映画監督、作家、写真家と、マルチに活動されている、安藤桃子(あんどう ももこ)さん。監督作品、映画「0.5ミリ」は、数多くの映画賞を受賞され、国内外で高い評価を受けています。


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家族は?

安藤さんのご家族は、

お父さんは、俳優の奥田瑛二さん、
お母さんは、エッセイストの安藤和津さん、
妹さんは、女優の安藤サクラさん、

そして、妹のサクラさんのご主人は、
俳優の柄本佑さん、

という芸能一家です♪

自分探し

安藤さんは、1982年生まれ、
東京都のご出身で、

お父さんの影響で、
3歳から絵を描き始められ、

子供心に、何かを表現したい、
という思いはありながら、

何になりたいのかは、
はっきり分からなかったそうです。

そして、高校生の時、
イギリスに留学され、

ロンドン大学で、美術を学びながら、
ご自分のアイデンティティーを探されるのですが、

安藤さんに転機が訪れたのは、
ロンドンではなく、

夏休みに帰国した時に、
お父さんが監督する映画に、
美術助手として参加された時でした。

安藤さんは、
その時のことを振り返り、

初めて映画作りの現場に入って、
ものすごい熱力に圧倒されました。

大の大人たちが命がけで1本の映画を作っている。
そのフィルムは自分たちが死んだ後も残る。

恐怖さえ感じました。

でも、ここで逃げたら、
一生ネガティブな意識しか持てずに、
生きていくことになる。
で、飛び込んでしまったんです。

と、語っておられました。

映画監督として

安藤さんは、
その後、ロンドン大学に戻り、
次席で卒業されると、

今度は、ニューヨークで映画作りを学び、
助監督として働き始めます。

しかし、助監督の仕事は、
監督のツールでしかなく、
挫折を感じられたそうです。

そんな時、古くからの知り合いだった、
女性プロデューサーに、

桜沢エリカさん原作の漫画、
「ラブ・ヴァイブス」の、
映画化の話を持ちかけられます。

原作は、
女の子同士の恋愛なのですが、

登場人物のバックグラウンドが、
あまり描かれていないことから、
オリジナリティーが出せると考えられ、

安藤さんは、
映画化を快諾されたのだそうです。

そして、
タイトルを「カケラ」と変え、

2010年に、
映画監督デビューを果たされています。

0.5ミリ

翌年の2011年には、
長編小説「0.5ミリ」で作家デビューされ、
2014年には、映画化。

エグゼクティブプロデューサーは、
お父さんの奥田瑛二さん、

監督は安藤さん、
主演は妹のサクラさん

そこに、サクラさんの義理のお父さんである、
柄本明さんも出演され、
親族一同で作った映画となりました。

桃子さんは、舞台あいさつで、

この作品にたどりつくまでの道が長かったので、
姉妹でこの作品を作ったと言っても、
過言ではないというのが本心です。

はじまりはサクラが(母の)おなかにいたときから。
二人の間で培ってきたものが、
1本の作品に凝縮されたんじゃないかなと思います。

と、スピーチすると、

サクラさんは、
感極まって涙ぐまれたそうです。

物語は、
桃子さんの介護体験を元に、

ある事件からすべてを失ってしまった、
介護ヘルパーと、ワケありな老人たちとの、
交流を描いた作品ということで、

姉妹の愛から作られた、
とても温かい映画であることが分かりますね。

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夫は?子どもは?

さて、そんな安藤さんの、
気になるプライベートなのですが、

2014年、
一般男性と結婚されています。

ご主人は一般の方のため、
詳しい情報は明かされていませんが、

大阪出身の方だそうで、
安藤さんに雰囲気が似ており、
アスリート並に身体能力が高いのだとか。

お二人は、和歌山県の山で知り合われて、
意気投合されたのだそうですが、

安藤さんは、ご主人について、

職業を聞かれると、説明に困るんです。
山で鹿を狩ったり、その皮をなめしたり、
自分で家も建てられる。

これまでの人生で出会ったことがないタイプ。
すべてを任せられる仙人みたいな人。

とても心強く、この人が一緒なら、
何があっても生き残れるなと思いました。

と、語っておられました。

安藤さんは、
映画「0.5ミリ」のロケ地だった、
高知市を気に入られ、

ご夫婦そろって移住し、
高知市内で挙式されたそうです。

そして、2015年3月には、
お子さんを無事に出産。

性別は明かされていませんが、
元気な赤ちゃんだそうです♪

さて、現在の安藤さんはというと、
大好きな高知で、子育てに忙しいご様子。

妻となり、母となった安藤さんが、
次回はどのような映画を作られるのでしょうか?

今後の安藤さんの作品情報に、
注目です!!

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