浜田光夫はアルコール依存症が原因で死にかけていた！

若い頃には、日活青春スターとして活躍する最中、大ケガに遭ってしまった、浜田光夫（はまだみつお）さんですが、近年は、病気で生死の境をさまよっていたといいます。

急性膵炎で生死の境をさまよう

浜田さんによると、「日活」時代、石原裕次郎さんに、「もういっぱしだぞ、飲みに連れてってやる」と連れられて、お酒を飲むようになって以来、なんと、３６５日、毎日欠かさずお酒を飲むようになったそうで、

それが、年齢とともに、酒量も増えていくと、足取りもおぼつかなくなるほか、漏れるような声を出すこともあるほど悪化していき、２０１０年１月には、突然、背中（胃の裏側）に激痛を感じ、水さえも受け付けなくなったそうです。

そこで、慌てて、知り合いの医師に連絡し、病院に行って検査を受けると、「急性膵炎（すいえん）」と診断され、即入院されたのだそうです。

（既に膵（すい）臓が固まりかけており、あと３日病院に来るのが遅かったら命を落としていた、と言われたそうです）

アルコール依存症を専門病院で治療

こうして、一命をとりとめた浜田さんは、さすがに懲り、アルコール依存症の専門病院に約１ヶ月入られたそうで、その後は、自宅で、奥さんの恭美子さんと共に生活習慣を改め、毎日、二人で１時間半ほどかけて、犬の散歩に行くなど、運動を続けられているそうです。

ちなみに、アルコール依存症の専門病院では、

とにかく大変でした。毎日のように自分がどうしてアルコールに依存したのか、その原因や気持ちをほかの患者さんたちとディスカッションしたり、アルコールで失敗していく人を描いた短編ビデオを見たり……

まさにアルコール依存症更生のプログラムですね。それになによりも自分より重度の依存症の人たちに囲まれていることによるショックが大きかった。こんなふうになってしまうのかと…

と、ショッキングな経験をされたようで、成果は大いにあったようです。

また、浜田さんは、

小百合ちゃん（吉永小百合さん）の仲間が集まる「ユリの会」というのがあったんですが、ちょうど入院中で行けなかったんです。

それで、後日、小百合ちゃんに電話で、「急性膵炎になっちゃったんだよ」という話をしたら、「来ないからどうしちゃったのかと思っていたの。じゃあ、快気祝いやろうね」と言ってくれて、それで今年の春に開いてくれたんです。

と、うれしいサプライズがあったことも明かされていました。