1957年、花籠部屋から初土俵を踏むと、1968年の春場所で新入幕を果たし、1970年には三役(小結)となるなど、激しい突っ張りと肩すかしで土俵を所狭しと暴れまわって人気を博すと、1975年に現役引退後は、俳優、タレントとしても活躍した、龍虎勢朋(りゅうこ せいほう)さん。

そんな龍虎勢朋さんは女優の浜木綿子さんと交際していたといいます。

今回は、龍虎勢朋さんと浜木綿子さんが破局に至った経緯、妻、子供についてご紹介します。

龍虎勢朋

「【画像】龍虎勢朋の若い頃は?相撲取り時代と芸能デビューからの経歴を時系列まとめ!」からの続き

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龍虎勢朋は浜木綿子と結婚を視野に入れ交際するも浜木綿子の息子の香川照之が反対していた

龍虎勢朋さんは、小結に復帰した1975年夏頃、女優の浜木綿子さんと交際をスタートさせると、結婚も視野に入れていたそうですが、最終的には、結婚に至らず、1985年に破局しています。

実は、浜木綿子さんの一人息子の香川照之さんが、龍虎勢朋さんに強い拒否反応を示してなつかなかったのが、破局原因だったそうで、

(香川照之さんは、龍虎勢朋さんが浜木綿子さんの家を訪れた際には、龍虎勢朋さんに背を向け、壁に向かって黙って座っていたそうです)

龍虎勢朋さんは、

やっぱり、子供は難しいね

と、ポツリと漏らしたことがあったといいます。

龍虎勢朋は浜木綿子の息子の香川照之から別れるよう迫られていた

さらに、浜木綿子さんによると、交際から10年経った頃には、大学生になった香川照之さんが、

もうそろそろ(龍虎勢朋さんと)別れたらいいんじゃないか

と、言ったそうで、

浜木綿子さんは、

その相手に。あの子にとって父親は一人しかいないんです。そう(照之に)言われたって、(交際相手に)言いに行きましたよ。

と、語っています。

(浜木綿子さんは、交際相手の名前を明かしていないものの、交際を隠していなかったため、交際相手は龍虎勢朋さんで間違いないと思われます)

実は、浜木綿子さんは、龍虎勢朋さんと交際する前、三代目市川猿之助(現・二代目市川猿翁)さんと結婚し、香川照之さんを出産するも、1968年、三代目市川猿之助さんと離婚すると、香川照之さんを女手一つで育てていたのですが、

あなたのお父さんは尊敬できる人

と、教え続けていたそうで、

香川照之さんは、会えぬ父親を慕うあまり、お母さんの恋人である龍虎勢朋さんを受け入れられなかったのでは、と言われています。

そして、浜木綿子さんは、2013年3月、トーク番組「ボクらの時代」に左とん平さんと出演した際、

浜木綿子さん:恋愛はしましたが1回だけ結婚を迷ったことがある。
左とん平さん:名前言わないけど、(ドラマ『監察医・室生亜季子』の撮影を)よく見に来るわけよ
浜木綿子さん:子供の父親は独りしかいないから
左とん平さん:その人が独身の時だからね。向こうが結婚してわかれた・・
浜木綿子:うそうそ。照之が『もうそろそろ別れたほうがいいんじゃない』って向こうに言いに行った。だからあの子には父親はひとりしかいらない。『もういいでしょ?』って言うんですよ。そういうウラがあったんですよ。照之聞いたら怒るかな、ごめん

と、語っており、

浜木綿子さんは、息子・香川照之さんの気持ちを汲んで、再婚に踏み切ることができなかったようです。

(浜木綿子さんは左とん平さんとテレビドラマ「監察医・室生亜季子」で共演していました)

ちなみに、浜木綿子さんは、2014年、龍虎勢朋さんが急逝した際には、斎場に姿を見せることはなかったものの、花を送っていたといいます。

龍虎勢朋の妻は観世流太鼓十六世宗家・観世元信の長女・鈴木貴子

さておき、龍虎勢朋さんは、浜木綿子さんと破局後、しばらくは独身だったのですが、1992年4月、51歳の時、観世流太鼓十六世宗家・観世元信の長女・鈴木貴子さんと結婚しています。

2人の馴れ初めなど、詳しいことは不明ですが、妻の貴子さんによると、龍虎勢朋さんがくも膜下出血で倒れたことをきっかけに結婚を決意し、結婚後は、徹底した食事管理を行っていたとのことです。

(美食家だった龍虎勢朋さんは、もともと痛風に悩まされていたそうですが、結婚後も、貴子さんに隠れて食べていたそうで、68歳の時には糖尿病にもなったそうです)

龍虎勢朋と妻・貴子の夫婦仲は良好だった

そんな龍虎勢朋さんと貴子さんは、結婚後、夫婦仲は良好だったようで、

貴子さんは、龍虎勢朋さんが他界された時、龍虎勢朋さんへの思いを、

あまりにも突然のことで、まだ帰ってきてくれるような気がして…。(今まで)大きな病気をしても、みなさんに助けられて戻ってきた人でした。

夢を見ているような気がしてます。亡くなってすぐの状態の時は(耳が)聞こえると聞いていたので、たくさんの感謝を伝えました。

「家庭が欲しい」と言っていた人だったので、2人の子どもを授かり、(子ども)両方とも二十歳を超えて、そこまで育ててくれたことを感謝いたしました。

主人としては優しい。弱い優しさではなく、厳しいところもありますが、昔風で温かい人でした。子どもに対しては子煩悩でした。

子どもが遅くなったら、一緒に迎えに行くし、何か(行事)があったら参加する。野球の応援にも、恥ずかしがらずに行ってくれました。家の中では誰にでも優しい人でした

と、語っています。

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龍虎勢朋の子供は娘1人と息子1人

ちなみに、龍虎勢朋さんと貴子さんの間には、女の子と男の子が一人ずつ誕生しており、長女は珠子さん(1993年頃に誕生)、長男は規裕さん(1994年頃に誕生)というそうですが、

2人共、情報がないことから、芸能人ではなく、一般のお仕事をされているようです。

予定に続く

お読みいただきありがとうございました

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