アルトサックス奏者として、国内外の様々なミュージシャンとセッションを重ねるほか、楽曲提供やプロデュース業も行うなど、幅広く活動している、石崎忍(いしざき しのぶ)さん。
そんな石崎忍さんは、往年の名優・佐分利信さんを祖父に、石崎二郎さんを父親に持つのですが、
今回は、石崎忍さんの、若い頃から現在までの活動や経歴を生い立ちからご紹介します。
石崎忍のプロフィール
石崎忍さんは、1973年生まれ、
東京都の出身、
学歴は、
早稲田中学校
⇒早稲田高校
⇒バークリー音楽院卒業、
ちなみに、「石崎忍」は本名です。
石崎忍の祖父は佐分利信、父親は石崎二郎
そんな石崎忍さんは、
祖父が、俳優の佐分利信さん、
父が、俳優の石崎二郎さん、
母が、声楽家の竹村靖子さん、
という、芸能一家です。
石崎忍は小学生時代は「ビクター少年合唱団」で活動していた
石崎忍さんは、お父さんで俳優の石崎二郎さんとお母さんで声楽家の竹村靖子さんのもと誕生すると、
小学生時代は、「ビクター少年合唱団」で活動し、藤原歌劇団のオペラ「トスカ」に出演したこともあったそうです。
石崎忍は中学生時代に渡辺貞夫に憧れアルトサックスを始めていた
そんな石崎忍さんは、中学校に進学後は、ジャズサクソフォーン奏者の渡辺貞夫さんに憧れ、アルトサックスを始めると、
高校進学後には、西尾健一さん、塩田哲嗣さん、井川晃さん、井上功一さんら、名だたる国内ジャズ演奏家のとの出会いによって、腕が磨かれたそうで、浅草ジャズコンテストで金賞を受賞したそうです。
石崎忍は高校卒業後は音楽大学バークリー音楽院に入学していた
そして、1992年、高校卒業後は、アメリカ・ボストンにある世界最高の音楽大学「バークリー音楽院」に入学すると、
在学中には、サクソフォーン奏者のビル・ピアースさんとジョージ・ガゾーンさんに師事し、ジャズトランペット奏者の岡崎好朗さん、ジャズピアニストの百々徹さんらとセッションを重ねたそうです。
(卒業時にはウッド・ウィンド・アチーヴメント賞を受賞しています)
石崎忍は「バークリー音楽院」卒業後は様々なミュージシャンとセッションを重ねていた
さらに、「バークリー音楽院」卒業後の1996年春(石崎忍さん23歳)には、ニューヨークに移ると、ジェームス・ハートさん、エリック・マクファーソンさん、クラーレンス・ベンさん、アルベスター・ガーネットさん、井上陽介さん、中村健吾さんらと共演するなど、様々なミュージシャンとセッションを重ねたそうです。
石崎忍は27歳の時にルーツ音楽院の講師を務めていた
そして、1997年に帰国後は、
- 大野雄二さんの「ルパン三世」のアルバムレコーディングに参加
- 世良譲さんのアルバムレコーディングに参加、コンサート出演
- ジャズヴァイオリニスト・寺井尚子さんのツアー、レコーディングに参加
- 日野賢二さんのBLUE NOTEツアーに参加
- 「BIG APPLE in NONOICHI」に参加(井上 智さん、バリー・ハリスさん、秋吉敏子さん、ジョン・ファデスさん、ジェームス・ムーディーさん、ジュニア・マンスさん、ロン・カーターさんらと共演)(1999年より)
と、多方面で活動し、
海外のサックス奏者が来日した際には、ワークショップ時の通訳を務めるほか、2000年からは、ルーツ音楽院の講師も務めているそうです。
石崎忍の現在は?
そんな石崎忍さんは、2014年、41歳の時には、再びニューヨークに移住し、エリック・レモンさん率いる「ブラウンストーンジャズ」のハウスバンド(ライブ・ハウスの座付きバンド)として活動するかたわら、
海野雅威さんのバンドのメンバーとしても、ジャズクラブ「ファットキャット」に出演するなど、他のミュージシャンとセッションをし、
2017年に帰国後は、他のミュージシャンとのセッションのほかにも、ヒップホップ生バンド「DA-Dee-MiX」への楽曲提供やプロデュースも手掛けるなど、ジャンルを問わず音楽活動を続けています。