1973年、24歳の時に、「劇団四季」の舞台でデビューして以来、50年以上も舞台俳優として活躍し続けている、市村正親(いちむら まさちか)さんですが、テレビドラマや映画にも数多く出演されています。今回は、そんな市村さんの出演作品を画像を交えてご紹介します。

「市村正親は鹿賀丈史とは「劇団四季」の同期でライバル視していた!」からの続き

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出演作品(映画)

それではここで、市村さんのデビューからの主な出演作品をご紹介しましょう。

映画では、

1996年「涙になりたい」
2004年「ホテル ビーナス」
2006年「ベロニカは死ぬことにした」
2010年「十三人の刺客」
2011年「ステキな金縛り」


「ホテル ビーナス」より。

2012年「テルマエ・ロマエ」
     「愛と誠」
     「のぼうの城」
2013年「劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL」
2014年「テルマエ・ロマエ2」


「のぼうの城」より。

2016年「高台家の人々」
2017年「泥棒役者」
2021年「燃えよ剣」
     「劇場版 ルパンの娘」
     「そして、バトンは渡された」


「燃えよ剣」より。

出演作品(テレビドラマ)

テレビドラマでは、

1980年 NHK大河ドラマ「獅子の時代」
1981年「微笑天使」
1999年「古畑任三郎 3rd season『絶対音感殺人事件』」
2002年「真夜中のアンデルセン」
2003年「HR」第18話


「獅子の時代」より。市村さん(左)と加藤剛さん(右)。

2004年「砂の器」
2006年「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」
2007年「バンビ〜ノ!」
     「ハタチの恋人」
2008年「金曜プレステージ『和田アキ子物語』」


「バンビ〜ノ!」より。

2011年 NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」
     「JIN-仁- 完結編」第1話
     「ヤング ブラック・ジャック」
     「王様の家」


「江〜姫たちの戦国〜」より。

2012年「月曜ゴールデン『伝説の監察医 オニグマの事件簿』シリーズ」
     「蛇蝎のごとく」
     「ATARU」
2013年「王様の家スペシャルドラマ」
     「Oh,My Dad!!」第4話 第5話 第9話 最終話


「Oh,My Dad!!」より。市村さんと織田裕二さん。

2016年 NHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」
2017年「嘘の戦争」
     「北風と太陽の法廷」
     「検証捜査」
     「最後の同窓会」


「べっぴんさん」より。

2019年「家康、江戸を建てる」
     「集団左遷!!」
     「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」
2020年「必殺仕事人2020」
     「必殺仕事人2020」
     「ルパンの娘 第2シリーズ」最終話
2021年「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」


「ルパンの娘 第2シリーズ」

出演作品(舞台)(劇団四季)

舞台では、

「劇団四季」で、

1973年「イエス・キリスト=スーパースター」(後に「ジーザス・クライスト=スーパースター」)
     「ゆかいなどろぼうたち 」
1974年「ウエストサイド物語」
     「キューちゃんの鐘」


「ジーザス・クライスト=スーパースター」より。鹿賀丈史さん(左)と市村さん(右)。

1975年「ヴェローナの恋人たち」
     「雪ん子 」
1975~1976年「エクウス」
1976年「ジーザス・クライスト=スーパースター」
     「ブレーメンの音楽隊」
     「エクウス」
     「青い鳥」


「エクウス」より。

1977年「ジーザス・クライスト=スーパースター」
     「ヴェニスの商人」
     「ウエストサイド物語」

1978年「カッコーの巣をこえて」
     「エクウス」
     「王様の耳はロバの耳」
     「ヴェニスの商人」
     「ひばり」
     「ウエストサイド物語」

1979年「ジーザス・クライスト=スーパースター」
     「越路吹雪ドラマチックリサイタル」
     「ウエストサイド物語」
     「リトル・ナイト・ミュージック」
     「人間になりたがった猫」
     「コーラスライン」
     「青い鳥」


「コーラスライン」より。

1980年「コーラスライン」
     「かもめ」
     「エレファントマン」
1981年「ジーザス・クライスト=スーパースター」
     「エレファントマン」
     「エクウス」
     「人間になりたがった猫」
     「コーラスライン」


