ホテル経営の失敗とスキー場経営の失敗で二度も巨額の負債を抱えるも、1970年に結婚した妻、女優の松本めぐみさんのサポートで、見事、両方の負債を完済された、加山雄三(かやま ゆうぞう)さんですが、そんな加山さんと奥さんの間には、男の子と女の子、それぞれ2人づつ誕生しています。今回は、次男と次女と義理の妹についてご紹介します。
「加山雄三の長男は花火師の池端信宏!長女は元料理研究家の梓真悠子!」からの続き
次男は俳優の加山徹
まず、1975年に誕生した次男・加山徹(かやま てつ)さんは、1995年から「山下徹大」名義で俳優として活動されており、
1995年「終らない夏」
1996~1997年「事件」
1997年「女は全力疾走」
「踊る大捜査線」
1999年 NHK朝の連続テレビ小説「すずらん」
2000~2006年「八丁堀の七人」
2002年「時空警察」
「八丁堀の七人」より。
2003年「最後の弁護人」
2004年「プライド」
2005年「明智小五郎 VS 金田一耕助」
2006年 NHK朝の連続テレビ小説 「芋たこなんきん」
2007年「百鬼夜行抄」
2008年「事件13」
2009年「相棒 Season7」第12話
「相棒 Season7」より。
2011年「水戸黄門」
2012年「ハンチョウ~警視庁安積班~」
「美人探偵M」
2013年「事件16」
2014年「TEAM-警視庁特別犯罪捜査本部-」
2015年「子連れ信兵衛」
2016年「事件17」
「事件17」より。
など、多数出演されていましたが、
2019年1月には、「山下徹大」から現在の「加山徹」に改名されたことを、自身のブログで発表されています。
次女は女優の池端えみ
そして、1978年に誕生した次女・池端えみ(いけはた えみ)さんは、2000年に女優デビューされると、2003年からニューヨークの映画学校で演技を学び、以降、ニューヨークで女優活動を続けられているそうですが、
池端えみさん
加山さんは、インタビューで、
そう。俺自身がそうだったから。スタートした時に親の名前を使って当人が売れだしたら、その後の不安感っていうのはね、大変なものなんですよ。
自分はどこかで修行したわけではない。実力でどこかの劇場に立ってきたわけじゃない。だけど、もう大スターとしてにっちもさっちもいかないくらい売れちゃった。
そうするとね、なにか細ーい竹ざおのてっぺんに座らされてる、いつポッキリいくか分かんないっていうそういった不安感が常につきまとうんですよ。
それが自分自身の実力で下積みからやってきたら、そこまでやってきた自信が出来てくる。その時こそが本物だよ、と。最初から大変だってことが分かった上で苦労する。
そうやって生きていく中でつかんだ自信があれば不動の自分が確立できるんだ、と。そういう生活を味わえるならその方がずっといい。
学校を卒業したら、そっから先は自分で苦労しろと、親の力を借りたら充実した人生というのは送れなくなる。それじゃあ駄目なんだよと。そう言い続けてきたからね。
と、大スターを両親に持つ自身の体験を踏まえて、子育てされたことを明かされていました。
義理の妹の仁美凌は覚醒剤取締法違反で逮捕されていた
また、加山さんの義理の妹には、元女優の仁美凌(ひとみ りょう)さんがいらっしゃいます。
仁美凌さん
というのも、加山さんのお父さんの上原謙さんは、1970年、小桜葉子さん(加山さんのお母さん)と死別後、タレントの大林雅美さんと再婚されているのですが、その間に誕生した娘さんが仁美さんなのです。
ただ、仁美さんは、2013年11月、「覚醒剤取締法違反(使用)」の疑いで千葉県警松戸警察署に逮捕されると、その前日に逮捕された夫・若山騎一郎さん(俳優・若山富三郎さんの息子で勝新太郎さんの甥)とともに、同年12月19日に起訴され、
翌年の2014年2月13日には、懲役1年6か月、執行猶予3年(求刑懲役1年6か月)の判決が言い渡されています。
「加山雄三にアメリカ人ゴーストライターが?報酬過少と通告書を受けていた!」に続く
(左から)妻・松本めぐみさん、長男・池端信宏さん、次男・加山徹さん、長女・梓真悠子さん、次女・池端えみさん、加山さん。