1975年、21歳の時、ゴルフのプロテストを受けて合格すると、1984年、30歳の時、「白竜湖ポカリスウェットオープン」で初優勝し、以降、日本ゴルフツアー通算15勝を達成した、「ジェット尾崎」こと尾崎健夫(おざき たてお)さん。

今回は、そんな尾崎健夫さんの若い頃から現在までの活躍や経歴を時系列順にご紹介します。

尾崎健夫

「尾崎健夫の生い立ちは?高校時代エースでドラフト3位も辞退していた!」

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尾崎健夫(ジェット尾崎)は21歳でプロテストに合格

高校時代、徳島県立海南高等学校で野球部に所属し、エースとして活躍すると、1971年、17歳の時には、プロ野球のドラフト会議でヤクルトアトムズ(現・スワローズ)から3位指名を受けるも、兄・ジャンボ尾崎(尾崎将司)さんの勧めで、辞退し、プロゴルファーになる決意をしたという尾崎健夫さんは、

高校卒業後は、兄・尾崎将司さんのもとに移り住み、ゴルフに取り組んだそうで、研修生活を経て、1975年、21歳の時には、プロテストを受けて合格し、翌1976年には、「フィリピンオープン」でツアーデビューしています。

尾崎健夫(ジェット尾崎)は30歳の時に初優勝すると、この年2勝し賞金ランク3位

尾崎健夫さんは、1984年、30歳の時、「白竜湖ポカリスウェットオープン」で初優勝と、遅咲きなのですが、この年には、「フジサンケイクラシック」でも優勝し、賞金ランク3位に入っています。

プロ初優勝時の尾崎健夫
1984年「白竜湖ポカリスウェットオープン」でプロ初優勝した時の尾崎健夫さん。

尾崎健夫(ジェット尾崎)は31歳の時には5勝し、2年連続で賞金ランク3位

そんな尾崎健夫さんは、1985年、31歳の時には、

  • 「美津濃オープンゴルフトーナメント」優勝
  • 「日本プロゴルフ選手権」優勝
  • 「サントリーオープンゴルフトーナメント」優勝
  • 「ABCカップ日米ゴルフ対抗戦」優勝
  • 「ゴルフ日本シリーズ」優勝

と、この年、5勝し、2年連続で賞金ランキング3位に入っています。

「ゴルフ日本シリーズ1985」優勝時の尾崎健夫
1985年「ゴルフ日本シリーズ」優勝時の尾崎健夫さん。

尾崎健夫(ジェット尾崎)は32歳から35歳で6勝

そして、尾崎健夫さんは、1986(32歳)から1989年(35歳)の間にも、

  • 1986年(32歳)「ブリヂストントーナメント」優勝
  • 1986年(32歳)「大京オープン」優勝
  • 1988年(34歳)「日本プロ選手権」優勝
  • 1988年(34歳)「サントリーオープン」優勝
  • 1989年(35歳)「三菱ギャラン」優勝
  • 1989年(35歳)「ジーンサラゼンジュンクラシック」優勝

と、確実に優勝を積み上げていき、6勝しています。

34歳の時にはAON(青木功、ジャンボ尾崎、中嶋常幸)を抑えて優勝

ちなみに、尾崎健夫さんは、1988年の「日本プロゴルフ選手権大会」では、初めて、「AON」(青木功さん、兄のジャンボ尾崎(尾崎将司)さん、中嶋常幸さん)がそろった試合で優勝しているのですが、

初日は3アンダーで29位タイと出遅れるも、2日目には通算6アンダーと追い上げ8位タイとし、3日目には通算12アンダーで単独6位と着実に順位を上げて、トップの兄・尾崎将司さんに2打差まで迫り、

迎えた最終日は、圧巻の通算17アンダーで15番ホールを終えると、

(兄・尾崎将司さんは、15番ホールを終え通算18アンダー、中嶋常幸さんは通算16アンダーでした)

16番ホールでイーグル、17番ホールでバーディを決め、通算20アンダーで、見事、逆転優勝を果たしています。

ちなみに、この年(1988年)、尾崎健夫さんは、持病の腰痛の影響で、本来の調子が出せなかったそうですが、

この日を待っていた。最終日はON中心の展開になると思うけど、最後にポンポンとひっかけて競りたい

と、意欲を語っており、まさに、言葉通りの展開となったのでした。

(この日、青木功さんは精彩を欠いており、兄・尾崎将司さんと中嶋常幸さんとの争いとなっていました)

尾崎健夫(ジェット尾崎)は36歳から46歳で2勝し通算15勝

そんな尾崎健夫さんは、1993年、39歳の時には、「テーラーメイドKSBオープンゴルフトーナメント」で優勝するも、その後は持病の腰痛などの影響で、優勝から遠ざかり、

2000年、46歳の時、「フジサンケイクラシック」で久しぶりに優勝し、通算15勝としています。

30代の尾崎健夫

尾崎健夫(ジェット尾崎)の現在はシニアツアーで通算5勝

そして、2004年、50歳で、シニアツアーに参加するようになると、

  • 2007年(53歳)「日本プロゴルフシニア選手権大会」優勝
  • 2008年(54歳)「ファンケルクラシック」優勝
  • 2009年(55歳)「ファンケルクラシック」優勝
  • 2014年(60歳)「コマツオープン」優勝
  • 2023年(69歳)「関東プロゴルフゴールドシニア選手権大会」優勝

と、シニアツアーで通算5勝を挙げるほか、

2009年、55歳の時には、シニアツアーで賞金王に輝いています。

「コマツオープン2014」優勝時の尾崎健夫
2014年「コマツオープン」優勝時の尾崎健夫さん。

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【動画】尾崎健夫(ジェット尾崎)の若い頃のスイング(ショット)が凄い

それでは、最後に、「ジェット尾崎」と言われる所以となった、尾崎健夫さんのジェット機のような強烈なドライバーショット(スイング)を御覧ください。

(1995年の尾崎健夫さんのドライビング・ディスタンス(ティショットの平均飛距離)は283.18ヤードで、兄の尾崎将司さんの287.66ヤードに次ぐ2位を記録しています)

「尾崎健夫の妻・坂口良子との馴れ初めは?子供は?坂口杏里との現在の関係は?」に続く

お読みいただきありがとうございました

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