「エレファントマン」より。市村さん(左)と三田和代さん(右)。

1982年「エビータ」
     「コーラスライン」
     「アプローズ」
     「人間になりたがった猫」
1982~1983年「エビータ」

1983年「ユリディス」
     「アプローズ」
     「アンデルセン物語(後に「ハンス」) 」
     「フェードル」
     「ジーザス・クライスト=スーパースター」
     「人間になりたがった猫」
     「エクウス」

1984年「キャッツ」
     「日曜はダメよ!」
     「人間になりたがった猫」
1985年「トロイ戦争は起こらないだろう」
     「コーラスライン」
1985~1986年「ドリーミング」

1986年「キャッツ」
     「エクウス」
     「オーファンズ -孤児たち- 」
     「コーラスライン」
     「ロミオとジュリエット」

1987年「キャッツ」
     「ハンス」
     「ロミオとジュリエット」
     「ジーザス・クライスト=スーパースター」
     「夢から醒めた夢」
     「コーラスライン」
     「オーファンズ -孤児たち-」

1988年「35ステップス」
     「オペラ座の怪人」
     「ハンス」
1989年「M.バタフライ」
     「夢から醒めた夢」
1990年「M.バタフライ」
     「ハンス」
     「エクウス」


「オペラ座の怪人」より。

出演作品(舞台)(劇団四季退団後)

「劇団四季」退団後は、

1991年「おちも堕ちたり」
     「ラヴ・レターズ」
1992年「ミス・サイゴン」
1993年「ミス・サイゴン」
     「キャバレー」
     「ラ・カージュ・オ・フォール」

1994年「ラヴ」
     「お夏狂乱」
     「そして誰もいなくなった」
     「キャバレー」
     「スクルージ」

1995年「回転木馬」
     「越前竹人形」
     「SHE LOVES ME」
1996年「ラヴ」
     「回転木馬」
     「蜘蛛女のキス」
     「クリスマス・キャロル」

1997年「SHE LOVES ME」
     「市村座 唄う旗揚げ公演」
     「ラヴ・レターズ」
     「ラ・カージュ・オ・フォール」
     「スクルージ」
    
1998年「ザッツ・ジャパニーズ・ミュージカル」
     「ミザリー」
     「蜘蛛女のキス」
     「モーツァルトの手紙」
     「市村座」
     「SHE LOVES ME」
     「クリスマス・キャロル」

1999年「リチャード三世」
     「ラ・カージュ・オ・フォール」
     「ART」
     「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」
     「KUNISADA国定忠治」
     「ラヴ・レターズ」
     「唄う市村座」
     「スクルージ」

2000年「ニジンスキー」
     「時は…今」
     「市村座」
     「ザッツ・ジャパニーズ・ミュージカル」
     「星の王子さま」
     「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」
     「芸・話・人」
     「シラノ・ザ・ミュージカル」

2001年「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」
     「老妓抄」
     「ART」
     「平成市村座」
     「ハムレット」
     「桜の園」
     「クリスマス・キャロル」

2002年「You Are The Top〜今宵の君」
     「hank you! Broadway!」
     「ストーンズ・イン・ヒズ・ポケッツ」
     「海の上のピアニスト」
     「Thank you! Broadway! Vol. 2」
     「モーツァルト!」

2003年「ペリクリーズ」
     「ペリクリーズ (ロンドン公演)」
     「海の上のピアニスト」
     「オモチャ箱」
     「リチャード三世」

2004年「屋根の上のヴァイオリン弾き」
     「新市村座」
     「ミス・サイゴン」
     「クリスマス・キャロル」

2005年「デモクラシー」
     「モーツァルト!」
     「ペール・ギュントの旅」
     「モーツァルト!」

2006年「屋根の上のヴァイオリン弾き」
     「ライフ・イン・ザ・シアター」
     「ダンス・オブ・ヴァンパイア」
     「ペテン師と詐欺師」
2007年「スウィーニー・トッド」
     「氷屋来たる」
     「ヴェニスの商人」
     「モーツァルト!」

2008年「ペテン師と詐欺師」
     「ミス・サイゴン」
     「キーン」
     「ラ・カージュ・オ・フォール」

2009年「ミス・サイゴン」
     「炎の人」
     「屋根の上のヴァイオリン弾き」
     「ANJIN イングリッシュサムライ(後に「家康と按針」)」


