星由里子の死因は喫煙？最期の言葉は？お別れの会の加山雄三が泣ける！

１９９０年に、会社役員の男性と再々婚されて以来、京都に移住し、穏やかで幸せな日々を送られていた、星由里子（ほしゆりこ）さんですが、２０１８年、急死されます。そんな星さんの、患われていた病気、最期の言葉、お別れの会などについて、調べてみました。

「星由里子の夫は？子供は？3度の結婚歴に不倫も！」からの続き

心房細動～肺ガン（ステージ４）

星さんは、２０１７年秋、心臓が早く拍動する「心房細動」と診断されているのですが、

それでも、治療を続けながら、病のことは伏せ、２０１８年３月までに新作映画２本の撮影に参加するほか、３月下旬には所属事務所「東宝芸能」の懇親会で、司葉子さんらと旧交を温めるなど、仕事を続けておられたのですが、

２０１８年４月５日、２回目の心臓手術を受ける際（１回目はいつ頃受けられたのか不明）、手術前の検査で「肺ガン」が発覚。

精密検査の結果、５月２日には、「ステージ４」であることが判明し、５月７日に緊急入院されます。

（「ステージ4」は、ガンが初めにできた原発巣を超え、多臓器に転移している状態）

死因は？最期の言葉は？

そして、５月１６日、ご主人の清水正裕さんによると、星さんは、入院中の病院で、普通食のカレーライスを３口ほど食べた後、コンビニで買ってあった、大好物の杏仁豆腐を食べられたそうですが、

午後１０時頃、息苦しさを訴えられたため、ご主人が、星さんを正座させる形で背中をさすってあげると、１５分ほどして、星さんが、

ありがとう。だいぶ楽になったわ

と話されたそうで、その後もご主人は、引き続き背中をさすってあげたそうですが、５分ほど経った頃、星さんが、突然後ろに倒れて来たとのこと。

しかし、その時、すでに星さんの意識はなかったそうで、駆けつけた医師の処置も虚しく、そのまま亡くなったのでした。

死因は「心房細動及び肺ガン」。享年は７４歳でした。

ちなみに、清水さんは、取材に対し、

それが最期の言葉でした。ほとんど苦しまなかったことが救いです。病気の苦しみを全部忘れたような穏やかな顔です。

２人とも再婚同士なんですが、（星さんが）山田五十鈴先生の『香華』（1988年）という舞台に出演したのをきっかけに、私よりも先におふくろと仲良くなった。おふくろは９８歳で存命なんですが、「夫婦げんかをしたら家を出ていくのはあなたよ」と言われていたくらい、よく世話をしてくれた。

世間では大女優といわれますが、掃除やご飯、私やおふくろの世話と、本当によくしてくれた。気さくで心優しい、いい人間でした。私にとって星は宝です。宝物がなくなってしまった。

と、悲しみをこらえて語っておられました。

お別れの会

そして、２０１８年９月１４日、「星さんを偲ぶ会」が、東京・帝国ホテルで開かれると、加山雄三さん、北島三郎さん、里見浩太朗さん、宝田明さん、司葉子さん、名取裕子さんら２２０人が参列。

（左から）司葉子さん、加山雄三さん、北島三郎さん、里見浩太朗さん、宝田明さん。

１９８９～１９９２年に「２時のワイドショー」で、星さんとともに司会を務めた、羽川英樹アナウンサー（元読売テレビ）が司会進行役を務められ、星さんの生前の映像がスクリーンに映し出される中、

「若大将シリーズ」で星さんの恋人役を演じられた加山雄三さんは、

（星さんの死を）まだ僕は受け止められません。

実は昨日、ハワイの仕事から帰国しました。若大将撮影現場のワイキキビーチを通った時、懐かしく、美しいワイキキの夕陽に一瞬、時間が止まったような錯覚を覚えました。

美しく清潔感あふれる相手役を務めてくれたからこそ、今の加山雄三は存在しています。君との作品は僕の財産。いい思い出をたくさん、ありがとう。どうか安らかにお休みください。君といつまでも。

と、星さんに語りかけられたのでした。