「ザ・スパイダース」が解散した後は、ソロでシングルをリリースするほか、俳優、司会、タレント業でもマルチな才能を発揮し、50代以降は、テレビドラマを中心に活動している、井上順(いのうえ じゅん)さん。

今回は、そんな井上順さんの、若い頃(「ザ・スパイダース」解散後)から現在までの経歴を時系列でご紹介します。

井上順

「【画像】井上順が若い頃は「ザ・スパイダース」で堺正章らとブレイクしていた!」からの続き

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井上順は24歳の時、「昨日・今日・明日」「お世話になりました」が大ヒット

井上順さんは、「ザ・スパイダース」解散(自然消滅)後の、1971年4月、24歳の時、ファーストシングル「昨日・今日・明日」でソロ歌手としてデビューすると、レコードセールス30万枚超の大ヒットを記録しています。

「昨日・今日・明日」
「昨日・今日・明日」

そして、同年9月に発売したセカンドシングル「お世話になりました」も、週間シングルチャートで最高位17位を記録するなど、ヒットを連発しています。

「お世話になりました」
「お世話になりました」

(「お世話になりました」は、筒美京平さんが、井上順さんの陽気なキャラクターを意識して、ほのぼのした親しみやすいメロディとR&B的なアレンジを融合して作曲と編曲をしたそうで、大槻ケンヂさん、つじあやのさん、「ET-KING」などがカバーするほか、現在まで多くの音楽ファンに親しまれています)

井上順は25歳の時に石井ふく子プロデュース「ありがとう」に出演し視聴率50%を記録する大ヒット

また、井上順さんは、俳優としても、「ザ・スパイダース」で活動中の1967年、20歳の時、「太陽のあいつ」でテレビドラマデビューしているのですが、

1972年、25歳の時には、石井ふく子さんプロデュースのテレビドラマ「ありがとう 第2シリーズ」に出演すると、ドラマは視聴率50%を記録する大ヒットとなり、さらに幅広い層からの人気を獲得しました。

「ありがとう」
「ありがとう」より。井上順さん(左)と石坂浩二さん(右)。

ちなみに、以降、井上順さんは、石井ふく子さんのプロデュース作品「女と味噌汁」「渡る世間は鬼ばかり」に出演するなど、「石井ファミリー」の一員となっているのですが、

「渡る世間は鬼ばかり」
「渡る世間は鬼ばかり 第4シリーズ」(1998~1999年)より。井上順さんと中田喜子さん。

井上順さんは、

石井さんとは「ありがとう」の第2シリーズからのお付き合いですが、石井ドラマのテーマってあの当時から一貫して変わっていませんよね。

大きく言えば“絆”ということになると思いますが、親子の絆、兄弟の絆、友達とや仲間との絆といったことを大きな幹として、そこから枝葉のようにいろいろなことが起こることで物語が進行していくといった感じでしょうか。

そうした幹をきちんと持ちつつ、ブレることなく、その時代時代の背景もしっかり取り入れて描かれている。それをずっと続けてらっしゃるところは、やっぱりすごいことだと思います。

それと、石井さんが作ってくれる温かい磁場というか、撮影現場の雰囲気はとても気持ちが良いんです。そんな気持ちになれる場所なら、また行きたいって思うじゃないですか。

“豚もおだてりゃ木に登る”という訳ではありませんが、僕みたいな演技でも石井さんに「良かった」って言ってもらえると、もっと上手く演じたい、人一倍頑張らなきゃいけないという気持ちが生まれてきますよね。

(テレビドラマ「居酒屋もへじ」について)石井さんにはもちろん、演出家やスタッフのみなさん、(主演の)水谷(豊)くんに対しても、下手なジミー坂田(井上順さんの役柄)をやったら失礼だと思う。だからこそ、台本は100回近く読みますし、それこそ自分のセリフのところは400~500回は一人で練習しています。

座ったり立ったり、その次にはちょっと声のトーンを落としてみたりと、考えられるあらゆることをやってみるんです。そんな姿をみられたら、ちょっと笑われてしまうかもしれませんね。

とにかく、いろいろ自分でやってみた上で撮影現場へ入り、現場で演出家に整理してもらうという感じでしょうか。

と、語っています。

「ありがとう」
「ありがとう」より。

井上順は29歳の時から約10年間「夜のヒットスタジオ」の3代目司会者を芳村真理と務めていた

さらに、井上順さんは、1976年、29歳の時には、音楽番組「夜のヒットスタジオ」の3代目司会者に起用されると、

1985年まで約9年半に渡って、もう一人の司会者である芳村真理さんと共に同番組の黄金時代を築きました。

「夜のヒットスタジオ」
「夜のヒットスタジオ」より。(左から)井上順さん、山口百恵さん、芳村真理さん。

井上順は73歳の時にNHK朝の連続テレビ小説「エール」に出演し話題となっていた

その後も、井上順さんは、音楽活動(シングルをリリース)、俳優、司会、タレントと幅広く活動していたのですが、

1999年頃(52歳頃)、感音性難聴を患うと、音楽活動やアドリブの多いバラエティ番組には出演することが難しくなったことから、以降は、テレビや舞台を中心に活動しています。

そして、2020年、73歳の時には、NHK朝の連続テレビ小説「エール」で、木下一役を演じているのですが、

同年6月17日、第58話が放送されると、井上順さんのスリーピースのスーツにハットというダンディなたたずまいが話題となり、


NHK朝の連続テレビ小説「エール」より。

SNSでは、

今朝の『エール』井上順さんがとにかくカッコ良かった・・・

「上品でお金持ちそうなおじさん」役がハマりすぎる安定の井上順

帽子が似合うオシャレな感じが、彼のイメージにピタリと合っているね!

あー井上順さんだ!お変わりない、にこやかにダンディ!

などの声があがるなど、

「Yahoo!リアルタイム検索」で「井上順」が1位、ツイッターでも「井上順さん」がトレンドに入り、時の人となっています。

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井上順の現在は?

そんな井上順さんは、以降も、

  • 2023年 NHK連続テレビ小説「らんまん」
  • 20123年 「わたしのお嫁くん」
  • 2023年「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ『定年退食』」
  • 2023年「VIVANT」
  • 2025年「わが家は楽し」
  • 2025年「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」※三谷幸喜さん脚本
    「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」
    「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」より。
  • 2026年「VIVANT 第2シーズン」

など、テレビドラマを中心に出演しており、

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」に出演した際には、

『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』は私が生まれ育った街、今も大勢の方たちが出入りする渋谷が舞台です。

子供の頃、親に連れてってもらったり、小中学生時代にちょっと背伸びをしたりして大人の雰囲気を味わった場所。今は仲間と昭和を感じながら美味(おい)しい楽しい時間を過ごしてます。

ドラマは昭和のノスタルジーを十分に味わいながらファンタジックな世界を醸し出します。そんな昭和を一緒に探求して下さい。探求(Thank you)~。ははは!

と、コメントしています。

また、テレビドラマ以外にも、2021年には、著書「グッモー!」(パルコエンタテインメント事業部)を出版するほか、

2024年には、「徹子の部屋」にも出演しています。

井上順
「徹子の部屋」より。

「【画像】井上順のデビューからの出演ドラマ映画バラエティCMは?」に続く

お読みいただきありがとうございました

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