1970年、22歳の時、「ジ・オフコース」として、シングル「群衆の中で」でレコードデビューすると、「オフ・コース」に改名後の1975年には、「眠れぬ夜」が初のヒット、

「オフコース」に改名後の1979年には、「愛を止めないで」「さよなら」が大ヒットとなるも、人気絶頂だった1982年に「オフコース」を脱退した、鈴木康博(すずき やすひろ)さんですが、

実は、1979年8月に、サポートメンバーだった、松尾一彦さん、大間ジローさん、清水仁さんさんが正式メンバーとなるまで、「オフコース」は鈴木康博さんと小田和正さんの2人体制だったといいます。

今回は、鈴木康博さんの、若い頃(「オフコース」時代)のヒット曲など経歴を時系列でご紹介します。

鈴木康博

「鈴木康博の生い立ちは?小田和正とは中学の時に運命の再会を果たしていた!」からの続き

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鈴木康博は22歳の時に「ジ・オフコース」として「群衆の中で」でデビュー

鈴木康博さんは、1969年、小田和正さん、地主道夫さんと、「ジ・オフコース」を結成すると、

1970年4月5日、22歳の時には、シングル「群衆の中で」でデビューを果たしています。

「群衆の中で」
「群衆の中で」

鈴木康博が23歳の時には「ジ・オフ・コース」は小田和正と2人体制になっていた

ただ、翌年の1971年2月頃には、地主道夫さんが、鈴木康博さんと小田和正さんの音楽性についていけずに脱退すると、「ジ・オフ・コース」は、鈴木康博さんと小田和正さんと2人体制に。

そんな中、聖光学院の後輩だった小林和行さんをサポートメンバーに迎え、1971年10月5日には、「ジ・オフ・コース」として、「夜明けを告げに/美しい世界」をリリースするのですが、売上はパッとしませんでした。

「夜明けを告げに」
「夜明けを告げに」

鈴木康博が24歳~26歳の時には小田和正と2人体制で「オフ・コース」と改名するも鳴かず飛ばずだった

そして、今度は、コーラスに吉田浩二さんを迎え、バンド名も「ジ・オフ・コース」から「オフ・コース」と改称し、1972年4月25日(鈴木康博さん24歳)には、「おさらば/悲しきあこがれ」をリリースするのですが、やはり、売上はパッとせず、

「おさらば」
「おさらば⁄悲しきあこがれ」

その後も、

  • 1973年2月20日には、「僕の贈りもの/めぐり逢う今」
  • 1974年4月5日には、「もう歌は作れない/はたちの頃」
  • 1974年10月20日には、「忘れ雪/水いらずの午後」

と、コンスタントにシングルをリリースするのですが、ヒットとはならず、

1974年1月10日、札幌・道新ホールで行ったライブでは、観客は僅か13人と、鳴かず飛ばずの状態が続いたのでした。

鈴木康博が26歳の時には「眠れぬ夜」が「オフ・コース」として初のヒット

しかし、そんな中、1975年12月20日、26歳の時にリリースした7枚目のシングル「眠れぬ夜」が初のヒット。

(この「眠れぬ夜」は、アルバム「ワインの匂い」と同日発売されたシングルカット曲)

「眠れぬ夜」
「眠れぬ夜」

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ユニバーサル ミュージック (e)

ただ、以降は、またしても、なかなかヒットせず、1977年8月5日、シングル「秋の気配/恋人よそのままで」をリリースした時から、アーティスト表記を「オフ・コース」から「オフコース」に変更しています。

オフコース「秋の気配」

鈴木康博が30歳~31歳の時には「愛を止めないで」「さよなら」が大ヒット

それでも、結成から10年経った1979年には、15枚目のシングル「愛を止めないで」(1979年1月リリース)が9.8万枚を売り上げるヒットを記録すると、

「愛を止めないで」
「愛を止めないで」

同年8月には、サポートメンバーだった、松尾一彦さん(ギター)、大間ジローさん(ドラムス)、清水仁さん(ベース)の3人を「オフコース」の正式メンバーとして、5人編成でバンド活動を開始し、

やがて、音楽も、フォーク調からロック色を前面に強く打ち出していくようになると、

(「オフコース」は、当初、アコースティック・ギターを中心としたフォークソング的な曲を歌っていました)

同年12月1日にリリースした、通算17枚目のシングル「さよなら」は、71.7万枚を売り上げる大ヒットを記録したのでした。

「さよなら」
「さよなら」

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鈴木康博は34歳の時に「オフコース」を脱退していた

そして、1982年6月には、「オフコース」は、コンサートツアー「over」で、日本史上初の日本武道館10日間公演を成功させる快挙を遂げるのですが・・・

鈴木康博さんは、この公演を最後に、「オフコース」を脱退したのでした。

「【画像】鈴木康博の若い頃(ソロ時代)は?現在までのアルバムや経歴まとめ!」に続く

お読みいただきありがとうございました

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