任侠映画「緋牡丹博徒(ひぼたんばくと)」シリーズ、「日本女侠伝シリーズ」シリーズで主演を務め、東映スターとして確固たる地位を確立した、富司純子(ふじ すみこ)さん。今回は、そんな富司さんの主な出演作品を画像を交えてご紹介します。

「富司純子の旦那は?娘は寺島しのぶ!息子は尾上菊之助!孫は?」からの続き

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出演作品(映画)

それでは、ここで、富司さんのデビューからの主な出演作品をご紹介しましょう。

映画では、

1968年「人間魚雷 あゝ回天特別攻撃隊」
     「人生劇場 飛車角と吉良常」
1969年「日本暗殺秘録」
     「昭和残侠伝 唐獅子仁義」
     「現代やくざ 与太者の掟」
     「日本侠客伝 花と龍」
1969~1971年「日本女侠伝シリーズ」
     「ごろつき部隊」
     「渡世人列伝」


「日本侠客伝 花と龍」より。

1970年「博徒一家」
     「博奕打ち 流れ者」
     「日本ダービー 勝負」
     「シルクハットの大親分」
     「遊侠列伝」
     「昭和残侠伝 死んで貰います」
     「最後の特攻隊」
     「シルクハットの大親分 ちょび髭の熊」
     「日本侠客伝 昇り龍」


「日本女侠伝」より。

1971年「女渡世人」
     「女渡世人 おたの申します」
     「任侠列伝 男」
1972年「関東緋桜一家」
1988年「あ・うん」
1991年「ふたり」
1998年「あ、春」


「あ・うん」より。富司さんと高倉健さん。

1999年「おもちゃ」
     「ドリームメーカー」
2004年「解夏」
2006年「待合室」
     「寝ずの番」
     「フラガール」
     「犬神家の一族」
2007年「愛の流刑地」


「フラガール」より。富司さんと豊川悦司さん。

2008年「明日への遺言」
     「Sweet Rain 死神の精度」
     「山桜」
     「ラストゲーム 最後の早慶戦」
     「櫻の園」
2009年「空気人形」

2012年「この空の花 長岡花火物語」
     「舞妓はレディ」
2014年「トワイライト ささらさや」
2015年「エイプリルフールズ」
2017年「恋妻家宮本」
2018年「散り椿」
2020年「椿の庭」


「椿の庭」より。

出演作品(テレビドラマ)

テレビドラマでは、

1963年「スチャラカ社員」
1965年「戸田家の兄妹」
     「王将物語」
1966年 NHK大河ドラマ「源義経」
1968年「大奥」
     「堂島」
1969年「五瓣の椿」


「源義経」より。尾上菊五郎さんと富司さん。

1970年「大坂城の女」
     「徳川おんな絵巻」
     「振袖御殿」
     「柳橋物語」
1971年「江戸巷談・花の日本橋」
1983年「勇者は語らず いま、日米自動車戦争は」
1989年「詩城の旅びと」
1990年 NHK大河ドラマ「翔ぶが如く」


「江戸巷談・花の日本橋」より。

1991年「次郎長三国志」
1992年「まったナシ!」
1993年 NHK大河ドラマ「琉球の風」
2001年 NHK大河ドラマ「北条時宗」
2002年「結婚泥棒」
2004年 NHK朝の連続テレビ小説「天花」
2005年「長男の結婚」
     「七色のおばんざい」


「琉球の風」より。

2007年「柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い」
2008年「眉山」
     「CHANGE」
2009年「そうか、もう君はいないのか」
      NHK大河ドラマ「天地人」
2010年 NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」
2011年「ドラマ特別企画2011 「帰郷」
2013年「夫婦善哉」


「そうか、もう君はいないのか」より。富司さんと田村正和さん。


「てっぱん」より。富司さんと瀧本美織さん。

2015年「オリエント急行殺人事件」
     「紅雲町珈琲屋こよみ」
     「偽装の夫婦」
2016年「木曜時代劇『ちかえもん』」
     「ナオミとカナコ」
2018年「東海テレビ開局60周年記念スペシャルドラマ 大誘拐2018」
2019年「みをつくし料理帖スペシャル」


「みをつくし料理帖スペシャル」より。

ほか、数多くの作品に出演されています。

受賞歴

また、富司さんは、

1971年には、「緋牡丹博徒・お命戴きます 女渡世人・おたの申します」「第17回キネマ旬報賞」女優賞、「緋牡丹博徒・お命戴きます」「第26回毎日映画コンクール」女優演技賞


「緋牡丹博徒・お命戴きます」より。

1999年には、「あ、春」「第24回報知映画賞」助演女優賞、「ドリームメーカー」「第24回報知映画賞」助演女優賞、「おもちゃ」「第42回ブルーリボン賞」「第45回キネマ旬報賞」助演女優賞と「第12回日刊スポーツ映画大賞」主演女優賞


「あ、春」より。富司さんと佐藤浩市さん。

2006年には、「フラガール」「第49回ブルーリボン賞」「第19回日刊スポーツ映画大賞」「第16回東京スポーツ映画大賞」助演女優賞


「フラガール」より。

ほか、数々の賞を受賞されています。

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映画「犬神家の一族」で息子・尾上菊之助と親子共演

ところで、富司さんは、2006年には、市川崑監督が自作を30年ぶりにリメイクした映画「犬神家の一族」で、息子の五代目尾上菊之助さんと初の親子共演を果たされているのですが、

お互い共演できるとは思っていなかったそうで、

富司さんは、

本当に幸せでした

菊之助さんも、

自分は家庭の母しか知りませんでしたので、とても勉強になりました。母と一緒に、それも実際にも親子役で映画に出演したという経験は何物にもかえられません。

市川(崑)監督の指導のもと、本当に犬神松子(富司さん)と佐清(菊之助さん)になれたのではないかと思っています。

と、共演できたことを喜んでおられました♪

「富司純子と息子・尾上菊之助の嫁が仲良すぎてひんしゅく?」に続く

「犬神家の一族」の試写会より。尾上菊之助さんと富司さん。

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