ひょんなことから俳優を始められて以来、もう60年以上も様々な作品に出演されてきた、山本學(やまもと がく)さんですが、今回は、そんな山本さんの、奥さんのこと、そして、以外な人物とのつながりについてご紹介します。

「山本學のデビューからの出演ドラマ映画を画像で!」からの続き

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最初の妻は水野久美

山本さんは、「俳優養成所」時代に女優の水野久美と知り合うと、以降、十数年交際され、大恋愛の末に、1966年頃、結婚されたそうですが・・・1969年には早くも離婚されています。

元妻の水野さんによると、水野さんは、離婚した当時、自殺も考えたほど苦しまれたそうですが、何があったのかは不明です。


若かりし頃の水野久美さん。

再婚した妻はガンで他界

その後、山本さんは、秦知子さんという一般女性と再婚されているのですが、

「広島女学院同窓会報 第153号」で、同窓会副会長の塩冶みはるさんという方が、秦知子さんのことを、

先生(知子さん)は家庭に入られ、裏方に徹したお忙しい生活になられても、時間をつくり同窓会のために大きな働きをされました。

被爆者として、生き残った者の使命として、常に平和に向き合い、核廃絶の問題について鋭く指摘、今では関東ブロックが毎年続けている、原爆死没者を追悼する「夏雲の集い」を発案、実現するために力をつくされました。

と、綴られていることから、秦知子さんは広島原爆の被爆者で、平和活動をされていたようです。

ただ、秦知子さんは、1997年頃にガンを発症。山本さんが仕事をセーブしながら看護をされるも、2007年、約10年間のガン闘病の末、他界されています。

(ちなみに、山本さんは、最初の奥さん、2番目の奥さんともに、お子さんはいらっしゃいません)

現在は婚活中?

そんな山本さんは、2013年、介護の末に夫を亡くした鶴本たゑ(吉行和子さん)が残りの人生を輝かせようと婚活に励む姿を描いた、映画「燦燦 -さんさん-」に出演されているのですが、

その劇場公開初日舞台挨拶では、

僕も1人暮らしになって6年になります。 今は毎日年を取るというのはこういうことなのか、と自分を見つめ直しています。

婚活までは頭が回りませんでしたが、茶飲み友達でもいたらいいですね。僕は自分から誘えないタイプなので、皆さん誘ってください。

と、おっしゃっていました♪


「燦燦 -さんさん-」劇場公開初日舞台挨拶より。山本さんと吉行和子さん。

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安倍晋三の有志?

ところで、山本さんは、2012年、「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」に、俳優の津川雅彦さんや奥田瑛二さんらとともに、発起人に名を連ねておられます。

山本さんがどのような経緯で発起人に名を連ねたのかは分かりませんでしたが、当時は、「鳩山由紀夫内閣」⇒「菅直人内閣」⇒「野田佳彦内閣」と、「民主党・国民新党連立政権」が3年以上続いており、

そんな中で、「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」は、2012年9月5日、「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志による緊急声明」を発表しています。

さて、いかがでしたでしょうか。

山本さんの、

  • 年齢は?出身は?身長は?本名は?
  • 父親は?
  • 兄弟は?
  • 山本薩夫監督は叔父
  • 東野英治郎の口利きで俳優座養成所に入所
  • 「裸の町」でデビュー
  • 名バイプレイヤーの地位を確立
  • 「愛と死をみつめて」で一躍ブレイク
  • 「白い巨塔」の里見脩二役が絶賛される
  • 田宮二郎とのエピソード
  • 出演作品(映画)
  • 出演作品(テレビドラマ)
  • 「下町ロケット」で農家の老人役
  • 最初の妻は水野久美
  • 再婚した妻はガンで他界
  • 現在は婚活中?
  • 安倍晋三の有志?

について、まとめてみました。

スケールの大きい役者にはなれなかったけど、野球でいうと、ショートにいて「レフトまでは走ってボールを捕りに行けないけれど、自分の守備範囲に飛んできたら必ずダブルプレーをとる」という意識でいます。

劇団の芝居で地方を歩いてきましたし、色々なジャンルで仕事してきましたので、本数だけは物凄く多いです。いつも、その場その場で必死でした。

余裕を持っていられたことはありません。いつでも追われて、「どうだった?」と人に聞いて、撮影が終わって自分のを観たら「もう嫌だな。なんでここでこんなことをしたんだろう」と落ち込んで…─その連続です。

ですから、弟たちからは「あんちゃん、何でそんなにコチョコチョいろいろやるのよ」って言われます。そういう時は「でも、コチョコチョやってなきゃいい仕事は来ないんだよ」と言い返します。

それでも「もっとノビノビといい仕事だけやってればいいじゃないか」と言われるんですが、ともかく仕事をやり続ける中でいい仕事が生まれると思うんですよ。「最初からいい仕事なんて、なかなかないよ」という話はよくしています。

そのドラマの中で自分はどういう役割を担っているか。それだけは誠実にやっています。

と、語っておられた山本さん。

山本さんが、名バイプレイヤーと称賛される理由が分かりますね。

これを機に、主役を引き立たせる山本さんの演技に注目して、作品をご覧になってはいかがでしょうか♪

「山本學の弟は山本圭と山本亘!父親は建築家!叔父は映画監督!」

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