女優の富司純子さんとの間に、男の子(五代目尾上菊之助さん)と女の子(寺島しのぶさん)が一人づつ誕生している、七代目尾上菊五郎(しちだいめ おのえ きくごろう)さんですが、娘・しのぶさんの長男・初代尾上眞秀くんに”梅幸”を継がせると発言し、大きな騒動となりました。

「尾上菊五郎(7代目)の娘(長女)は寺島しのぶ!」からの続き

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孫(娘の息子)は初代尾上眞秀

菊五郎さんの長女の寺島しのぶさんは、2007年2月26日、フランス人アートディレクターのローラン・グナシアさんと結婚すると、2012年9月11日に、長男の寺嶋眞秀(てらじま まほろ)くんを出産しているのですが、

眞秀くんは、2015年5月、2歳の時、歌舞伎座の舞台で初お目見えすると、2023年5月2日、10歳の時には、初代尾上眞秀として、歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」の「音菊眞秀若武者(おとにくきくまことのわかむしゃ)」で初舞台を踏み、ハーフの歌舞伎役者として大きく注目されています。

また、2019年には、フランス・パリで開催された「Palais de Tokyo(パレ・ドゥ・トウキョー)」の2019年春夏コレクションに出演するなど、モデルとしても活動しています。


孫(娘の息子)の初代尾上眞秀くん。

娘・寺島しのぶの息子・尾上眞秀に”梅幸”を継がせると公言

そんな中、菊五郎さんは、2016年4月5日、

(娘が)どうしても(眞秀を)歌舞伎役者にしたいって言うのでね。ならせるなら、ゆくゆくは「梅幸」を継がせるかね。

と、発言し、大きな話題となりました。

“梅幸”は本家の長男が受け継ぐことが筋だったことから歌舞伎界は大騒ぎに

というのも、この「梅幸」という名は、初代尾上菊五郎の俳名に由来し、菊五郎と並ぶか、それ以上に格式の高い名跡で、音羽屋(尾上家の屋号)では、本家の長男が、「丑之助」→「菊之助」→「菊五郎」→「梅幸」と、受け継いでいくことが伝統とされており、

本来なら、菊五郎さんの長男である、五代目尾上菊之助さんの長男・尾上丑之助(本名・和史)くんが継ぐことが筋とされているにもかかわらず、女系(寺島しのぶさん)の長男・眞秀くんに継がせるということに、歌舞伎界は大騒ぎとなったのでした。

「尾上眞秀に”梅幸”を継がせる」の意味は?

ちなみに、菊五郎さんは、この騒動を受けて、

しのぶは「長男を歌舞伎役者にさせたい」と言っていますし、彼女の周囲もそれを勧めているようです。私は女房を介して、そのことを聞いていました。女房にすりゃあ、娘も息子も同じ子供。

今、倅(せがれ)の息子だけが「初お目見得」とスポットライトを浴びてね。女房から「しのぶが可哀想じゃない」と言われ、(4月5日の取材会では)リップサービスで「うちにはもう一人孫がいるんですよ」と言ってしまった。

でも、しのぶの長男が(尾上)梅幸(ばいこう)を襲名するといったって、三十歳過。その頃には私は生きていませんよ。発言権は倅に移るわけですからね、倅が「駄目だ」と言ったら駄目でしょう。

僕たちの世界は、どこまで行っても商業演劇。お客さん、ご贔屓(ひいき)様の力って強いんですよ。しのぶが歌舞伎の世界にポンと飛び込んできて、役者仲間に「お願いします」と言ったって、周囲が乗るとは限らない。

これがとっても難しいことなの。私が生きているうちだったらポンと継がせられるけども、そんなことは許されない。うちには泰次郎、栄之助、栄三郎などの幼名があります。それを継がせて、その後は梅幸になる。

その段階を踏んでいる途中でどうなるかはわからない。結局は実力ですよ。

と、語っています。

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取材会では孫(娘の息子)の初代尾上眞秀の挨拶にメロメロだった

そして、2017年4月4日には、菊五郎さん、しのぶさん、眞秀くんの三名が、5月3日から27日に開催される、歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」の取材に出席し、

取材陣から「憧れの歌舞伎役者は?」と質問された眞秀くんが、

ひいま(菊五郎さん)です

と、答えると、

隣にいた菊五郎さんは、

そばにいるからでしょ。一番見る機会が多いから

と、照れつつも、

「魚屋宗五郎」の「酒屋丁稚」役で歌舞伎デビューする眞秀くんに対し、

本人が舞台に出たいと、父に直接言ったことは、子供心にすごい覚悟だと思う。

と、かわいい孫の前ではすっかりおじいちゃんの顔で語っています。

「尾上菊五郎(7代目)の息子は尾上菊之助(5代目)!尾上松也との関係は?」に続く


(左から)長男の五代目尾上菊之助さん、尾上眞秀くん、菊五郎さん。

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