元女優の矢口陽子さんとの間に誕生した、長男・黒澤久雄さんと長女・黒澤和子さんにも、それぞれ子供が誕生し、孫をかわいがる優しいおじいちゃんだったという、黒澤明（くろさわ あきら）さん。
今回は、そんな黒澤明さんの孫（男の子4人、女の子2人）についてご紹介します。
「黒澤明は高峰秀子と交際していた！馴れ初めは？破局理由は？」からの続き
黒澤明の孫は6人
黒澤明さんには、（長男・黒澤久雄さんと長女・黒澤和子さんの子供がそれぞれ3人ずつ）計6人の孫がいます。
長男・黒澤久雄の子供
まずは、黒澤明さんの長男・黒澤久雄さんと林寛子さんの間に誕生した子供（黒澤明さんの孫）たちをご紹介します。
（黒澤久雄さんと林寛子さんは、1979年に結婚し2003年に離婚しています）
黒澤甲
黒澤久雄さんの長男（黒澤明さんの孫）は、黒澤甲（くろさわ こう）さんで、
黒澤甲さんは、公式ページを拝見すると、2008年から、「Volgrooma」というバンドでギタリストとして活動し、2013年～2015年まではライブ活動をしていたようです。
また、2014年には、ファースト・アルバム「僕らのインスピレーション」をリリースすると、2016年からはネット販売も開始しているのですが、その後の情報はなく、現在はどうされているのか不明です。
（「僕らのインスピレーション」は、2025年現在も公式ホームページで購入可能です）
黒澤明さんの孫・黒澤甲さん。
黒澤優
黒澤久雄さんの長女（黒澤明さんの孫娘）は、1982年7月7日に誕生した、黒澤優（くろさわ ゆう）さんで、
黒澤優さんは、1999年8月、ファッション雑誌のモデルとして芸能界デビューすると、その後は、モデルのほか、女優、タレントとしても活動していたのですが、2002年1月、「SOPHIA」のヴォーカル松岡充さんと結婚し、19歳の若さで芸能界を引退しています。
黒澤明さんの孫娘・黒澤優さん。
黒澤萌
黒澤久雄さんの次女（黒澤明さんの孫娘）は、1983年11月7日に誕生した黒澤萌さんで、
黒澤萌さんは、2002年、安全地帯のカバー曲「悲しみにさよなら」をリリースし、歌手として活動していました。
ただ、お兄さんの黒澤甲さん同様、その後の情報がないことから、現在はどうされているか不明です。
長女・黒澤和子の子供
続いて、黒澤明さんの長女・黒澤和子さんと加藤晴之さんの間に誕生した子供（黒澤明さんの孫）たちをご紹介します。
（黒澤和子さんと加藤晴之さんは1976年に結婚するも1983年に離婚しています）
加藤隆之
黒澤和子さんの長男（黒澤明さんの孫）は、1977年3月12日に誕生した俳優の加藤隆之（かとう たかゆき）さんで、
現在は、おじいさんである黒澤明さんの著作権・肖像権を管理する株式会社「K&K Bros.」の取締役を務めているそうです。
黒澤明さんの孫・加藤隆之さん。
（加藤隆之さんは、テレビドラマ「リング～最終章～」で、俳優デビューしているのですが、2010年以降は、俳優活動をしておらず、本や小説を書く修行をしていたこともあったそうです）
黒澤（加藤）秀之
黒澤和子さんの次男（黒澤明さんの孫）は、1978年に誕生した、画家、イラストレーターの黒澤（加藤）秀之さんで、
独学で絵を学び、2014年には、横浜市で個展「ヌクヌクのいるところ」を開催するなど、アーティストとして活動していたのですが、
北野武監督作品「首」（2023年）、小泉堯史監督作品「雪の花～ともに在りて～」（2025年）では、衣装デザイナーとして参加しています。
（黒澤秀之さんは、かつては、「加藤秀之」として活動していたのですが、その後、改名したようで、現在は「黒澤」姓を名乗っています）
黒澤明さんの孫・黒澤（加藤）秀之さん。
黒澤爽
黒澤和子さんは、加藤晴之さんと離婚後、未婚で男の子を出産しているのですが、三男（黒澤明さんの孫）は、黒澤爽さんと言います。
黒澤爽さんは、お母さんの黒澤和子さんの衣裳デザインアシスタントとして活動しているそうで、2023年、黒澤和子さん、次兄の黒澤（加藤）秀之さんと共に北野武監督作品「首」に参加しています。
さて、いかがでしたでしょうか。
黒澤明さんの、
- 黒澤明の生い立ちは？幼少期は？画家時代は？政治的主張を制限され情熱を失っていた！
- 黒澤明のプロフィール
- 黒澤明が幼い頃は身体が弱く泣き虫で知的な発育も遅れていた？
- 黒澤明は小学3年生の時に担任に褒められたことで絵を描くことが好きになっていた
