近年は、病魔やケガに襲われ、「要介護4」の車いす生活となっている、志茂田景樹(しもだ かげき)さんですが、80代にして、ジャニーズの魅力に目覚め、10~20代の女性たちにも負けないほどの熱烈なジャニーズ(現在のSMILE-UP.)ファンになっているといいます。
今回は、もともとはSMAP以外のジャニーズに興味がなかったという志茂田景樹さんがジャニーズにハマったきっかけ、そして、その切なすぎる理由を、ご本人のコメントを交えながらご紹介します。
「志茂田景樹の子供は息子が2人!次男はカリスマドライバーの下田大気!」からの続き
志茂田景樹は80代にしてジャニーズにハマっていた
志茂田景樹さんは、病魔やケガに襲われ、2024年現在、「要介護4」の車椅子生活を送っているのですが、SNSやブログを通じて発信したメッセージが、若い世代の心をつかみ、「X」のフォロワー数44万人以上と、絶大な人気を博しています。
そんな生活の中、志茂田景樹さんは、80代でジャニーズの魅力に目覚めたそうで、
自身のブログに、
- 七五三掛龍也の前髪はなぜ崩れないのか
- 演技達者揃いのジャニーズWESTの時代がくる
- キンプリ脱退劇に令和のアイドルのかたちが見える
などと、自身で鋭く分析したジャニーズに関する記事を投稿するほか、ジャニーズへの愛情に満ちた文章を綴り、ジャニーズファンを中心にネット上で大きな話題となっています。
志茂田景樹が「Travis Japan」の松倉海斗が気になり始めたのはファッションが自分を彷彿とさせるという話題がきっかけだった
というのも、志茂田景樹さんは、2017年に関節リウマチと診断されているのですが、2019年には腰椎を圧迫骨折してリウマチが悪化し、それ以来、車椅子生活を余儀なくされ、世界が非常に狭くなってしまったそうで、
(3ヶ月に1回の通院と、約3ヶ月に1回の美容院通いしか、外出することができなくなり、しかも、病院では、ほとんど待合室で過ごしているそうです)
そんな中、インターネットを通じて、社会の変化、今の若い人たちが何を考えているのか、10代後半の子はどんな話し方で、どんな言葉遣いをしているのか、などを調べていたそうですが、
そのうち、以前はあまり興味がなかったジャニーズの情報に触れる機会があったそうで、いつものように、ネットサーフィンをしたり、Twitter(X)のコメントなどを見ていると、
Travis Japanの松倉海斗さんのファッションが志茂田景樹さんを彷彿とさせるという話題があり、このことがきっかけで、「トラジャ」(Travis Japan)を知り、「トラジャ」のほかのメンバーのことをどんどん調べるうちに、何となく愛着が出てきたのだそうです。
志茂田景樹は「ジャニーズWEST」の神山智洋のファッションに好感を抱いていた
また、志茂田景樹さんは、「トラジャ」を知って、少し経った頃には、「ジャニーズWEST」のことも知り、興味を持つようになったそうですが、
実は、「ジャニーズWEST」の神山智洋さんが上から下まで柄物のファッションをしているのをネットでたまたま見て、
これいいじゃない
と、思ったことがきっかけだったそうで、
(志茂田景樹さんは、世間の常識ではあまり良くないとされている柄物のファッションが、パンチ力があって好きなのだそうです)
けっこう、この2人の独特のファッションを気に入っている人たちもいると思うんで、彼らの世界観を世に提供することで、ひとつの特別なテンションのある空間をつくれるんじゃないかなと。
と、語っており、
「Travis Japan」の松倉海斗さんと「ジャニーズWEST」の神山智洋さんには、独特のファッションをもっと世の中に発信していってほしいと思っているのだそうです。
ド派手なファッションが好きだという神山智洋さん。
志茂田景樹がジャニーズにハマった切ない理由
そんな志茂田景樹さんは、やがて、「トラジャ」と「ジャニーズWEST」が気になるようになり、ネットで歌を聴いたり、YouTubeを見たりするうちに、どんどん、ファンになっていったそうですが、
実は、志茂田景樹さんは、「トラジャ」や「ジャニーズWEST」に惹かれているのは、体の自由がきかなくなった自身の「代理人」のような役割もあると感じているそうで、
志茂田景樹さんは、近年の「推し活ブーム」の話の中で、
ある意味でいうと、「推し活」というのは手っ取り早いんですね。高齢者の方はともかくとして、今はスマホ一つあればいろんなものの申請なんかも簡単にできる。その手軽さと「推し」を持つことが結びついている気がしないでもないですね。
胸の中に「推し」を入れておいて、つらいときに推しが歌ってくれたり、話しかけてくれたりして元気をもらえる。それがネットやスマホのおかげで手軽になった。そういう部分で、今の人たちは「推し」を大事にしているんじゃないかと思いますね。
僕もそういうところがあるんです。今は車いす生活だから、誰かが僕の好きそうな服を教えてくれても、それを着て外出する機会がないわけですよ。
だから僕も人には言えない「推し」を胸に秘めていて、頭の中でその服を「推し」に着せて僕の代わりに外出させている。そういう代理人作用もあるので、「推し」というものが社会で人々から求められているのかなと思います。
と、語っており、
自身の好きなファッションと似ている、松倉海斗さんや神山智洋さんを分身のように感じているのかもしれません。
1976年、「やっとこ探偵」で小説現代新人賞を受賞して作家デビューすると、1980年には、「黄色い牙」で直木賞を受賞し、以後、作家として活動するかたわら、バラエティー番組にも数多く出演するなどタレントとしても活躍している …