1976年、15歳で芸能界デビューすると、エキゾチックな美貌で、女優、モデル、歌手としてマルチに活躍するも、1985年、23歳の時には、早くも結婚し、芸能界から距離を置いた、朝比奈マリア(あさひな まりあ)さんですが、実は、2009年頃から体に異変が現れ始めたといいます。
「更年期ウツ」を患っていた
朝比奈さんは、2011年、48歳の時、「更年期ウツ」を患っていたそうで、ブログ「マリアvs更年期うつ」で闘病の様子を綴っています。
ブログによると、朝比奈さんは、2009年頃から、お化粧をするのがとても苦痛に感じるようになり、次第に、洗顔、歯磨き、ヘアセッティング、入浴など、気がつくと、何日も何もしていない状態になってしまったそうで、
(仕事柄、お化粧は必ずしなければならなかったため、外出時はサングラスをかけてごまかしていたそうです)
以前なら、楽しくて仕方がなかったことも全くやる気が起こらず、どんどん無気力になっていったそうです。
心療内科に行き薬を処方されるも回復しなかった
そこで、心療内科医を訪れたところ、
医師からは、
(以前にもウツになったことがあったため)またなっちゃいましたか、ちょっと薬で様子見ましょう
と、言われ、薬を処方されたそうですが、一向に改善しなかったそうです。
(以前、ウツになった時は、しばらく薬を続けると良くなったそうで、今回もしばらく続ければ良くなるだろうと思っていたそうです)
無気力な日々が続いていた
そのため、次の診察の時、医師にその旨を話すと、抑不安薬(レキソタン、セレネース)を新たに処方してくれたそうで、これが功を奏し、不安感がずいぶん和らいだそうです。
ただ、相変わらず無気力は改善されなかったそうで、掃除ができずに家の中が散らかり放題になり、そんな部屋を見ては自分を責めるという日々が続いたそうです。
また、そのほかにも、
- 洗濯物を1カゴ分畳んだだけで疲れる
- 外出することが苦痛で帰宅するとぐったり疲れる
- 病院へ行くのさえも億劫になる
と、これまで普通に出来ていたことも出来なくなってしまったのだそうです。
甘いものがやめられず2年で30キロの激太り
そして、「過眠」「過食(とくに甘いもの)」「体重増加」となり、心身に変化を感じ始めた2009年頃から太り始めると、2年間で、なんと30キロも激太りしたそうで、
(靴のサイズも22センチだったのが23.5センチになったそうです)
抑うつ剤の副作用とも考えられるそうですが、とにかく、甘いものを食べている時の幸福感から、甘いものがやめられなかったのだそうです。
(2010年夏に、お母さんの雪村いづみさんとテレビ出演した際には、その激太りした姿をネットで叩かれたそうで、自分が一番よく分かっているとはいえ、落ち込んだそうです)
朝比奈さん(左)と母親の雪村いづみさん(右)。
ちなみに、朝比奈さんは、闘病中の気持ちについて、
家族に理解されないのも辛いと思うが、理解されればされたで「何とか応えなければ!」と思い焦る。
「今は冬眠中だからこれでいいんだ、と思ってください」と、医師。思えないよ~!でもお医者さんの言う事きいて早く治さなくては!
と、綴っています。
夫・上田健一に更年期ウツの闘病生活を支えられていた
そんな朝比奈さんですが、「更年期ウツ」の苦しい闘病の日々を支えてくれたのは、やはり、夫の上田健一さんだったそうで、
(料理のほか病院の送り迎えもしてくれていたそうです)
朝比奈さんは、2018年6月8日、自身のブログに、「結婚記念日だったわ」のタイトルで、
何気にカレンダーをみて、あれ?今日は何の日だっけ えーと・・・
そして、facebook を開くと、3年前にシェアした思い出とこの画像が!そーだ!結婚記念日だったわ
まあ、33回目ともなれば特にどうこうということはないのだけど。
でも、やはり一昨年の夫の脳卒中で色々と考え方や感じ方が変わったのは事実。毎日、生きて顔を合わせられる有り難さとか、若さも体力も財力もあった時には気付けなかったこともたくさん
正直、結婚って何かと面倒↓↓と思った時もあったけど、この歳になるとやっぱりパートナーがいてくれることは本当に有り難いと思う
と、感謝の言葉を綴っています。
(その後、更年期ウツからどのように回復したかは不明ですが、2018年のブログでは、アクセサリーの教室で講師を務めるなど、元気にされているようです)
さて、いかがでしたでしょうか。
朝比奈マリアさんの、
- 年齢は?出身は?本名は?
- 母親は歌手の雪村いづみ
- 父親はイタリア系アメリカ人のジャック・セラー
- 義理の父親はバリトンサックス奏者の原田忠幸
- 朝比奈マリアの若い頃が美人過ぎる!
- 若い頃はエキゾチックな美貌でアイドル・タレントとして活躍
- 「MARIA」で歌手デビューすると「わが青春のアルカディア」の挿入歌も
- 漫画「ベルサイユのばら」の池田理代子にモデルになるよう勧められていた
- 漫画「妖子」のモデルだった
- 出演作品(テレビ(ドラマ))
- 出演作品(テレビ(バラエティほか))
- 出演作品(ラジオ)
- 出演作品(CM)
- ディスコグラフィー(シングル)
- ディスコグラフィー(アルバム)
- 仁科展で7年連続入選するなど絵画の才能を発揮
- アクセサリー作家としても活動
- 夫・上田健一との馴れ初めは?
- 夫・上田健一とは当初は友人として親しかった
- 夫・上田健一との結婚は母親・雪村いづみに勧められていた
- 夫・上田健一と東京都内のホテルで結婚式
- ひきこもり状態のときに夫・上田健一に支えられていた
- 松田優作と?
- 子供は息子が一人
- 「更年期ウツ」を患っていた
- 心療内科に行き薬を処方されるも回復しなかった
- 無気力な日々が続いていた
- 甘いものがやめられず2年で30キロの激太り
- 夫・上田健一に更年期ウツの闘病生活を支えられていた
について、まとめてみました。
幼い頃から、恋愛に自由奔放だったお母さんの雪村いづみさんに振り回され、さらには、芸能人2世ならではの苦労が人知れずあったと思われる朝比奈さんですが、その繊細で優しい人柄は、絵画やアクセサリーなどの作品に活きているようです。
才能あふれる朝比奈さんなので、「自分はダメな人間」だと思い込まずに、ご主人の大きな愛のもと、幸せに暮らしてほしいものです。