1986年、ラジオ番組「三宅裕司のヤングパラダイス」でブレイクされた、コメディアンで、司会者、タレントでもある、三宅裕司(みやけ ゆうじ)さん。以降、数々のバラエティ番組で司会を務められ、絶大な人気を誇っています。
プロフィール!
三宅さんは、1951年5月3日生まれ、
東京都千代田区神田神保町のご出身です。
身長176センチ、
血液型はB型、
出身大学は、
明治大学経営学部、
趣味は、
ドラム、落語、ギター、ピアノ、三味線、
だそうです♪
落語
三宅さんは、お母さんが「松竹歌劇団」に所属し、
日本舞踊の名人だった影響で、
ご自身も幼い頃から、
日本舞踏、三味線、長唄、小唄などを、
習われていたそうで、
中学時代から、落語を始められ、
大学時代には、落語研究会に所属。
そして、明治大学の落語研究会に伝わる高座名、
4代目「紫紺亭志い朝(しこんていしいちょう)」
を襲名されるまでに。
ちなみに、当時の三宅さんの後輩には、
立川志の輔さん、立川談之助さん、立川談幸さん、
タレントの渡辺正行さんがおられたのですが、
5代目は、大学卒業と同時に、
立川志の輔さんに譲られています。
立川志の輔さんと三宅さんのツーショット♪
喜劇役者を目指すも・・・
しかし、大学卒業後は、
落語家ではなく、喜劇役者を目指し、
「日本テレビタレント学院」に入学。
ただ、生徒が若い人たちばかりでなじむことができず、
たった3ヶ月で辞められ、
その後も、「東京新喜劇」に入られるも、
一度も舞台に立つことなく、
劇団自体が潰れてしまいます。
そして、「少年探偵団」を経て、
「劇団大江戸新喜劇」の旗揚げにも参加されるのですが、
ここでも、笑いの質が違うことが原因で、
一度も舞台に立たず退団されたのでした。
劇団「スーパー・エキセントリック・シアター」
そして、1979年、三宅さんはついに、
劇団「スーパー・エキセントリック・シアター(SET)」を旗揚げ。
1983年には、「SET」のメンバー、
小倉久寛さん、山崎大輔さんら7名とともに、
ラジオ番組「高橋幸宏のオールナイトニッポン」
にレギュラー出演されたことで、注目を集められると、
時折ゲスト出演されていた、
坂本龍一さん、細野晴臣さんと知り合われ、
YMOのアルバム「サーヴィス」に参加されることに。
(「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)」は、
坂本龍一さん、細野晴臣さん、高橋幸宏さんからなる、
音楽グループで、1983年に解散するまで、日本を席巻。)
また、翌年の1984年には、
高橋幸宏さんプロデュースによる「SET」名義のアルバム、
「THE ART OF NIPPONOMICS」をリリースされるなど、
音楽活動も開始されたのでした。
三宅さんは、現在も「SET」で座長を務め、
一貫して東京の笑いを追求し続けているのですが、
年1回の公演では、東京公演のみで、
1万6000人以上の観客を動員されるなど、
大変な人気を博しています。
SET「土九六村(どくろむら)へようこそ」より。
三宅さんと小倉久寛さん。
バラエティ番組の司会でブレイク
さらに、1984年には、ピンで、
ラジオ番組「三宅裕司のヤングパラダイス」の、
パーソナリティーを務められ、一気に知名度がアップ。
1986年「テレビ探偵団」
1989年「平成名物TV・三宅裕司のいかすバンド天国」
「テレビ探偵団」より。(左から)海老名泰孝(現林家正蔵)さん、
浅野ゆう子さん、三宅さん、西田ひかるさん。
などで、司会を担当すると、
三宅さんの明朗快活なキャラと、
相手に対する絶妙な切り返しが人気を呼び、
それ以降も、
1993~1999年「驚きももの木20世紀」
1995~2002年「THE夜もヒッパレ」
1997~2006年ほか「どっちの料理ショー」⇒「新どっちの料理ショー」
2004~2007年「笑いの金メダル」
「THE夜もヒッパレ」より。(上段)MAX、
(下段左から)知念里奈さん、中山秀征さん、中村江里子さん、三宅さん。
ほか、数多くのバラエティ番組で、
司会を務めておられます。
痩せたのは病気?
ところで、三宅さんを「痩せた」「病気」で、
多くの方が検索されているようです。
三宅さんは、2011年に、
持病である「椎間板ヘルニア」が悪化し、
緊急手術を受けられているので、
激ヤセぶりには、
お体の具合が心配されたのですが、
今回はそうではなく、ダイエットされたことを、
2016年5月、テレビ番組「チマタの噺」で、
明かされています。
「チマタの噺」より。三宅さんと笑福亭鶴瓶さん。
三宅さんは、以前、
体重が80キロあったそうですが、
「お酒は飲むが、食べ物を制限する」
という方法でダイエットされ、
見事、63キロまで体重を落とすことに成功!
三宅さんは、この番組でMCをされている笑福亭鶴瓶さんが、
現在80キロだということに触れ、
最悪でしょ。(体が)重くて、膝に来るでしょ?
と、体重が重い人ならではの悩みを吐露。
さらに、三宅さんは痩せる前、痛風を患い、
足をひきずって歩いておられたそうですが、
ダイエットに成功後は、
俺より若い出演者がいるんだけど、
(健康診断の結果が)64歳の俺が一番数値が良かった。
と、喜んでおられました♪
妻は天然?
そんな三宅さんは、
1986年に結婚されているのですが、
(奥さんの情報がないことから、
おそらく、一般人と思われます。)
とても天然な方らしく、三宅さんは、
テレビ番組で、たびたび、
奥さんの天然ぶりを披露されています。
いくつかご紹介すると、
①三宅さんと奥さんが、
登山の番組を見ていた時、
ナレーターが
頂上に着きました。振り返ってみて下さい。
と、言ったところ、
奥さんがいきなり振り返ったw
②奥さんが台所で洗い物をされていた時、
「手の荒れに効く」とCMが流れているのを聞き、
「“アレ”じゃわからないわよ」
とひとりごとを言っていたw
③引っ越しの時、ダンボール箱に、
「天地無用」と書くところを、
「問答無用」と書いていたw
④子どもたちを座らせて、
「人という字を見てご覧なさい。」
という奥さん。
神妙な顔で耳を傾ける子どもたちに、
ちょっと、猫の口に似ているでしょう
と言っていたw
などなど、まだまだあるのですが、
とても楽しい奥さんですね♪
さて、いかがでしたでしょうか?
いまだ衰えぬそのトークで、
安定した人気を誇り、私生活も順調な三宅さん。
これからもお体には気をつけて、
末永いご活躍を期待したいですね。
応援しています!!