大学卒業後の１９９６年、２４歳の時、テレビドラマ「木曜の怪談 MMR未確認飛行物体」で俳優デビューすると、翌年の１９９７年には、NHK連続テレビ小説「あぐり」に出演するなど俳優として活動するも、２００４年に出演した紀行番組「列島縦断 鉄道12000キロの旅～最長片道切符でゆく42日～」が好評を博し、以降、「鉄道の旅シリーズ」がライフワークになったという、関口知宏（せきぐち ともひろ）さん。
今回は、そんな関口知宏さんの、若い頃からの歩み（俳優～「鉄道の旅シリーズ」）をご紹介します。
関口知宏の年齢は？出身は？身長は？本名は？
関口知宏さんは、１９７２年７月１日生まれ、
東京都の出身、
身長１８３センチ、
血液型はＡ型、
本名は、関口智宏（読み同じ）
学歴は、
立教小学校
⇒立教中学校
⇒立教高等学校
⇒立教大学経済学部経営学科卒業
⇒米国ユタ州に１年間留学
趣味・特技は、鉄道旅行、車、楽器いじり、作曲、縄文研究、
ちなみに、
お父さんは、司会者の関口宏さん、
お母さんは、元歌手の西田佐知子さん、
父方の祖父は、俳優の佐野周二さん、
叔父（父親の弟）は俳優の佐野守さん、
と、芸能一家です。
関口知宏が若い頃は俳優として活動していた
関口知宏さんは、幼い頃には、両親と一緒に旭化成のCMに出演したことがあったのですが、大学卒業後の１９９６年、テレビドラマ「木曜の怪談 MMR未確認飛行物体」で俳優デビュー。
そして、翌年の１９９７年には、連続テレビ小説「あぐり」に出演すると、
「あぐり」より。
以降、
テレビドラマでは、
１９９７年「心療内科医・涼子」
１９９８年「まかせてダーリン」
１９９８年「ボーイハント」
２０００年「晴れ着ここ一番」
２００１年「マリア」
２００１年「レッド」
２００２年 NHK大河ドラマ「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」
「晴れ着ここ一番」より。関口知宏さんと瀬戸朝香さん。
映画では、
１９９６年「あぶない刑事リターンズ」(虎井祐輔 役)
１９９９年「SHADY GROVE」(小野清一 役)
など、テレビドラマを中心に様々な作品に出演していたのですが・・・
関口知宏が「鉄道の旅シリーズ」のオファーを受けた理由はお告げ？
そんな中、２００３年、関口知宏さんのもとに、旅番組「列島縦断 鉄道12000キロの旅 ～最長片道切符でゆく42日～」のオファーが来たそうです。
実は、この時、関口知宏さんは、全てのことがうまくいかず、自分は芸能界に向いていないのでは、と悩んでいたそうで、本来なら、出不精（でぶしょう）で、鉄道ファンでもなかったため、断るところ、このオファーを受けることにしたそうで、
関口知宏さんは、その時のことを、
しかし、オファーを受けて僕は「あっ、それだ」と思った。眉つばに聞こえるかもしれませんが、「お告げ」的なものが来ていたんです。当時、いろいろな形で。いわば「お前、旅することになるから」という意味の。
思えば、デビュー直前など節目節目で自分の個性を見越したような夢を見てきた。「中国鉄道大紀行」の前には、古代中国の景色や言葉が出てきました。
と、語っています。
関口知宏は現在「鉄道の旅シリーズ」がライフワーク
こうして、関口知宏さんは、旅番組「列島縦断 鉄道12000キロの旅 ～最長片道切符でゆく42日～」のオファーを引き受けると、その後も、
２００５年には、「列島縦断 鉄道乗りつくしの旅～JR20000km全線走破～」
２００６年には、「関口知宏が行くヨーロッパ鉄道の旅」
２００７年には、「関口知宏の中国鉄道大紀行～最長片道ルート36000kmをゆく～」
２０１５年には、「関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅」
と、鉄道の旅シリーズに出演しているのですが、
好評を博すほか、旅中に披露した絵日記などの作画、書、音楽も反響を呼び、この「世界を鉄道で巡るシリーズ」は、関口知宏さんのライフワークとなったのだそうです。
ちなみに、関口知宏さんは、このシリーズに出る以前は、自分が出した企画や案はことごとくボツになっていたそうですが、好き嫌い、やりたいやりたくないを抜きにして、直感に従って旅番組のオファーを引き受けたところ、自身の個性（旅先の人と自然に繋がれるなど）が遺憾なく発揮されたそうで、
旅が名刺代わりになった僕ですが、「私はこれ」といえるものが一つでもあるのは、ありがたいことですよ。最近よく「やりたい仕事ができる喜び」「好きなことを仕事に！」なんていいますよね。
でもそれは、自分の人生を主と従の「主」でいきたいということなら、現実的ではない。嫌なものやあてがわれたもの、つまり「従」を通じて自分が見えてくることもあると思うんです。
と、語っています。
関口知宏はミュージシャンとしても活動
そんな関口知宏さんは、バンド活動も行っており、２００４年夏から毎年、静岡県伊東市の大室山で、私的に「大室山ライブ」を行うほか、２０１５年には、作曲、演奏、ヴォーカル、プロデュースをすべて自身で行ったアルバム「博せ/七変化」を限定配信するなど、ミュージシャンとしても活動しています。
また、「鉄道の旅シリーズ」での旅の途中で作り続けて反響を呼んだ曲を集めた、CDBOOK「関口知宏の音楽でめぐる鉄道の旅」も発売しています。
「関口知宏の現在は熱海でギリシャ神殿風の家を建てるプロジェクト？」に続く
