執筆活動のほか、エネルギー・環境問題の一貫として、原子力発電の問題にも取り組み、”原子力の通訳者”を自任しているという、神津カンナ(こうづ かんな)さんですが、今回は、そんな神津さんのプライベートについてご紹介します。
「神津カンナが原子力発電に興味を持った理由とは?」からの続き
結婚しない理由とは?
神津さんの気になるプライベートですが、神津さんはこれまで一度も結婚しておらず、独身です。
神津さんによると、10代、20代の頃は、他の多くの女性同様、結婚にバラ色の夢を抱いていたそうですが、仕事を続けていると、夢よりも現実的な問題が見えてきて、結婚へのハードルが高くなってしまったそうで、その理由を著書「仕事美人は生き方上手」で説明しています。
自分のライフスタイルを崩すことが難しくなった
まず、年々、自分のライフスタイルを崩すことが難しくなり、結婚したからといって、仕事のやり方、仕事のペースを大きく変えることが難しくなったということで、
その結果、生活の変化が少ない結婚を望むようになるか、あるいは、飛躍して、まったく仕事をしなくていいような大金持ちと結婚することを夢見るようになり、外国人と結婚し、海外に行くことを夢想したりするなど、超現実的か、現実逃避かという、両極端になってしまったのだそうです。
自分のいけてない大部分を相手に見せる自信がない
そして、大人になってから、年々、相手に見せたくない部分が大きくなり、また、相手が年齢に見合った男性の場合、その人も同じ事情があるのではと考えてしまい、あれこれ深読みし過ぎてしまうということで、
(自分のいけてない部分を相手に見せる自信がないということ)
神津さんは、これをグラスの中の氷に例え、氷が水面から出ている部分が全体の7分の1、残りの7分の6は水の中に隠れているとして(南極の氷山も同様なのだそうです)、
結婚するということは、この7分の6を相手に見せるということ、また、逆に、相手の7分の6の部分も直視しなければならないことで、
7分の6という大部分を相手に見せられる自信と、相手のどんな7分の6が出てきても動揺しない自信が必要なところ、神津さんは、なかなかこの二つの自信が持てないのだそうです。
「理想の妻」像になりたいがその自信がない
また、神津さんは、家事を最低限こなしたうえで、仕事もこなすバイタリティーのある女性が理想で、そんな妻になりたいと思うそうですが、仕事も家事もサクッとこなせる自信がないということで、
(相手と家事労働を機械的に分ける(役割分担する)のに抵抗がある)
神津さんは、
私は今締め切りで忙しいんだから、あなたが夕食を作ってちょうだい!ついでに私の仕事には一切口出しをしないでネ
と、言うことができれば、結婚の可能性は高まると分かっていつつも、そういう結婚生活は、つまらなく、味気ないものだと考えているそうで、また、このような両立を目指し、ダメだった人を、周りに何人も知っているのだそうです。
以上の理由から、神津さんにとって、結婚は、相当な勇気が必要な決断ということで、なかなか考えられないのだそうです(笑)
さて、いかがでしたでしょうか。
神津カンナさんの、
- 年齢は?出身は?本名は?
- 母方の祖父はナンセンス(ユーモア)作家の中村正常
- 母親は女優の中村メイコ
- 父親は作曲家の神津善行
- 妹は女優で刺繍作家の神津はづき
- 弟は洋画家の神津善之介
- 父・神津善行とは距離を置いた関係
- 父・神津善行とは「もの創り」という共通の職業だからこその配慮がある
- 父・神津善行が一度だけ感情を表したことがあった
- 幼い頃から父・神津善行が良い父親になろうと努力している姿を見て良い父親と感じていた
- 高校卒業後は漠然と役者になろうと考えていた
- 父・神津善行からアメリカ留学を論理的に説得され納得していた
- 3歳の時に父・神津善行に叩かれ蔵に閉じ込められたことがあった
- 父・神津善行の策略だった?
- 10代の頃は父・神津善行に恥をかかせまいと間違っていても従っていた
- 父・神津善行との力関係が逆転
- 母・中村メイコとは何でも言い合える関係母・中村メイコは神津善行を「良き父親」として守り通していた
- 母・中村メイコは作曲家という夫の職業を娘に説明しつつ自身も納得しようとしていた
- 中村メイコの「母親のポジション」は父・神津善行が作っていた
- 父・神津善行はいつも母・中村メイコをフォローしていた
- 当初は出来たばかりの東京タワーに連れて行ってもらえなかった
- とっさに東京タワーに行ったことがあると嘘をついていた
- 幼少期から母親を守ろうとする意識があった
- 母・中村メイコに東京タワーに連れて行ってもらう
- 母・中村メイコから初めて謝られる
- 幼稚園時代には雑巾を縫い忘れた母をかばい自分が忘れたと嘘をついていた
- 幼少期から家庭の事情を察していた
- 幼少期から母・中村メイコに質問しつつ自分で考える習慣がついていた
- 作家デビュー作「親離れするとき読む本」がベストセラーに
- 著書
- 出演番組(テレビ)
- 出演番組(ラジオ)
- 原子力発電に興味を持ったきっかけは父・神津善行
- 神津家総出で核燃料サイクルの特集番組「ペレットの旅」に出演
- 高原須美子に誘われ「ETT(フォーラム・エネルギーを考える)」に参加
- 原子力発電に興味を持った理由
- 結婚しない理由とは?
- 自分のライフスタイルを崩すことが難しくなった
- 自分のいけてない大部分を相手に見せる自信がない
- 「理想の妻」像になりたいがその自信がない
について、まとめてみました。
芸能界では重鎮の中村メイコさんを母親に持つ立場に甘んじず、タレントや執筆活動のほか、公的機関や民間団体の審議委員なども数多く務めている神津さん。
これからも、神津さんならではの表現で、いろいろなことを発信していって欲しいものです。
「神津カンナの母親は中村メイコ!妹は神津はづき!弟は?父親は?」