1973年、テレビドラマ「時間ですよ(第3シリーズ)」でデビューして以来、数々のテレビドラマや映画に出演している、浅田美代子(あさだ みよこ)さん。今回は、そんな浅田さんの出演作品を画像を交えてご紹介します。
「浅田美代子は明石家さんまのお陰で再ブレイクしていた!」からの続き
出演作品(映画)
それではここで、浅田さんのデビューからの主な出演作品をご紹介しましょう。
映画では、
1973年「ときめき」
1974年「あした輝く」
「しあわせの一番星」
1975年「陽のあたる坂道」
1987年「フリーター」
「ときめき」より。栗田ひろみさん(左)と浅田さん(右)。
1991年「息子」
「激走トラッカー伝説」
1994~2009年「釣りバカ日誌7 – 20」
1995年「大夜逃 夜逃げ屋本舗3」
2001年「走れ!イチロー」
「釣りバカ日誌」より。(左から)西田敏行さん、三國連太郎さん、浅田さん。
2004年「銀のエンゼル」
2006年「愛の流刑地」
「赤い鯨と白い蛇」
「LOVE MY LIFE」
「オトシモノ」
「佐賀のがばいばあちゃん」
2007年「赤い文化住宅の初子」
「Mayu -ココロの星-」
2008年「歓喜の歌」
「受験のシンデレラ」
2009年「僕らのワンダフルデイズ」
「僕らのワンダフルデイズ」より。(左から)竹中直人人さん、浅田さん、貫地谷しほりさん。
2010年「きな子〜見習い警察犬の物語〜」
「ばかもの」
2011年「シェアハウス」
2012年「ツナグ」
2014年「カラアゲ☆USA」
「0.5ミリ」
「0.5ミリ」より。
2015年「さいはてにて-やさしい香りと待ちながら-」
「あん」
2017年「リンキング・ラブ」
2019年「エリカ38」
2020年「朝が来る」
2020年「日本独立」
「おかえり ただいま」
「リンキング・ラブ」より。浅田さん(左)と石橋杏奈さん(右)。
「おかえり ただいま」より。浅田さん(左)と斉藤由貴さん(右)。
出演作品(テレビドラマ)
テレビドラマでは、
1973年「時間ですよ 第3シリーズ」
1974年「寺内貫太郎一家」
1974~1975年「時間ですよ・昭和元年」
1975年「花吹雪はしご一家」
1976年「大都会 闘いの日々」第6話
「時間ですよ 第3シリーズ」より。浅田さん(左)と森光子さん(右)。
1983年「もういちど結婚」
1984年「くれない族の反乱」
1985年「花田春吉なんでもやります」
1986年「銀河テレビ小説 続・たけしくん、ハイ!」
1987年「おんなは一生懸命」
「もういちど結婚」より。浅田さんと藤竜也さん。
1988年「家と女房と男の名誉」
1989年「マイ・アンフェア・レディ!? 百億円の女相続人」
1990年「ゴリラ・警視庁捜査第8班」最終話
1991年 名探偵・金田一耕助シリーズ(13)「八つ墓村」
1992年「眠れない夜をかぞえて」
1993年「ちょっと危ない園長さん」
1994年「女の言い分」
1996年「恋も2度目なら」
1998年「WITH LOVE」
1999年「ベストフレンド」
「WITH LOVE」より。
2000年「切り裂かれた夫婦」
2001年「松本清張特別企画・影の車」
2002年 NHK朝の連続テレビ小説「さくら」
2003年「嫁はミツボシ。」
2004年 NHK大河ドラマ「新選組!」
「松本清張特別企画・影の車」より。(左から)浅田さん、風間杜夫さん、原田美枝子さん、山田一樹さん。
「新選組!」より。
2005年「女系家族」
2006年「塀の中の懲りない女たち2」
2007年 NHK大河ドラマ「風林火山」
2008年「オトコマエ!」
2011年「誰(タレ)よりも君を愛す!」
「女系家族」より。(左から)高島礼子さん、瀬戸朝香さん、香椎由宇さん、浅田さん。
2012年「悪女について」
2013年「書店員ミチルの身の上話」
2014年 NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」
2014年「家族狩り」
2015年「残念な夫。」
2016年「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」
「花子とアン」より。
「家族狩り」より。浅田さん(左)と松雪泰子さん(右)。
2017年「PTAグランパ!」
2018年「PTAグランパ2!」
2019年「アロハ・ソムリエ」
2020年「病院の治しかた〜ドクター有原の挑戦〜」
2021年「最愛」最終話
「最愛」より。
ほか、数多くの作品に出演されています。
釣りバカ日誌の浜崎みち子役は当初オファーを受けるか迷っていた
ところで、浅田さんは、1994から2009年(最終作)まで、「釣りバカ日誌シリーズ」の主人公「ハマちゃん」の妻で、二代目「みち子」役を演じているのですが、実は、オファーが来た時は、正直、受けるかどうか迷ったといいます。
というのも、浅田さんは、「釣りバカ日誌7」からの出演だったため、(「6」までは違う人がやっていたことから、どうしても前に演じた人の印象が残るため)「前の方が良かった」と言われることが嫌だったことほか、ベッドシーンもあると聞き、色気にも自信がなかったからだったそうですが、
原作者の北見けんいちさんから、
イメージは最初、浅田さんだったんですよ
と、言われたそうで、
これを聞いて、
あっ、できるかも
と、思い、引き受ける決心をしたのだそうです。
(浅田さんは、「釣りバカ日誌」の映画は観たことがなかったそうですが、たまたま、弟さんが漫画の原作を読んでいたことから、漫画の方は知っていたそうで、確かに、原作の「みち子」はポニーテール姿で、それほど色っぽい感じではないなと、納得したのだそうです(笑))
ちなみに、浅田さんは、そんな「釣りバカ日誌」について、
釣りバカは毎年必ず撮影があったので、お盆とかに実家に帰るみたいなイメージでしたね。『また今年も会えた』みたいな感じで。7作目から20作目まで、そんな感じで長く続きましたね。毎年毎年お家に戻ってきたっていう感じでした
と、語っています。
「エリカ38」で主演
ただ、そんな浅田さんも、2019年には、60歳を過ぎているにもかかわらず、38歳と偽り、その色気で次々と男たちを騙していく実在の女詐欺師の姿を描いた映画「エリカ38」で主演を務めています。
というのも、これは、デビュー作品の「時間ですよ(第3シリーズ)」の時から可愛がってもらっていたという樹木希林(2018年に他界)さんが、生前、浅田さんのために、自身初となる企画・制作した映画だったそうで、
浅田さんは、
最後まで私のことを気にかけてくださり、希林さんが手がけた最初で最後の企画で、私に45年ぶりの主演作『エリカ38』を遺してくれた。
まさかあんなことまで考えてくれていたなんて、思ってもみませんでした。役者として、少しずつでも恩返ししていかないといけないと感じています。
と、語っています。