「はぐれ刑事純情派」シリーズほか数多くの作品でバイプレイヤーとして活躍されている、岡本麗(おかもと れい)さん。今回は、そんな岡本さんの若い頃や出演作品などについてご紹介します。

Sponsored Link

年齢は?出身は?本名は?

岡本さんは、1951年12月19日生まれ、
長崎県佐世保市のご出身(福岡県飯塚市育ち)、

血液型はB型、

本名は、「戸塚 あけみ」

学歴は、
福岡県立嘉穂東高等学校卒業、

趣味は、
おもちゃ収集 ガーデニングです。

若い頃は日活ロマンポルノ女優

岡本さんは、役者を志して上京されると、劇団の養成所に所属。演技のレッスンを受けられた後、「日活」に所属されます。

ただ、1960代後半~1970年にかけて、次第に日本映画産業全体が斜陽化してきたため、「日活」がロマンポルノに路線を変更すると、1975年には、1作だけのつもりで、日活ロマンポルノ「女高生100人(秘)モーテル白書」の主演でデビュー。

すると、豊満な肉体を生かした体当たりの演技で、たちまちヒットを記録したことから、すぐに2作目「新・レスビアンの世界 陶酔」(1975)が決まってしまい、

以降、

1975年「主婦の体験レポート 続おんなの四畳半」
     「ホステス情報 潮ふき三姉妹」
     「発禁 肉蒲団」
1976年「犯す」
     「真夏の夜の情事 悶え」
     「夫婦秘戯くらべ」
     「私は18才 (秘)二号生活」
     「団地妻(秘)出張売春」
     「淫絶夫人 快楽の奥」
     「団地妻 肉体金融」
     「暴行切り裂きジャック」
     「感じるんです。」

1977年「夢野久作の少女地獄」
     「女子大生 ひと夏の体験」
     「檻の中の妖精」
     「不連続殺人事件」
     「性と愛のコリーダ」
     「中山あい子未亡人学校より 濡れて泣く」
     「肉体の門」
     「女子大生 (秘)SEX診断」
     「昼下りの情事 すすり泣き」
     「夜這い海女」
     「レイプ25時 暴姦」

1978年「高校エマニエル 濡れた土曜日」
     「性愛占星術 SEX味くらべ」
     「生贄の女たち」
     「修道女ルシア 辱す(けがす」
     「博多っ子純情」
     「金曜日の寝室」
     「人妻集団暴行致死事件」
     「宇能鴻一郎の看護婦寮」
     「最も危険な遊戯」
     「ダイナマイトどんどん」
     「むちむちネオン街 私たべごろ」
     「肉の標的・奪う!」
     「俺達に墓はない」
     「宇能鴻一郎の濡れて開く」
     「クライマックス・レイプ 剥ぐ!」
     「トラブルマン 笑うと殺すゾ」
     「天使を誘惑」
     「堕靡泥の星 美少女狩り」
     「団鬼六 白衣縄地獄」

と、1年に驚くほど数多くのポルノ作品に出演し、結局、日活ロマンポルノの終焉まで、看板女優として活躍されたのでした。

出演作品(映画)

日活ロマンポルノの終焉後は、一般の女優に転身された岡本さん。

それでは、ここで、岡本さんの主な出演作品をご紹介しましょう。

映画では、

1980年「野獣死すべし」
1981年「ヨコハマBJブルース」
1982年「さらば愛しき大地」
     「道頓堀川」
     「蒲田行進曲」
1983年「人生劇場」
1985年「瀬降り物語」


野獣死すべし

1987年「メイク・アップ」
     「やるときゃやるぜ! -COME BACK HERO-」
1988年「ラスト・キャバレー」
     「・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・」
     「恋はいつもアマンドピンク」
     「妖女の時代」
     「マルサの女2」

1989年「はぐれ刑事純情派」
1990年「飛ぶ夢をしばらく見ない」
1991年「天河伝説殺人事件」
1992年「寒椿」
1993年「わが愛の譜 滝廉太郎物語」
1994年「先生あした晴れるかな」
2001年「柔らかな頬」
     「折り梅」

2003年「恋愛寫眞」
2004年「力道山」
2005年「四日間の奇蹟」
     「釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった♪♪」
2007年「包帯クラブ」
     「素敵な夜、ボクにくださ」
2011年「歌う! ヒットマン」
2013年「くちづけ」
2016年「嫌な女」


「くちづけ」より。

出演作品(テレビドラマ)

