お母さんの中村メイコさんが、子供に対して、夫の神津善行さんを「良き父親」と立てるのを見て育ったという、神津カンナ(こうづ かんな)さんですが、父・神津善行さんも、子供に対して、妻の中村メイコさんを「良き母親」として立てていたといいます。
「神津カンナは母・中村メイコとは何でも言い合える関係!」からの続き
中村メイコの「母親のポジション」は父・神津善行が作っていた
家庭の中で、お母さんが、お父さんを「良い父親」として守ろうとしているのを見て、いかに母親が「父親のポジション」を作ることが大事かを知ったというカンナさんですが、
逆に、「母親のポジション」は、お父さんが一生懸命作っていたそうで、参観日や遠足にお母さんが来ることができないと、(周りはほとんどお母さんたちだったため、居心地が悪かったであろうにもかかわらず)お父さんが代わりに来てくれ、
お母さんが来られないのは残念かもしれないが、お母さんの仕事というのはそういうものなのだ
と、説明してくれたそうです。
父・神津善行はいつも母・中村メイコをフォローしていた
また、お母さんからは、カンナさんが大人になってからも、仕事がうまくいかない時に八つ当たりされることがあり、思わず、カンナさんが、
本当に信じられない!おかしいんじゃないの、あの人!
と、批判めいたことを言っても、
お父さんは、
お母さんはそういう人なんだよ。だからこそ皆で守ってあげないとダメなんだよ
と、フォローしたそうで、
カンナさんは、著書「仕事美人は生き方上手」で、
それはあたかも、日頃、自分の父権を守り立ててくれている母に対するお返しのようでもあります。両親を見ていると、自分自身のポジションは、自分が守ろう作ろうとするのではなくて、お互いがお互いのポジションをサポートしていたという感じを非常に強く受けます。
と、綴っています。
当初は出来たばかりの東京タワーに連れて行ってもらえなかった
こうして、両親がお互いのポジションを守ろうとしていたことが、子供ながらに分かっていたというカンナさんですが、カンナさんが幼稚園に通っていた頃のこと、幼稚園の近くに東京タワーができ、その評判は大変なものだったそうで、
カンナさんも、お母さんに、
東京タワーに行きたい!行きたい!!
と、さんざん、おねだりしたそうですが、
(連日のように、幼稚園の子供たちが東京タワーに押しかけていたそうで、カンナさんもそれがうらやましかったそうです)
どれほど頼んでも、お母さんは東京タワーに連れて行ってくれなかったそうです。
(お母さんとしては、今でいう、ディズニーランドのような大勢の人が集まる人気スポットの東京タワーに行って、わざわざ、芸能人である自分の子供を人目にさらしたくなく、せっかく子供たちと触れ合える貴重な休みには、本を読んで聞かせたり、お弁当を持ってピクニックに行ったり、祖父母と一緒にドライブに行ったりと、有意義な過ごし方をしたいと考えていたのでした)
「神津カンナは幼くして芸能人の母をかばい嘘をついていた!」に続く