1984年に作家の伊集院静さんと結婚されるも、子どもがいなかった、夏目雅子(なつめ まさこ)さんですが、他界された後に生まれた二人の姪が、現在、芸能界で活動されています。
姪は楯真由子
夏目さんの姪の一人は、歌手で女優の楯真由子(たて まゆこ)さんです。
楯さんのお父さんである、元芸能プロダクション社長の小達一雄さん(夏目さんの実兄)は、1988年、楯さんが誕生したことで、楯さんのお母さんと入籍されているのですが、
翌年の1989年には、妹・夏目さんの友人だった田中好子さんとの不倫が発覚し、1990年には離婚。(お父さんの一雄さんは、1991年に不倫相手だった田中さんと再婚されています。)
お母さんに、女手一つで育てられた楯さんは、7歳の時、叔母である夏目さんの出演する映画「瀬戸内少年野球団」や「魚影の群れ」を観て、夏目さんの演技に衝撃を受けたそうで、小学4年生の時には、早くも、女優を目指し、オーディションを受けられます。
すると、演出家の柴田岳志さんに見いだされて、NHK連続テレビ小説「あぐり」や、NHK土曜ドラマ「もうひとつの心臓」に出演し、その子役とは思えぬ、物怖じしない演技が高く評価され、時代劇を中心に子役として活動。
「あぐり」出演時の楯真由子さん。
子役ながら、時折見せる表情に、夏目さんの面影があると、周囲から女優としての将来に大きな期待が寄せられたのですが、2005年頃、公私共に「夏目雅子の姪」というプレッシャーに耐えきれず、芸能活動を中止されています。
現在は、歌手・女優として
その後は、もともと趣味だった、ゲームやアニメを仕事にしたいと、アニメソングバンドのヴォーカルや、秋葉原のライブカフェでメイドシンガーとして活動を再開されると、2018年には、「Mayula」名義でミニアルバム「摩訶摩瑜利」をリリースして、歌手として芸能界に復帰。
同年3月には、舞台「男の星座」、2019年6月には、「心が痛くなるスケッチ集〜気まずい瞬間」に出演されるなど、女優業も復帰を果たされています。
もう一人の姪は宝塚歌劇団月組の風間柚乃
さて、夏目さんのもう一人の姪は、「宝塚歌劇団」月組の風間柚乃(かざま ゆの)さんです。(お父さんは、夏目さんの弟でプロゴルファーの小達敏昭さん)
風間柚乃さん。
風間さんは、宝塚歌劇団のファンだったお母さんの影響で、幼稚園の頃から宝塚に憧れていたそうですが、小学6年生の時、宝塚劇場で生の舞台を初めて観劇したことがきっかけで、本格的に宝塚を目指し、バレエと声楽を習い始めたそうです。
そして、2012年、宝塚音楽学校を受験すると、見事合格。2014年3月には、宝塚歌劇団に100期生として入団すると、月組公演「宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100!!」で初舞台を踏まれています。
以降、役柄の背景を考えるなど、地道にお芝居に取り組まれると、2018年2月27日には、宝塚大劇場で行われた新人公演「カンパニー -努力、情熱、そして仲間たち-」で、ついに初主演。
2019年には、2度目の新人公演「夢現無双」(珠城りょう・美園さくらトップコンビ大劇場お披露目公演)で、再び主演を務められるなど、将来の宝塚を背負う、期待の星として精力的に活動されています。
「夏目雅子と夫の伊集院静は不倫の末の結婚!桃井かおりと三角関係も!」に続く