1949年にデビューして以来、70年以上に渡って数多くの作品に出演すると、90歳を回った2022年にも「峠 最後のサムライ」「島守の塔」などの映画に出演するなど、現在もなお現役で活躍中の、香川京子(かがわ きょうこ)さんですが、プライベートはどのようなものだったのでしょうか。今回は、そんな香川さんの、ご主人とお子さんをご紹介します。
「香川京子のデビューからの出演ドラマ映画CMを画像で!」からの続き
夫は読売新聞の記者・牧野拓司
香川さんは、1963年、読売新聞の記者だった牧野拓司さんと結婚しています。
牧野拓司さんと香川さん。
牧野さんとは、香川さんが読売新聞の連載記事の写真モデルになったことがきっかけで、知り合い、結婚に至ったそうで、香川さんは、結婚後も女優業を続けつつ、1965年には長女を出産しているのですが、
その後、特派員となったご主人が、仕事の関係でニューヨークに赴任することになると、香川さんも、女優とは違う人生も経験したいと、ご主人と共にニューヨークに移り住み、3年ほど女優業を休業したそうです。
ニューヨークで3年間主婦をしていた
そんな香川さんは、ニューヨークでの生活について、
生後4カ月の長女を連れて、向こうで長男を産みました。母も1年間一緒にいてくれて、家事や子育てを一から教わりました。日本人家族とも仲良くなって、子供たちもよく遊んでもらいました
アメリカでは、ご近所とのおつきあいもフランクでしたし、普通の主婦として暮らせたことは、大きな経験になりました。お料理もいろいろ教わって(笑)
それまで、私、台所に入る時間、なかったですからね。何もできなかったんですよ。だから主婦の勉強を3年間させていただいた留学時期でした。楽しかったですね。
と、語っており、
このニューヨークの3年間の経験で、お母さん役や先生役がずっと楽になったそうで、女優としての転機にもなったそうです。
息子は東大?娘は?
ちなみに、2013年に結婚50周年を迎えたという牧野さんとの間には、男の子と女の子が一人づつ誕生しているようですが、
娘さんが1965年に誕生し、息子さんが1966年~1968年に誕生したという以外の情報はなく、二人とも一般人と思われます。
(息子さんは、東京大学卒のエリートだと噂されていますが、真偽は不明です)
また、香川さんには、お孫さんもいるようで、
今は孫にも恵まれて「東京物語」(小津安二郎監督作品)の両親の立場です。映画界に入って72年。今も公開作があるというのは、本当にうれしいことです
と、語っています。
さて、いかがでしたでしょうか。
香川京子さんの、
- 年齢は?出身は?身長は?
- 本名は?芸名の由来は?
- 少女時代は裕福な家庭で育つ
- 「ニューフェイス・ノミネーション」で応募者6000人の中から合格し映画界へ
- 「影を慕いて」の端役で映画デビュー
- 主にスター俳優の妹役で売り出される
- 「新東宝」では島耕二監督ほか先輩俳優やスタッフに可愛がられていた
- 成瀬巳喜男監督作品「銀座化粧」にも出演
- 「新東宝」を退社しフリーに
- 小津安二郎や溝口健二など名監督の映画に次々と出演
- 小津安二郎監督作品「東京物語」で憧れの原節子と共演
- 憧れの原節子との共演を果たすもあまり話は出来なかった
- 出演作品(映画)
- 出演作品(テレビドラマ)
- 出演作品(CM)
- 著書
- 受賞・受章歴
- 「サイレント・プア」でゴミ屋敷の住人を演じていた
- 夫は読売新聞の記者・牧野拓司
- ニューヨークで3年間主婦をしていた
- 息子は東大?娘は?
について、まとめてみました。
かつて、映画黄金期に、多くの巨匠たちから、様々な役で起用されたことについて、
個性のない普通の雰囲気が使いやすかったのだと思う
と、謙遜しつつ、近年は、自身のことを、映画黄金期の巨匠や名優たちの話を語り継ぐ「語り部」と語っている香川さんですが、そんな謙虚な人柄が、長年、オファーが途切れない大きな要因の一つに違いありません。
90歳を回る超高齢の香川さんですが、まだまだ、活躍してもらいたいものです。
「香川京子の生い立ちは?応募者6000人の中で合格していた!」