若い頃は、及川光博似のイケメンで、玉砕スーツに身を包み、放送禁止用語連発の軍国調演説で、若い世代を中心にカリスマ的な人気を誇った、鳥肌実(とりはだ みのる)さん。現在は、だいぶポッチャリとされているようです。
「鳥肌実の若い頃は?自己紹介(廃人演説)が面白過ぎる!愛車は霊柩車!」からの続き
右翼的ヴィジュアル&言動でカリスマ的な人気に
1995年、「オウム地下鉄サリン事件」で、オウムの南青山総本部の前に集結した報道陣に対し、カメラの目の前で、「日の丸玉砕ダンス」を踊り、機動隊に取り押さえられた鳥肌さんですが、
その後、しばらくは、「卒倒ライブ」という一人芝居をされ、
1999年、日比谷野外音楽堂では、
今朝、わたくし、目を覚ましますと、枕元に夏みかんが4つ置いてありました。
おやおや、もうそんな季節かと思い、夏みかんを4つ食べ終えると、思い切ってお布団の外に飛び出してみました。
42歳、厄年。
もっず系猛禽類。
自称、鳥の調教師。
フルーツ好きの日本共産党員でございます。
と、演説方式の漫談、「廃人演説」を披露されると、
「皇居に向って敬礼」
「欲しがりません勝つまでは」
「ニイタカヤマノボレ」
などの文字が刺繍(ししゅう)された、通称「玉砕スーツ」を着用したビジュアルや、
右翼的な言動が、若い世代を中心にカリスマ的な人気となり、2000年からは、「全国時局講演会」と、銘打ったライブで、全国ツアーを展開。
北は樺太から南は尖閣諸島に至るまで、日本全土168箇所で、演説活動を行われました。
(ちなみに、放送禁止用語を連発する芸風のため、地上波のテレビ番組にはほとんど出演されていません。)
出演作品(映画)
そんな鳥肌さんは、お笑いとしての活動と並行して、俳優としても活動されていますので、ここで、鳥肌さんの主な出演作品をご紹介しましょう。
映画では、
2000年「けものがれ、俺らの猿と」
2001年「美脚迷路」
2002年「浅草キッドの 浅草キッド」
2003年「魂のアソコ」
「けものがれ、俺らの猿と」より。鳥肌さんと永瀬正敏さん。
2004年「デビルマン」
2005年「タナカヒロシのすべて」
2006年「恋するイノセントマン」
2008年「GOTH」
「タナカヒロシのすべて」より。ユンソナさんと鳥肌さん。
2009年「白日夢」
2010年「名前のない女たち」
2011年「蜘蛛の糸」
2013年「冴え冴えてなほ滑稽な月」
2016年「少女椿」
「蜘蛛の糸」より。平幹二朗さんと鳥肌さん。
出演作品(テレビドラマ)
テレビドラマでは、
2002年「愛と青春の宝塚」
「新・ズッコケ三人組」
「私立探偵 濱マイク」
「演技者。」
2006年「時効警察」
2012年「大河ドラマ大作戦」
「時効警察」より。鳥肌さんとオダギリジョーさん。
などに出演されています。
現在は?
さて、全盛期は、痩せ型で狂気に満ちた顔立ちから、「玉砕スーツ」がとても良く似合っていた鳥肌さんですが、2010年頃から太り始めると、「玉砕スーツ」も着れなくなってしまったようで、
2014年に肉体改造に取り組み、鍛え抜かれたマッチョな肉体に変身するも、体型も演説も全盛期には程遠く、
最近は、本当に右翼団体の世界に行ってしまったという話もあり、ライブ活動も激減。(もともとはノンポリを公言されていました。)
左が2002年全盛期の頃、中央が2012年、右が2014年肉体改造時。
いったい、鳥肌さんは、どこへ向かおうとしているのでしょうか?
そんな鳥肌さんからは、ある意味、目が離せません♪