- 黒澤明は小学生の時に父親によく映画館に連れて行ってもらっていた
- 黒澤明の中学生時代は画家を志しつつも作文が絶賛されていた
- 黒澤明は画家を志し東京美術学校（東京藝術大学美術部）を受験するも不合格となっていた
- 黒澤明は20歳頃から絵画で政治的主張ができないことに疑問を感じ絵を描く情熱を失っていた
- 黒澤明の若い頃(助監督時代)は山本嘉次郎監督に師事！脚本が絶賛されていた！
- 黒澤明は25歳の時に「写真化学研究所（P.C.L.映画製作所）」に助監督として入所していた
- 黒澤明は25歳の時に矢倉茂雄監督の「処女花園」でサード助監督を務めるも仕事が嫌になり退職を考えていた
- 黒澤明は25歳の時に山本嘉次郎監督作品「エノケンの千万長者」で助監督を務めていた
- 黒澤明は31歳の時のシナリオ「達磨寺のドイツ人」が絶賛されていた
- 黒澤明は32歳の時に執筆した脚本「静かなり」「雪」が高く評価されていた
- 黒澤明の若い頃は？監督デビューからの代表作(映画)や経歴を時系列まとめ！
- 黒澤明は33歳の時に「姿三四郎」で映画監督デビューすると「山中貞雄賞」「国民映画奨励賞」を受賞
- 黒澤明が35歳～37歳の時には「一番美しく」「虎の尾を踏む男たち」「わが青春に悔なし」「素晴らしき日曜日」を発表
- 黒澤明は38歳の時に三船敏郎をオーディションでひと目見てただならぬ気配を感じ、以来、三船敏郎を起用し続けていた
- 黒澤明は40歳の時に「羅生門」が「ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞」と「アカデミー賞名誉賞」を受賞
- 黒澤明は42歳～48歳の時に「生きる」「七人の侍」「蜘蛛巣城」で”世界のクロサワ”と称されるようになっていた
- 黒澤明は55歳の時に「赤ひげ」を発表するも完全主義を徹底したことで東宝に専属契約を解除されていた
- 黒澤明は58歳の時に日米合作映画「トラ・トラ・トラ!」の製作に参加するも監督を降板させられていた
- 黒澤明は59歳の時に初のカラー作品「どですかでん」を発表するも商業的には失敗に終わっていた
- 黒澤明は61歳の時に自殺を図っていた
- 黒澤明は65歳の時に旧ソ連に招かれ映画「デルス・ウザーラ」を制作すると「モスクワ映画祭金賞」「アカデミー外国語映画賞」を受賞
- 黒澤明は70歳の時に「影武者」が「カンヌ国際映画祭パルム・ドール賞」を受賞
- 黒澤明は75歳の時に「乱」、80歳の時に「夢」を外国資本で制作し発表していた
- 黒澤明は83歳の時に「まあだだよ」を発表
- 黒澤明の死因は脳卒中
- 黒澤明の監督作品
- 黒澤明の妻･矢口陽子との馴れ初めは？結婚後の関係(夫婦仲)は？
- 黒澤明の妻・矢口陽子との馴れ初めは？
- 黒澤明は結婚後は妻・矢口陽子に生活の全てをサポートされていた
- 黒澤明の妻・矢口陽子は映画界に未練があった？
- 黒澤明の子供は息子と娘！長男は黒澤久雄！長女は黒澤和子！
- 黒澤明と矢口陽子の間には子供が2人
- 息子（長男）は黒澤久雄
- 娘（長女）は黒澤和子
- 黒澤明は家でも”映画監督・黒澤明”だった
- 黒澤明と矢口陽子の間には子供が2人
- 黒澤明は高峰秀子と交際していた！馴れ初めは？破局理由は？
- 黒澤明は女優の高峰秀子と交際していた
- 黒澤明は長身でハンサムで女性たちにとても人気があった
- 黒澤明と高峰秀子は東宝と高峰秀子の義母の猛反対により破局していた
- 黒澤明は高峰秀子との結婚は考えていなかった？
- 黒澤明との別れの様子を高峰秀子は自伝「わたしの渡世日記」に詳細に綴っていた
- 黒澤明の孫は6人(男4人女2人)！孫娘は黒澤優と黒澤萌！
- 黒澤明の孫は6人
- 長男・黒澤久雄の子供
- 黒澤甲
- 黒澤優
- 黒澤萌
- 長女・黒澤和子の子供
- 加藤隆之
- 黒澤（加藤）秀之
- 黒澤爽
- 長男・黒澤久雄の子供
について、ご紹介しました。
今もなお、世界中の映画人や著名人を虜にし、影響を与え続けている黒澤明さんですが、
黒澤作品は、
- 妥協を許さない徹底した演出
- 絵画のように美しい映像
- 迫真に迫る俳優の演技
- 考え抜かれたストーリー
と、どこを取っても秀逸で、まさに映画を極めた作品。
黒澤映画を観たことがない人は、ぜひ、この機会に、その世界に圧倒されてみてはいかがでしょうか。
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