テレビドラマでは、

1975年「ガラスの絆」
1977年「太陽にほえろ!」第243話
1978年「大追跡」
1979年「大都会 PARTIII」
1980年「西部警察」第31話、第42話
1981年「柳生あばれ旅」
1982年「御宿かわせみ」


「大追跡」より。藤竜也さんと岡本さん。

1983年「松田聖子のはじめての情事」
1984年「うちの子にかぎって…」
1985年「春の波涛」
1986年「追う男」
1987年「熱くなるまで待って!」
1988年「教師びんびん物語」
1988~2009年「はぐれ刑事純情派」


「はぐれ刑事純情派」より。(左から)深江卓次さん、梅宮辰夫さん、藤田まことさん、岡本さん、ぼんちおさむさん。

1989年「青春家族」
1990年「泥棒に手を出すな!」
1991年「天河伝説殺人事件」
1992年「天上の青」
1993年「カミさんの悪口」
1994年「鬼平犯科帳」
1995年「パパ・サヴァイバル」


「鬼平犯科帳」より。石丸謙二郎さんと岡本さん。

1996年「ひまわり」
1997年「美味しんぼ」
1998年「Days」
1999年「警部補 佃次郎8」
2000年「浅見光彦シリーズ14」
2001年「女子刑務所東三号棟」
2002年「ギンザの恋」

2003年「棟」
2004年「松本清張ドラマスペシャル 黒の回廊」
2005年「火垂るの墓」
2006年「病院へ行こう!」
2007年「警視庁捜査ファイル さくら署の女たち」
2008年「男装の麗人〜川島芳子の生涯〜」
2009年「となりの芝生」

2010年「おふくろ先生のゆうばり診療日記3」
2011年「刑事シュート しゅうと&ムコの事件日誌3」
2012年「つるかめ助産院〜南の島から〜」
2014年「同窓生〜人は、三度、恋をする〜」
2017年「孤独のグルメ」Season6 5話
2018年「警視庁岡部班2『多摩湖畔殺人事件』」
2019年「庶務行員 多加賀主水が許さない3」


「孤独のグルメ」より。岡本さんと松重豊さん。

ほか、数多くの作品に出演されています。

特に、「はぐれ刑事純情派」では、巡査の田崎晴子役を演じられる、主人公・安浦刑事(藤田まこと)さんとの絶妙なやり取りが人気を博しました。

「クロレッツ」CMが話題に

また、岡本さんは、1988年には、「クロレッツ」のCMに出演されているのですが、

このCMは、当時のバブル時代を背景に、キャリアウーマン風の年上の女性(岡本さん)と、年下男性(尾美としのりさん)が、甘い日常の中、クロレッツで、すっきり爽やかな息になってキスをするというもので、岡本さんのコメディタッチな演技が話題となりました♪

旦那は?子供は?

そんな岡本さんの気になるプライベートですが、岡本さんは、中国人の一般男性と結婚されています。

ご主人のお仕事は不明ですが、1年の半分は海外にいらっしゃるとのことで、岡本さんは、ご主人と会うことが、癒やしと活力になっているそうです。

また、ご主人には、連れ子(30代の娘さん)が一人いらっしゃるそうで、「麗ちゃん」と呼ばれていて、友達のように仲が良いとのこと。

ちなみに、この娘さんは、中国の大学を卒業後、中国で医師をされているそうで、日本で医師免許を取得するために頑張っておられるとのことでした。

Sponsored Link

大竹まことと?

ところで、岡本さんを、「大竹まこと」で多くの人が調べられているようです。

というのも、大竹さんがまだ売れる前の1971年、大竹さんは、風間杜夫さん、斉木しげるさんらと一緒に、劇団「表現劇場」を結成されているのですが、この頃、大竹さんが岡本さんのヒモだったと言われているのです。

ただ、それを裏付ける話は何もなく、真偽は不明ですが・・・

さて、いかがでしたでしょうか。

岡本さんの、

  • 年齢は?出身は?本名は?
  • 若い頃は日活ロマンポルノ
  • 出演作品(映画)
  • 出演作品(テレビドラマ)
  • 「クロレッツ」CMで人気に
  • 旦那は?娘は?
  • 大竹まことと?

について、まとめてみました。

ポルノ女優から、見事、一般の女優への転身に成功された、岡本さん。今のところ、ほとんどご自分のことは語られておらず、謎の多い岡本さんですが、これからバラエティなどで、もっと、明かされるといいですね♪

Sponsored Link