市村さん(左)とオーウェン・ティールさん(右)。

2010年「それぞれのコンサート」
     「キャンディード」
     「ロックンロール」
     「モーツァルト!」
2011年「スウィーニー・トッド」
     「炎の人」

2012年「ラ・カージュ・オ・フォール」
     「エンロン」
     「ミス・サイゴン」
     「家康と按針」

2013年「家康と按針(ロンドン公演)」
     「屋根の上のヴァイオリン弾き」
     「スウィーニー・トッド」
     「それからのブンとフン」
     「スクルージ」


「スウィーニー・トッド」より。市村さんと大竹しのぶさん。

2014年「ラブ・ネバー・ダイ」
     「ミス・サイゴン」
     「モーツァルト!」
2015年「ラ・カージュ・オ・フォール」
     「ART」
     「NINAGAWA マクベス」
     「プリンス・オブ・ブロードウェイ」※声のみの出演
     「スクルージ」


「NINAGAWA マクベス」より。

2016年「スウィーニー・トッド」
     「第54回パリ祭 シャンソンの祭典」※ゲスト出演
     「市村座2016」
     「ミス・サイゴン」
2017年「紳士のための愛と殺人の手引き」
     「NINAGAWA マクベス」※6月香港
     「NINAGAWA マクベス」
     「屋根の上のヴァイオリン弾き」

2018年「ラ・カージュ・オ・フォール」
     「市村座2018」
     「モーツァルト!」
     「NINAGAWA マクベス」
     「生きる」


「生きる」より。

2019年「ラブ・ネバー・ダイ」
「ドライビング・ミス・デイジー」
「スクルージ」


「ラブ・ネバー・ダイ」より。濱田めぐみさんと市村さん。

2020年「ラヴ・レターズ」
     「ミス・サイゴン」※公演中止
     「THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE」
     「スジナシBLITZシアター」
     「生きる」
     「ホリプロミュージカル・コンサート」
2021年「屋根の上のヴァイオリン弾き」
     「モーツァルト!」※公演一部中止


「屋根の上のヴァイオリン弾き」より。

ほか、数多くの作品に出演されています。

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受賞・受章歴

また、そんな市村さんは、

1980年には、「かもめ」「エレファントマン」で、「第18回 ゴールデン・アロー賞演劇賞」

1983年には、「ユリディス」で、「第34回 芸術選奨文部大臣賞新人賞」

1992年には、「ミス・サイゴン」で、「第18回 菊田一夫演劇賞大賞」「第47回 文化庁芸術祭賞」

1998年には、「ラ・カージュ・オ・フォール」「スクルージ」で、「第19回 松尾芸能賞演劇優秀賞」

2002年には、「海の上のピアニスト」「モーツァルト!」で、「第10回 読売演劇大賞優秀男優賞」
「海の上のピアニスト」で、「第53回 芸術選奨文部科学大臣賞」


「ミス・サイゴン」より。

2004年には、「ミス・サイゴン」で、「第12回 読売演劇大賞優秀男優賞」

2005年には、「ミス・サイゴン」で、「第30回 菊田一夫演劇賞大賞」

2008年には、「キーン」「ラ・カージュ・オ・フォール」「第8回 朝日舞台芸術賞秋元松代賞」「第16回 読売演劇大賞優秀男優賞」

2009年には、「炎の人」で、「第17回 読売演劇大賞最優秀男優賞」「第44回 紀伊國屋演劇賞個人賞」

2017年には、「紳士のための愛と殺人の手引き」「NINAGAWAマクベス」で、「第25回 読売演劇大賞優秀男優賞」


「紳士のための愛と殺人の手引き」より。柿澤勇人さん(左)と市村さん。

など、数々の俳優賞を受賞するほか、

2007年には、「第44回 ゴールデン・アロー賞演劇賞」、2011年には、「第2回 岩谷時子賞特別賞」、2016年には、「第2回 森光子の奨励賞」に輝いています。

そして、2007年には、「春の紫綬褒章」、2019年には、「春の旭日小綬章」も受章されています。

「市村正親の最初の妻は女優の八重沢真美!」に続く

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