梶芽衣子の出演ドラマ映画を画像で!タランティーノも大ファン?


「野良猫ロック」シリーズや「女囚さそり」シリーズ等で、アウトローな女性を演じ、確固たる地位を確立した、梶芽衣子(かじ めいこ)さんですが、2003年には、クエンティン・タランティーノ監督の「キル・ビル」の挿入歌として、梶さんの「恨み節」「修羅の花」が使われたことで、再び脚光を浴びました。今回は、そんな梶さんの主な出演作品を画像を交えてご紹介します。

「梶芽衣子は昔女囚さそりが原因で婚約者との結婚が解消していた!」からの続き

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東映とケンカ別れ

映画「女囚さそり」シリーズの大ヒットで一躍ブレイクされた梶さんですが、人気絶頂だった1973年、突然、「東映」を退社されています。

実は、梶さんは、もともと、同映画のシリーズ化に反対だったそうで、「東映」には恩義を感じていたため、4作品には出演されたものの、最終的にはケンカ別れのような形で退社してしまったのでした。

後に、梶さんは、降板、退社に至った理由について、

映画会社としては、当たる限り続けたい、それは分かるんです。でも、役者としては、一つのイメージで固定されてしまうのが怖かったし、いずれ当たらなくなったとき、他に手札が何もないのも怖かった。

もちろん大騒ぎになりましたし、各所に迷惑もかけました。我儘と言われればそれまでだけど、私は譲りませんでしたね。心の中で「ごめんなさい」と手をあわせ、いつか恩返しできる日が来るかもしれないと思って。

そういうことがあるたび、私は自分の信念を貫き続けようと心に決めるんです。だって、お互いに覚悟を決めて、何かを背負いながら戦っていくことが仕事でしょう?

と、語っておられました。

「曽根崎心中」で各映画賞の主演女優賞を総なめ

そして、再びフリーとなった梶さんは、しばらくの間は、

1973年「修羅雪姫」シリーズ
1974年「無宿(やどなし)」
1976年「やくざの墓場・くちなしの花」


「修羅雪姫」より。黒沢年雄さんと梶さん。

などで主演を務め、「女囚さそりシリーズ」同様に、情念や恨みなど、梶さん節ともいえる、独特の演技を披露されていたのですが、

やはり、どんな小さな役でもいいから、いろいろな役をやりたいと思い、1978年、憧れだった名匠・増村保造監督の「曽根崎心中」にノーギャラで出演されると、

恋人への愛を貫く女性の強い情念を熱演し、「キネマ旬報賞」「毎日映画コンクール」「報知映画賞」「ブルーリボン賞」などで主演女優賞を総なめ。


「曽根崎心中」より。宇崎竜童さんと梶さん。

大手映画会社の作品とは違い、予算も時間もない撮影で、古びた旅館で雑魚寝することもあったそうですが、

梶さんは、

心中シーンは2日間の徹夜。全てを19日間で撮って。死に物狂いでしたが、幸せでしたね。

と、充実した日々だったことを明かされていました。

出演作品(映画)

それではここで、梶さんのデビューからの主な出演作品をご紹介しましょう。

映画では、

1965年「男の紋章 流転の掟」
1966年「太陽が大好き」
1967年「夜霧よ今夜も有難う」
1968年「男の掟」
1969年「博徒百人任侠道」
1970年「盛り場仁義」


「太陽が大好き」より。浜田光夫さんと梶さん。

1971年「流血の抗争」
1972年「銀蝶渡り鳥」
     「女囚701号/さそり」
1973年「仁義なき戦い 広島死闘篇」
1974年「ジーンズブルース 明日なき無頼派」
1975年「竹久夢二物語 恋する」


「流血の抗争」より。宍戸錠さんと梶さん。

1976年「大地の子守歌」
1977年「錆びた炎」
1978年「曽根崎心中」
1980年「わるいやつら」
1981年「子どものころ戦争があった」

1986年「落葉樹」
1988年「青い山脈’88」
1995年「鬼平犯科帳 劇場版」
2004年「カポネ 六本木錬金の帝王」
2006年「大奥」


「鬼平犯科帳 劇場版」より。世良公則さんと梶さん。

出演作品(テレビドラマ)

テレビドラマは、

1967年「ある日わたしは」
1968年「若い川の流れ」
1969年「犬と麻ちゃん」
1970年 ポーラ名作劇場「湖笛」
1971年「キイハンター」第186話
1972年「荒野の素浪人」


「ある日わたしは」より。(左から)梶さん、松原智恵子さん、伊藤るり子さん。

1973年「同棲時代」
1974年「寺内貫太郎一家」
1975年「夏の影」
1976年「いごこち満点」
1977年「華麗なる刑事」

1979年「家路~ママ・ドント・クライ」
1980年「家路PART2」
1981年「それからの武蔵」
1982年「はらぺこ同志」
1983年「大奥」
1984年「青い瞳の聖ライフ」


