1972年にロックバンド「シュガー・ベイブ」を結成し、1975年にはアルバム「SONGS」でデビューすると、1976年には、「シュガー・ベイブ」を解散し、アルバム「CIRCUS TOWN」でソロデビューを果たすと、1980年に発売したアルバム「RIDE ON TIME」が大ヒットを記録した、山下達郎(やました たつろう)さん。
そんな山下達郎さんは、小学校時代は読書と宇宙が大好きだったことから、将来は、宇宙物理学者・天文学者になりたいと思っていたそうで、偏差値の高い高校に進学したそうですが、
クラスメイトや学校の管理体制に馴染めず、次第に、中学生の時から興味を持っていた音楽に明け暮れる毎日を送るようになったといいます。
今回は、山下達郎さんの、幼少期(生い立ち)から、20歳の時に「シュガー・ベイブ」を結成するまでをご紹介します。
山下達郎のプロフィール
山下達郎さんは、1953年2月4日生まれ、
東京都豊島区池袋の出身、
血液型はB型、
学歴は、
豊島区立池袋第五小学校
⇒豊島区立高田中学校
⇒都立竹早高校
⇒明治大学法学部中退
ちなみに、「山下達郎」は本名で、愛称は「ヤマタツ」です。
山下達郎は幼少期に実家が経営する工場が倒産していた
山下達郎さんは、居酒屋を経営する両親のもと、一人っ子として誕生すると、山下達郎さんの誕生をきっかけに、もともと、飲食業を嫌がっていたお母さんの希望もあり、お父さんは、おじいさんが経営していて倒産した工場を引き継ぐ形で再興を図ったそうです。
しかし、1957年、山下達郎さんが4歳の時、不況となってその煽りを受けた工場が倒産してしまい、両親が働きに出たことから、山下達郎さんは一人で留守番をすることが多くなったそうです。
山下達郎は小学校時代は成績優秀で優等生タイプの少年だった
ちなみに、山下達郎さんは、小学校時代は、成績優秀で、児童会役員に選ばれる優等生タイプの少年だったそうで、この頃は、読書と宇宙が大好きだったそうです。
また、小学6年生の時には、音楽の先生に勧められ、マーチングバンドに所属し、太鼓を担当したそうです。
山下達郎は中学1年生の時にウクレレを買ってもらったことがきっかけでギターに興味を持つようになっていた
そんな山下達郎さんは、中学校に進学後は、ブラスバンド部に所属し、小太鼓を担当したそうですが、ウクレレを買ってもらったことでギターに興味を持つようになり、独学で練習を始めたそうです。
また、友達の影響から、「ベンチャーズ」を聴くようになったそうで、これをきっかけに、洋楽も聴くようになったのだそうです。
(山下達郎さんは、中学1年生の1月、どうしても商売(お菓子屋)がしたいというお父さんの意向で、東京都練馬平和台に引っ越したそうですが、転校せずに越境通学したそうです)
山下達郎は中学2年生の時にアマチュア・バンド「ディー・バウエルン」を結成しドラムスを担当していた
その後、山下達郎さんは、中学2年生の時には、友人らとアマチュア・バンド「ディー・バウエルン」を結成したそうで、ドラムスを担当したそうです。
山下達郎は高校時代は進学校に馴染めず学問に挫折し音楽にのめり込んでいた
山下達郎さんは、中学卒業後は、東京都立竹早高等学校に進学したそうで、都立の進学校に入学できたご褒美として、かねてより欲しかったドラムセットをお父さんに買ってもらったそうですが、
実は、この時はまだ、宇宙物理学者・天文学者を目指していたといいます。
ただ、受験一辺倒のクラスメイトや、管理体制の学校に馴染めず、学校では孤立したそうで、次第に音楽にのめり込むほか、バイト、学生サークル、ジャズ喫茶や名画座通いに明け暮れる日々を送るようになったのだそうです。
(高校は、出席日数が危ぶまれるも、なんとか卒業できたそうです)
山下達郎は高校卒業後は明治大学に進学するも3ヶ月で中退していた
そんな山下達郎さんは、高校卒業後も、音楽に明け暮れる日々を過ごしていたそうですが、この時は、プロになるなどとは思ってもおらず、
裏方ぐらいにしかなれないだろうし、ならば、せめて音楽著作権でも学んで音楽出版社にでも入ろうか
と、考えたそうで、
1年間の浪人生活を経て、1972年4月、明治大学法学部に進学したのだそうです。
しかし、ほとんど講義に出ることはなく、3ヶ月で中退したのだそうです。
山下達郎は20歳の時に「シュガー・ベイブ」を結成していた
そして、1972年8月には、アマチュアバンドの友人たちと、アルバム「ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY」を自主制作するなど、音楽活動を本格化させると、
翌年の1973年春には、大貫妙子さん、野口明彦さん、村松邦男さん、鰐川己久男さんと共に、ロックバンド「シュガー・ベイブ」を結成すると、1975年には、アルバム「SONGS」でデビューしたのでした。
「シュガー・ベイブ」第一期のメンバー。(左から)村松邦男さん、大貫妙子さん、鰐川己久男さん、山下達郎さん、野口明彦さん。
山下達郎が27歳の時には「RIDE ON TIME」が初の大ヒットを記録
そんな山下達郎さんは、1976年には、「シュガー・ベイブ」を解散し、同年12月25日には、アルバム「CIRCUS TOWN」でソロデビューを果たすと、
1980年、27歳の時には、6枚目のシングル「RIDE ON TIME」が大ヒットを記録し、以降、「クリスマスイブ」「さよなら夏の日」「高気圧ガール」など次々とヒットを飛ばしたのでした。
「山下達郎の若い頃は?クリスマスイブほか代表曲やアルバムを時系列まとめ!」に続く
1976年、アルバム「CIRCUS TOWN」でソロデビューを果たすと、1980年には、6枚目のシングル「RIDE ON TIME」が大ヒットを記録し、以降、「クリスマスイブ」「さよなら夏の日」「高気圧ガール」など次々と …