中学2年生の時、スカウトされ、芸能事務所「トヨタオフィス」に入られると、当初は順調な芸能生活を送っていた、夏菜(なつな)さんですが・・・
年齢は?出身は?身長は?本名は?
夏菜さんは、1989年5月23日生まれ、
埼玉県戸田市のご出身、
身長167センチ、
スリーサイズは、83-57-86、
靴のサイズは24センチ、
血液型はA型、
本名(旧芸名)は「渡辺夏菜」、
学歴は、
(私立)実践女子学園中学校
⇒日出高等学校卒業
趣味は、
モダンバレエ、料理、スキューバダイビング、
ちなみに、夏菜さんといえばショートカットのイメージですが、デビュー当初は、安室奈美恵さんに憧れ、サラサラのロングヘアでした。
小学生の頃の夏菜さん。
スカウトがきっかけで「トヨタオフィス」に所属
夏菜さんは、中学1年生の頃から、原宿などに行くと、一緒に行った友達にあきれられるほど、頻繁にスカウトされていたそうですが、
中学受験をして入学した、中・高・大学と一貫教育だった学校が芸能活動が禁止だったため、スカウトはすべて断っていたそうです。
中学校の卒業アルバムより。
そのため、夏菜さんが中学2年生の時、「トヨタオフィス」(現事務所)にスカウトされた時も、いったんは断られるのですが、
矢田亜希子さんが所属している事務所だったことから、スカウトマンの名刺をとっておいたそうで、それから1年後、
急にやりたくなった
と、夏菜さん自ら「トヨタオフィス」に電話をかけられると、芸能活動をスタートさせるため、芸能人が多く通う日出高等学校に転校されたのでした。
「野ブタをプロデュース」でデビュー
そして、2005年、本名の「渡辺夏菜」名義で、「野ブタをプロデュース」の端役でテレビドラマデビューされると、翌年の2006年1月には、テレビドラマ「ガチバカ!」の生徒役でレギュラー出演。
「ガチバカ!」より。
その後は、長期的に売り出したい事務所の方針で、小さな仕事はせず、数ヶ月活動はなかったのですが、
同年10月、テレビドラマ「嫌われ松子の一生」にヒロイン・松子の妹、久美役で出演されると、
「嫌われ松子の一生」より。
「週刊ヤングジャンプ」でも表紙&巻頭グラビア(水着)を飾るなど、事務所のバックアップのもと、本格的に活動を開始されたのでした。
「週刊ヤングジャンプ」(2006.11.2号)
順調な芸能生活が一転、仕事が激減
また、2007年には、「エラいところに嫁いでしまった!」「孤独の賭け〜愛しき人よ〜」「モップガール」と立て続けにテレビドラマに出演し、「ポスト矢田亜希子」として、順調なスタートを切ると、
「エラいところに嫁いでしまった!」より。
「モップガール」より。
2008年、高校卒業後は、大学へは進学せず、女優業に専念することにされたのですが・・・
2009年1月には、「特別法第001条 DUST」のヒロインとして初舞台を踏まれたものの、これまで順調だったはずのテレビドラマは、だんだんセリフがなくなっていき、ついには役名もつかない扱いに。
その後、夏菜さんは、必死になって100本以上ものドラマや映画のオーディションに挑戦するのですが、すべて不合格。(NHK連続テレビ小説の主役オーディションは2回受けられるも、2回とも一次審査で落ちたそうです)
こうして、仕事がほとんどなくなってしまった夏菜さんは、生活費を稼ぐため、地元の大型スーパー内のアパレルショップでアルバイトをするようになったのでした。
仕事が激減した理由
ところで、順調なスタートを切ったはずの夏菜さんが、なぜ、仕事がなくなっていったのでしょう。
その理由については、夏菜さんご本人が、
最初から役がついて、自分がメインの回もあった。なんの苦労もなく、「意外と簡単かも?」って完全にナメてた。当時の写真を見ると、小生意気な顔をしてるでしょ?だから、すぐに痛い目を見るんだけど。
そんな態度だから、当然、仕事はなくなってきて。でも、具体的に何をしたらいいかわからない。だから、実家近くの服屋さんでアルバイトをして、毎日毎日、洋服を畳んで。畳みながら演技のことをずっと考えた。
振り返ると、ちゃんと仕事のこと、演技について深く考えたのはこのときが初めてかも。
と、自分の態度が原因だったことを明かされています。
長い髪をショートカットに
こうして、2年ほどは悶々とした日々を過ごされた夏菜さんですが、(焦りやイラつきはありつつも、逃げることは嫌だったため、女優をやめたいとは一度も思ったことがなかったそうです)
ある日のこと、マネージャーから突然電話で、
髪をショートカットにしたら?
と、提案されます。
ただ、夏菜さんは、長い髪をとても大切にしていたため、当初は猛反発されたそうですが、約2時間のやり取りの末、
落ちるとこまで落ちたんだから、何かを変えるべき
と説得され、渋々ながら、バッサリ髪の毛を切り、ショートにされたのでした。
「GANTZ」のヒロインでブレイク
すると、2009年、映画「GANTZ」(2011年1月公開)のオーディションでは、ドラマで主演経験のある女優を含む候補者300名以上の中から、スタッフの満場一致で、見事、ヒロインの岸本恵役に抜擢。(この映画から現在の「夏菜」に改名)
「GANTZ」より。夏菜さん。
夏菜さんの役柄は、玄野計(二宮和也さん)から思いを寄せられながらも、加藤勝(松山ケンイチさん)の強さと優しさにひかれる21歳のOLで、劇中、全裸シーンにも挑まれているのですが、
夏菜さんは、このシーンの撮影のため、体にラインがつかないようにと、数日前から下着を身につけないで収録に挑んでいたそうで、
腹をくくっていました。この作品だったら喜んで脱ぎたい。そう思っていましたから。
と、女優魂を炸裂させたのでした。
ちなみに、プロデューサーは、オーディションでの夏菜さんを、
GANTZスタッフ全員が「岸本が来た!」と思ったくらいに、彼女は最初から輝いていました
と、明かされており、
ショートカットにしたことで、夏菜さんは、見事、復活を遂げたのでした。
「夏菜の朝ドラは最悪だった?銀魂ほか出演ドラマ映画cmは?」に続く