1972年、ロックバンド「キャロル」のギタリストとして、ファーストシングル「ルイジアンナ」でデビューすると、革ジャンにリーゼントというスタイルで一斉を風靡し、1975年に「キャロル」解散後は、ブルース・ギターを通し、シンガーソングライターとして活動している、内海利勝(うちうみ としかつ)さん。

そんな内海利勝さんは、中学生の時、ブルース・ロックを知って夢中になり、ギターを始めると、高校生の時には、バンドを組んで音楽活動をし、大学進学後はセミプロバンドで活動していたそうですが、

そんな中、矢沢永吉さんと知り合うと、矢沢永吉さんからバンドを一緒にやろうと熱心に誘われたといいます。

今回は、内海利勝さんの若い頃(生い立ち)から矢沢永吉さんとの出会いまでをご紹介します。

内海利勝

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内海利勝のプロフィール

内海利勝さんは、1953年5月30日生まれ、

神奈川県の出身、

血液型はA型、

学歴は、
神奈川県立柏陽高校
⇒関東学院大学卒業

ちなみに、「内海利勝」は本名です。

内海利勝は小学4年生の時に教会でピアノを習い始めていた

内海利勝さんが幼い頃は、神奈川県鎌倉市の材木座海岸の波音を聴くなど、自然を感じながら育ったそうで、

小学4年生の時には、鎌倉市内の教会でピアノを習い始めたそうです。

内海利勝は中学時代にブルース・ロックに夢中になりギターを始めていた

そんな内海利勝さんは、中学生の時には、ジョン・リー・フッカーなどのブルース・ロックを知って夢中になり、ギターを始めたそうですが、バスケットボール部にも所属し、私立高からスポーツ推薦の誘いが来るほど活躍したといいます。

(高校時代にエリック・クラプトンに憧れてギターを始めたという話も)

ちなみに、内海利勝さんは、ブルース・ロックに夢中になった理由について、

当時バンドはフォークソングを弾いたり、ロックといっても曲をカバーしたりするグループばかり。ガキっぽく感じていた

と、語っています。

内海利勝の高校時代はバンドを組んで由比ケ浜の海の家で演奏していた

そして、高校進学後は、ボウリング場でバイトを始めると、そのバイト代でポール・バターフィールドなどのレコードを買い漁るほか、

自身もバンドを組み、メンバーの家を順番に巡って練習したそうで、夏には自宅近くにある由比ケ浜の海の家で演奏したそうです。

ちなみに、内海利勝さんは、この頃、(若気の至りで)学生服姿のままパチンコ店に入り、パチンコをしていたそうですが、ある時、後ろから玉を足してくれる人がいたことから、振り向くと、担任の先生が立っていたそうで、

内海利勝さんは、

翌日の学校でこっぴどく叱られたけど、最後は『学ランは着ないでくれよ。みっともないからな』。おおらかな時代でした

と、語っています。

内海利勝は大学在学中はセミプロバンドで活動していた

そんな内海利勝さんは、音楽を職業にして生きようと決意していたそうで、親の手前、高校卒業後は関東学院大学に進学したそうですが、

実は、セミプロバンドとして活動していたそうで、大学はしょっちゅう休んでいたそうです。

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内海利勝は大学在学中に矢沢永吉と出会うとその日に熱心にバンドの誘いを受けていた

そんな中、1972年6月のある日のこと、内海利勝さんは、パチンコ帰りの電車の中で、音楽関係の友人と偶然出会ったそうですが、この時、その友人と一緒にいたのが、矢沢永吉さんだったといいます。

(通っていた大学からの帰り、横須賀線に乗って鎌倉駅で降りた時だったという話も)

そして、矢沢永吉さんから、突然、

ギターうまいらしいね?

と、声をかけられたそうで、

一緒にバンドをやろうと誘われたそうですが・・・この時は断ったそうです。

(矢沢永吉さんによると、内海利勝さんと初めて会った時、一目見て内海利勝さんを気に入ったのだそうです)

ただ、その日、一晩中、矢沢永吉さんから説得されたそうで、内海利勝さんは、矢沢永吉さんの、バンドに対する、信念、情熱、純粋さに圧倒され、ついに、「とりあえず3ヶ月」という約束で、バンドを一緒にやることを同意したそうで、矢沢永吉さんともう1人の3人で音楽活動を開始したのだそうです。

(矢沢永吉さんは、1972年4月から、川崎駅近くのイトウ楽器店に自ら書いた貼り紙で募集をしており、その後も引き続き、メンバーを募集していたそうです)

ちなみに、内海利勝さんは、矢沢永吉さんとの出会いについて、

ある日、マッシュルームカットでバミューダパンツ姿の、疲れた感じのオッサンが突然話しかけてきたんです。1972年の6月だったかな。それが永ちゃん(矢沢永吉さん)との最初の出会いでした。

と、語っています。

「内海利勝の若い頃はキャロル!ソロ後のレゲエほか代表曲やアルバムを時系列まとめ!」に続く

お読みいただきありがとうございました

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