主演を務めるほか、NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」では、サクラさんと佑さんの弟・時生さんが夫婦役、サクラさんと佑さんの母・角替さんが嫁・姑役と、親族共演も数多くあります。
孫が生まれた途端、3食、家でごはんを食べるように
ちなみに、現在、奥田さんは、二人の孫（桃子さんとサクラさんの娘一人づつ）のおじいちゃんだそうですが、妻の安藤和津さんによると、以前は、毎晩飲み歩いていたのが、孫が生まれた途端、激変し、３食、家で食べるようになったそうで、
奥田さんは、
孫の純粋なまなざしで見られると、“今までの、僕ごめんね”という気持ちになる
と、語っています♪
「奥田瑛二は娘を女優にさせたくなかった！その理由とは？」に続く