「青い瞳の聖ライフ」より。比企理恵さんと梶さん。

1985年「ポニーテールはふり向かない」
1986年「花嫁衣裳は誰が着る」
1987年「アリエスの乙女たち」
1988年「熱っぽいの!」
1989年「鬼平犯科帳」

1990年「パパ!かっこつかないゼ」
1992年「銭形平次 第2シリーズ 『黒衣の笛』」
1996年「花嫁は16才!」
1997年「御家人斬九郎 第3シリーズ『姉上』」
1998年「剣客商売」
2003年「忠臣蔵~決断の時」


「剣客商売」より。藤田まことさんと梶さん。

2004年「大奥 第一章」
2006年「逃亡者 おりん」
2007年「島根の弁護士」
2008年「徳川家康と三人の女」ナレーション
2010年「忠臣蔵~その男、大石内蔵助」

2011年「美男ですね」
2012年「相棒 Season 10」第13話
2013年「タクシードライバーの推理日誌33」
2014年「極悪がんぼ」
2017年「女囚セブン」


「女囚セブン」より。梶さんと久住小春さん。

ほか、数多くの作品に出演されています。

ちなみに、テレビドラマ「鬼平犯科帳」シリーズでは、なんと、28年もの間、密偵「おまさ」役を演じられています。

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タランティーノが大ファン?

さて、こうして、30余年、たとえ主演ではなくとも、自身の信念を貫き、様々な女性を演じてこられた梶さんですが、2003年、クエンティン・タランティーノ監督の「キル・ビル」で、再び脚光を浴びます。

というのも、タランティーノ監督は、梶さんの主演映画を見て、熱狂的な梶さんのファンとなり、梶さんへのオマージュ(尊敬を込めた作品)として、「キル・ビル」を制作されていたというのです。

実際、「キル・ビル」の劇中では、「女囚さそり」シリーズの主題歌「怨み節」「修羅雪姫」の主題歌「修羅の花」が挿入歌として使われているのですが、これを聞いた、梶さんを知らない若い世代からは、映画会社に問い合わせが殺到。

そのため、梶さんは30年ぶりに脚光を浴び、2004年には、「怨み節」「修羅の花」を含む全20曲を収録した「梶芽衣子 全曲集」を発売するに至ったそうで、


全曲集

どこでどう使うかは聞かされていなかった。お役に立つならどうぞ。

という軽い気持ちで使用を許諾された梶さんは、思わぬ再ブレイクにびっくりされたのでした。

ちなみに、タランティーノ監督は、2013年に、映画「ジャンゴ 繋がれざる者」
のプロモーションで来日し、梶さんと初対面されると、

彼女の作品を初めて見て恋に落ちた。偉大な女優でアイコン的な存在!

と大感激され、

極端にセリフが少ない、「女囚さそり」シリーズについても、

僕の作った「ジャンゴ」もセリフが少ない。傷つけられた人間性は瞳からも伝わる。

と、現在も梶さんから影響を受けていることを、明かされていました。

さて、いかがでしたでしょうか。

梶さんの、

  • 年齢は?出身は?身長は?本名は?
  • 「悲しき別れの歌」で映画デビュー
  • 大物女優にブチ切れ
  • 「野良猫ロックシリーズ」で脚光を浴びる
  • 「女囚さそり」シリーズで大ブレイク
  • 「怨み節」もヒット
  • 「女囚さそり」シリーズが原因で婚約者との結婚が解消していた
  • 東映とケンカ別れ
  • 「曽根崎心中」で各映画賞の主演女優賞を総なめ
  • 出演作品(映画)
  • 出演作品(テレビドラマ)
  • タランティーノが大ファン?

について、まとめてみました。

梶さんは、かつて、映画「女囚さそり」がヒットしたことで、そのイメージがついてしまうことを悩んでいた時、

当時の東映の社長・岡田茂さんから、

梶君、これは自信持っていいよ。映画はたくさんのお客さんに観て頂いて、ヒットした映画が傑作であり名作なんだよ。

と言われたそうですが、

今では、その言葉を誇りにし、また励みとして、生涯、娯楽作品に挑み続けたいと語っておられた梶さん。

2018年3月には、43年ぶりとなる、オリジナルアルバム「追憶」をリリースされているのですが、なんと、このアルバムは、初のロックだそうで、


追憶

70歳を回っているとは到底見えないルックスですが、内面もまだまだお若いですね~

そんな梶さんからは、まだまだ目が離せません!!

「梶芽衣子の若い頃は大物女優にブチ切れ!主演断り干されて死体役も!」

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