1962年、「涙を、獅子のたて髪に」で本格的に映画デビューすると、その後は、小悪魔的な容姿と歯に衣着せぬ発言、強気な態度が人気を博し、以降、数多くの映画やテレビドラマに出演している、加賀まりこ(かが まりこ)さん。
今回は、そんな加賀まりこさんの、若い頃から現在までの出演作品や経歴をデビューから時系列でまとめてみました。
「加賀まりこの生い立ちは?父親は映画プロデューサーだった!」からの続き
加賀まりこは19歳の時に「涙を、獅子のたて髪に」で本格的に映画デビュー
加賀まりこさんは、1962年、19歳の時に、「涙を、獅子のたて髪に」で、本格的に映画デビューを果たしています。
「涙を、獅子のたて髪に」より。加賀まりこさんと藤木孝さん。
すると、その後、小悪魔的なルックスと歯に衣着せぬ発言などが人気を博し、オファーが殺到したそうですが・・・
加賀まりこは20代の時に映画「美しさと哀しみと」でレズビアンの役を演じて原作者の川端康成に絶賛されていた
20歳の時に女優業にやりがいを見いだせずに女優を辞めるつもりでフランス・パリに渡っていた
加賀まりこさん自身はというと、女優という仕事にやりがいを見つけられず、人気絶頂だった1964年、20歳の時に、女優を辞めるつもりで、単身、フランスのパリに渡ったそうです。
高校在学中、制服姿で地元・神楽坂にいたところを、偶然、作家の寺山修司さんと映画監督の篠田正浩さんに声をかけられ、映画「涙を、獅子のたて髪に」でデビューした、加賀まりこ(かが まりこ)さんは、その後、次々と仕事が舞いむので …
20歳の時にフランスでイヴ・サンローラン、フランソワ・トリュフォー、ジャン・リュック・ゴダールら著名人と交流していた
そして、加賀まりこさんは、フランス・パリで、これまで稼いだお金で豪遊するなど、自由気ままなフランス生活を謳歌(おうか)すると、
イヴ・サンローランさん、フランソワ・トリュフォーさん、ジャン=リュック・ゴダールさん、フランソワーズ・サガンさんら、フランスの著名人と交流したのだそうです。
20歳の時の加賀まりこさん。
22歳の時に劇団四季の舞台「オンディーヌ」に出演し大成功を収めていた
そんな中、そろそろ日本から持っていったお金が尽き、帰国を考えていたちょうどその頃、国際電話で、劇団四季の浅利慶太さんから舞台出演を打診されたそうで、
加賀まりこさんは、当初、このオファーを引き受けるかどうか迷ったそうですが、最終的には引き受けると、帰国後の1965年、劇団四季の舞台「オンディーヌ」に出演。
すると、舞台は連日大入りの大盛況となったそうで、加賀まりこさんは、このことがきっかけとなり、初めて女優としての喜びを知り、以降、女優業に本腰を入れるようになったのだそうです。
(加賀まりこさんは、帰国後、劇団四季の養成所に通って演技の勉強をしながら、「オンディーヌ」に出演したそうです)
小悪魔的な魅力でたちまち絶大な人気を博すも、人気絶頂だった20歳の時、突然、仕事をすべてキャンセルし、フランスに渡った、加賀まりこ(かが まりこ)さん。しばらくは、現地の映画人と交流するなど、自由気ままなフランス生活を謳 …
22歳の時に映画「美しさと哀しみと」でレズビアンの役を演じ原作者の川端康成に絶賛されていた
そんな加賀まりこさんは、1965年、22歳の時には、川端康成さんの小説を原作とする映画「美しさと哀しみと」でレズビアンの坂見けい子役を演じているのですが、
加賀まりこさんは、原作者の川端康成さんに絶賛され、そのうち、料亭旅館で朝ごはんを一緒に食べるようになるなど、徐々に親密になっていったといいます。
「美しさと哀しみと」より。
加賀まりこが30代の時には深作欣二監督作品「道頓堀川」に出演
また、加賀まりこさんは、1982年、39歳の時には、深作欣二監督作品「道頓堀川」で、ビリヤード場「紅白」のママ・ユキ役を演じています。
1960年代、その小悪魔的な魅力で「和製ブリジッド・バルドー」と呼ばれ、ブレイクすると、その後、一時期、活動休止期間はあったものの、長い間、第一線で活躍されてきた、加賀まりこ(かが まりこ)さん。今回は、そんな加賀さんの …
「道頓堀川」より。加賀まりこさんと山崎努さん。
加賀まりこが40代の時には「夜のヒットスタジオSUPER」の司会を務めていた
その後も、加賀まりこさんは、テレビドラマや映画に出演しているのですが、1989年~1990年には、歌番組「夜のヒットスタジオSUPER」で、古舘伊知郎さんと共に司会を務めています。
「夜のヒットスタジオSUPER」より。ゲストの南野陽子さん(左)と加賀まりこさん(右)。
加賀まりこが60代の時には「花より男子」の道明寺司の母親役で若い世代に広く認知されるようになっていた
また、加賀まりこさんは、2005年、64歳の時には、同名人気漫画を原作とするテレビドラマ「花より男子」で、道明寺司(松本潤さん)の母親役を演じると、若い世代からは、”道明寺のお母さん”として広く認知されるようになっているのですが、
加賀まりこさんは、
鉄の女というか、血が通ってない役は似合わないと思って最初は断ったけど、クランクイン1週間ほど前にプロデューサーと演出家の方に口説かれ、その熱意に打たれて出演を決めた。反響が凄かったわ
と、語っています。
「花より男子」より。
加賀まりこが70代の時には雑誌「60歳からはわたし基準でうまくいく!」の表紙に登場
そんな加賀まりこさんは、2022年、78歳の時には、雑誌「60歳からはわたし基準でうまくいく!」の表紙に登場し、インタビュー記事が掲載されています。
雑誌「60歳からはわたし基準でうまくいく!」より。
加賀まりこの現在(80代)はNHK「あさイチ」に出演し抜群のスタイルと透き通るような美肌で共演者を驚かせていた
そして、2023年、80歳の時には、NHK「あさイチ」に出演しているのですが、加賀まりこさんの、高齢にもかかわらず、抜群のスタイルと透き通るような美しい肌に、スタジオの共演者は驚きの声を上げたそうで、
加賀まりこさんは、毎日のスキンケアについて、
嘘でしょ? って言われるけど、その辺で買ってきた化粧水1本しか(使って)ないです。考えてみると、30代くらいに高級な化粧品を買ってつけたりとかしてましたよ。
でも今思うと、それって肌に負担になってたんじゃないかなって。今のほうがよっぽど、肌元気です。たぶん、余計なことしないほうがいいのよ。化粧品会社が怒るだろうけど
と、語っています。
若い頃は、「和製ブリジット・バルドー」と呼ばれ、小悪魔的な魅力でブレイクした、加賀まりこ(かが まりこ)さんですが、プライベートはどのようなものだったのでしょうか。今回は、そんな加賀さんの元カレ、元夫、そして、現在はどう …