深夜ラジオの司会で人気を博していたことから、深夜ラジオ放送の手法を取り込んだ、テレビのバラエテエィ番組「ぎんざNOW!」のメイン司会者に抜擢されると、夕食時間前の視聴率の取りづらい時間帯にもかかわらず、大ヒットさせた、せんだみつおさんは、翌年、「金曜10時!うわさのチャンネル!!」の司会に起用されると、またもや大ヒットさせます。

「せんだみつおは昔「ぎんざNOW!」で矢沢永吉に対し上から目線だった!」からの続き

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「金曜10時!うわさのチャンネル!!」の司会に抜擢される

視聴者参加型バラエテエィ番組「ぎんざNOW!」の司会に抜擢されると、たちまち大ブレイクし、テレビでも人気司会者となったせんださんは、

翌年の1973年10月には、バラエティ番組「金曜10時!うわさのチャンネル!!」の司会のオファーが舞い込んだといいます。


「金曜10時!うわさのチャンネル!!」より。キスをするせんださん(左)と和田アキ子さん(右)。

山本リンダの新曲発表会の司会を見た日本テレビのプロデューサーにスカウトされていた

というのも、「ぎんざNOW!」を始めて1年ほど経った頃、赤坂プリンスホテルで行われる、山本リンダさんの新曲発表会の司会を頼まれ、司会をした際のこと、

せんださんは、(若い人に人気があったため)調子に乗り過ぎ、自分だけが会場で大騒ぎして、山本さんの事務所から大ヒンシュクを買ってしまったことがあったそうですが、

たまたま、参加していた日本テレビのプロデューサー・笈田さんの目に留まったそうで、

後日、笈田さんから、

一つ番組がコケたんで、秋から和田アッコとプロレスラーとそれから犬がいる番組作るから、ワンクールよろしく

と、電話でオファーされたのだそうです。

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「金曜10時!うわさのチャンネル!!」は視聴率30%の大ヒット

すると、1973年10月、和田アキ子さん、 覆面プロレスラーのデストロイヤー(リチャード・ベイヤー)さん、歌手のマギー・ミネンコさん、湯原昌幸さんとの共演でスタートした「金曜10時!うわさのチャンネル!!」(毎週金曜日22:00~22:54)は、

和田さんが「ゴッドねえちゃん」というガキ大将、せんださんらほかのメンバーが近所の悪ガキに扮して、様々なコントをするというメインコーナーが大当たりとなり、視聴率が30%を超える大ヒットしたそうで、

(当初は、誰もが、そんな大ヒットになるとは思っておらず、ワンクールで終わるだろうと思っていたそうです)

せんださんは、金曜日の朝10時に「金曜10時!うわさのチャンネル!!」のコントの収録のためスタジオ入りし、昼の1時くらいまでコントの部分を撮ると、次は、「ぎんざNOW!」(TBS)の生放送に入り、そして、それが終わると、また、生放送の「金曜10時!うわさのチャンネル!!」(日本テレビ)に戻るという生放送のはしごをする忙しさとなったのだそうです。

「せんだみつおは昔生放送の舞台裏で千昌夫と大ゲンカしていた!」に続く


「金曜10時!うわさのチャンネル!!」より。(左から)タモリさん、せんださん、千昌夫さん。

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