1981年、テレビドラマ「北の国から」に出演すると、たちまち全国的な人気を博し、近年は、ダンディーなおじさまとして女性からも人気の、岩城滉一(いわき こういち)さん。今回は、そんな岩城さんの奥さんについてご紹介します。
「岩城滉一と舘ひろしは42年ぶりに和解していた!」からの続き
岩城滉一と妻・結城アンナの馴れ初めは?
岩城さんは、1975年、モデルの結城アンナさんと結婚されているのですが、1971年、岩城さん20歳(大学生)、結城さん16歳の時、岩城さんが行きつけの青山にあるカフェ「sara」で結城さんをナンパし、これをきっかけに交際、結婚に至ったそうです。
ちなみに、結城さんは、お母さんがスウェーデン人、お父さんが日本人のハーフで、当時、モデルとして日本で活動されていたそうですが、スウェーデンで生まれ育ったため、日本語がまだよく理解できていなかったそうですが、
後に、岩城さんは、そんな結城さんを、
目に入れても痛くないくらい可愛いと思った。僕は日本語以外ダメ。その日本語も危うい位だから、ちゃんとコミュニケーション取れてないと思う。でも、それが良かった。…僕がどの程度悪いことしてるかわかってない
結城さんも、
字も読めなかったんで週刊誌に何か書いてあってもわからない
と、おっしゃっていました(笑)
モデル時代の結城アンナさん。
岩城滉一と結城アンナは正反対の性格
また、岩城さんが活動的であぶないことが大好きであるのに対し、結城さんはインドアであぶないことが大嫌いと、まるで正反対のお二人だったそうですが、
だからこそ、お互いが知らなかった世界を面白く感じることができ、距離を縮めることができたのでは、とお二人は語っておられました。
岩城滉一は結婚当初は貧乏で結城アンナが大黒柱だった
そんなお二人は、結城さんが20歳の時に妊娠し、これをきっかけに同棲を始めると、未入籍のまま、結城さんが女の子を出産されたそうですが、
当時、岩城さんは、まだ駆け出しの俳優だったため、結城さんが、一家の大黒柱として、モデルの仕事と子育てを両立し、一家の家計を支えられたそうです。
そのため、当初は、貧乏暮らしだったそうですが、
結城さんは、
なんとかなる
と、若さのせいか、平気だったそうで、
日用品がなくなると、岩城さんにパチンコに行ってもらい、勝った景品で、お醤油など、いろいろなものを持って帰ってきてもらっていたそうで、
岩城さんも、
彼女がお金がない、何がないって言ったらそれを用意するのが僕の仕事。食えないなんてことはありえない。それは死守しないと
と、語っておられました。
また、そんな岩城さんのことを、結城さんは、
やることはめちゃくちゃなんですけど、一本線が通ってるんです
と、信頼を寄せられていたそうです。
岩城滉一と結城アンナが離婚しない理由が凄い
とはいえ、破天荒な岩城さんとの暮らしに、結城さんは、
何回か離婚しようって私から言い出して
と、岩城さんとの離婚を考えたことがあったそうです。
ただ、岩城さんはというと、
僕は離婚したいって言ったらどうぞって言う。ただ、お金がないと俺がいないのにお前生きていかれんのか?てのが心配なわけ。だから財産が出来るまでは待ちなさい。それ全部あなたにあげるから
と、離婚はいいけど、今は、お金がないから待ってほしい、と言ったそうで、
結城さんは、これに納得し、
いいよと言われたらしたくなくなっちゃった
と、結局、離婚せず、現在に至っているとのことでした♪
ちなみに、やがて、岩城さんが俳優として活躍するようになると、結城さんは、30歳の時、モデルの仕事を辞めて、念願だった専業主婦となり、その後は、主婦業に専念されていたのですが、
2015年、60歳の時、モデルの仕事を再開すると、現在も、業界初の60代の女性を対象としたファッション雑誌「素敵なあの人」で活躍されています。
「岩城滉一と結城アンナの夫婦円満の秘訣とは?子どもは?」に続く
ファッション雑誌「素敵なあの人 2021年 1月号」で表紙を飾る結城アンナさん。