2012年8月、ようやく、娘の杏里さんの祝福のもと、尾崎健夫さんと10年越しの交際を経て結婚された、坂口良子(さかぐち りょうこ)さんなのですが、結婚からわずか7ヶ月後には・・・
「坂口良子の元旦那は地上げ屋!離婚理由は?尾崎健夫との馴れ初めは?」からの続き
結婚後わずか7ヶ月で死去
2012年8月、ついに、尾崎健夫さんと結婚された坂口さんですが、
その7ヶ月後の、翌2013年3月12日には、「週刊女性」が、坂口さんが2011年夏頃から通院し始め、2013年2月末には入院、(目撃証言などから)10キロ以上も体重が減っているとスクープし、重病ではないかと報じます。
これに対し、坂口さんご本人は、自身のブログに、
昨年(2012年)、腸閉塞を患い、それとほぼ同時期にインフルエンザから肺炎になってしまったりと、体調を少し崩しておりました。
現在は、栄養を補給するため、点滴などの治療をしながら、ゆっくりと静養しております。今後とも皆様に喜んで頂けるようなお仕事をして参る所存でございますので、応援よろしくお願いいたします。
と、仕事復帰へ意欲を綴られていたのですが・・・
それからわずか2週間後の3月27日、坂口さんは、「横行結腸がんによる肺炎」により、57歳の若さで他界されたのでした。
死因は大腸ガン~隠していた
実は、坂口さんは、2011年夏頃、ロケ先で急激な腹痛に襲われ、病院に行かれると、当初は、「腸閉塞」と診断され、治療されていたのですが、その過程で、「横行結腸がん(大腸がん)」が発覚。
その後すぐに手術し、ずっと治療を続けられていたのですが、病気の暗いイメージがつくと仕事が来なくなると、隠し続けていたのです。
しかし、やはり、体調の悪さは隠し切れず、2011年に放送された、最後の「渡る世間は鬼ばかり」の収録現場では、驚くほどやせ細った坂口さんを見て、周囲は体調を心配。
それでも、坂口さんは、「体調は悪いけど出させてほしい」と懇願して出演されていたそうで、
亡くなる5日前の2013年3月22日にも、イメージキャラクター契約を結んでいる某化粧品会社(フェースビューティー社)との契約更新をされているのですが、
その際には、ご主人の尾崎健夫さんの支えがあって、なんとか歩けるほどの衰弱ぶりだったそうで、担当者は、消え入りそうな小さな坂口さんの声が聞き取れず、体を乗り出し、耳を近づけて、何回か聞き直すような会話だったそうで、
坂口さんは、
とにかく食べられない。肺炎をこじらせちゃって。
と、かたくなにガンであることは明かさず、別れ際、担当者が「お大事に」と声をかけると、
あと1カ月もすれば元に戻れると思うんです。
と、力なくほほ笑えまれるも、仕事復帰を宣言されていたのでした。
遺産は?娘は杏里も息子は医者!
しかし、なぜ、そこまでして、亡くなる直前まで、坂口さんは仕事をこなされていたのでしょうか。
それは、娘の杏里さんのためだと言われています。(最後のお仕事となった某化粧品会社との契約更新も、この仕事を杏里さんに残すためだったと言われています)
フェースビューティー社のポスターより。坂口さんと娘の杏里さん。
というのも、坂口さんには二人のお子さんがいらっしゃるのですが、
1989年に出産された長男、坂口直彦さんは、慶応義塾大学の医学部を卒業し、そのまま慶応義塾大学の大学病院に医師として勤務されているのですが、
1991年に出産された長女、坂口杏里さんは、2008年に芸能界デビューしており、なんとか独り立ちできるように、坂口さんは、かねてから、応援する形でバラエティ番組などで親子共演されていたのです。
こうして、坂口さんは、4000万円という遺産を残し、二人のお子さんに2000万円ずつ遺されたのですが、
杏里さんはというと、おバカタレントを経て、2016年には、セクシータレントに転身。その後2017年には、とうとう芸能界を引退し、AV嬢、風俗嬢(飛田新地)と見るも無残に・・・
さて、いかがでしたでしょうか。
信じていた夫には騙されて多額の借金を背負わされ、やっとの思いで借金を完済し尾崎さんと出会うも、今度は娘に反対され、10年越しでようやく娘にも祝福され、尾崎さんと結婚されたときには、すでにガンに侵されていたなんて・・・
あまりにもあまり。
そして、なにより虚しさを禁じ得ないのが、娘の杏里さんの体たらく。
坂口さんのいまわの頑張りはいったい何だったのでしょう・・・
坂口さんのご冥福をお祈り致します。
「坂口良子の若い頃がかわいい!ヌード写真集も?出演ドラマ映画は?」
https://www.youtube.com/watch?v=wc-hlyCiE8Y