2016年3月30日、歌舞伎俳優の片岡愛之助さんとの婚姻届を提出したという、藤原紀香(ふじわら のりか)さんは、同年9月23日には、京都市北区の上賀茂神社で結婚式を挙げ、同年9月28日には、東京都千代田区の帝国ホテルで結婚披露宴を行っているのですが、結婚当初は、歌舞伎俳優の妻が務まるか不安視されるも、今では、「梨園ナンバーワン妻」と評されるまでになっているといいます。
「藤原紀香と片岡愛之助の馴れ初めは?」からの続き
片岡愛之助とは上賀茂神社で結婚式
2015年5月、歌舞伎俳優の片岡愛之助さんとの密会が報じられた紀香さんは、2016年3月30日には婚姻届を提出すると、同年9月23日には、京都市北区の上賀茂神社で結婚式を挙げているのですが、
紀香さんは、最低でも半年以上かけて作られたという本手描友禅作家・秋山章さんによるパール箔(はく)を施した手描き友禅の白むく姿、愛之助さんは、黒紋付き袴(はかま)姿で、愛之助さんが紀香さんに赤い陣がさをさしかけながら報道陣やファンらに笑顔で一礼し、社殿に入っています。
紀香さんに陣がさをさす愛之助さん。
(二人が入場した午前11時には、一般客がすでに300人集まっていたそうですが、式が終わる正午過ぎには、800人に増えていたそうです)
結婚披露宴は芸能関係者約600人が参列し総費用2億円の豪華なものだった
そして、同年9月28日には、東京都千代田区の帝国ホテルで結婚披露宴を行っているのですが、歌舞伎俳優の七代目尾上菊五郎さん、十一代目市川海老蔵(現・十三代目市川團十郎)さん、二代目中村獅童さん、脚本家の三谷幸喜さんら、およそ650人が参列し、総費用は約2億円とも言われる豪華なものだったそうです。
東京・帝国ホテルで結婚披露宴を行った片岡愛之助さんと紀香さん。
片岡愛之助からプロポーズの言葉は無しも結婚指輪の内側に刻まれていた
ちなみに、愛之助さんは、3月31日に行った結婚報告会見ではまだプロポーズをしていないと言っていたのですが、結婚式で交換した結婚指輪の内側にプロポーズの言葉を刻んだそうで、
「吾が君を想う来世迄も(あがきみをおもうらいせいまでも)」
というものだったそうです。
(この言葉は、愛之助さんがふと頭に思い浮かんだ言葉だそうですが、これを見た紀香さんは、大喜びだったそうです)
結婚当初は歌舞伎俳優の妻が務まるか不安視されるも「梨園ナンバーワン妻」と評されるまでになっていた
そんな二人の結婚後ですが、紀香さんは、愛之助さんに甲斐甲斐しく世話を焼くなど尽くしているそうで、そのお陰で愛之助さんは家では何もしなくていいくらいリラックスして過ごしているのだとか。
また、愛之助さんとの結婚で「梨園の妻」となった紀香さんは、当初は、梨園関係者から、役者の女房なのに出しゃばり過ぎではないかと噂されるなど、梨園の妻が務まるのかと不安視されていたそうですが、2022年時点では、完全にその評価が覆り、「梨園ナンバーワン妻」とまで評されているといいます。
というのも、紀香さんは、梨園のしきたりに従順で、夫を支えるため、日々奔走しており、愛之助さんが公演で大役を演じる際には、和服姿でロビーに立ち、贔屓(ひいき)筋の名前はもちろん、近況も把握してあいさつ回りをするほか、達筆な直筆礼状も評判で、紀香さんがさばくチケットはすぐに完売するとのことで、
某テレビ情報誌の編集者は、
ご贔屓さんへのあいさつ回りの様子が以前バラエティー番組で放送されたのですが、ある企業の社長は、愛之助さんが藤原紀香さんみたいな人と結婚して大丈夫かなと思っていたと振り返りながらも、歌舞伎の世界の細かいしきたりも勉強されて言葉遣いも変わり、『僕は藤原紀香のファンと違うねん。片岡紀香のファンやねん』と称賛していました。梨園の妻として、過去最高レベルの評価をする人もいます
と、語っています。