1960年、17歳の時に「潮来笠(いたこがさ)」で歌手デビューして以来、60年以上もの間、歌手として活躍されている、橋幸夫(はし ゆきお)さんですが、俳優としても数多くのテレビドラマや映画に出演されています。今回は、そんな橋さんの出演作品を画像を交えてご紹介します。
「橋幸夫は若い頃「御三家」(舟木一夫と西郷輝彦と共に)と呼ばれていた!」からの続き
出演作品(映画)
それではここで、橋さんのデビューからの主な出演作品をご紹介しましょう。
映画では、
1961年「潮来笠」
「木曽ぶし三度笠」
「おけさ唄えば」
「喧嘩富士」
「磯ぶし源太」
「すっとび仁義 」
「明日を呼ぶ港」
「花の兄弟」
「花の兄弟」より。橋さん(左)と市川雷蔵さん(右)。
1962年「江梨子」
「悲恋の若武者 」
「あした逢う人」
「花の折鶴笠」
「江梨子」より。橋さんと三条魔子(三条江梨子)さん。
1963年「いつでも夢を」
「若いやつ」
「舞妓はん」
「東京オリンピック音頭・恋愛特ダネ合戦」
「月夜の渡り鳥」
「いつでも夢を」より。(左から)浜田光夫さん、吉永小百合さん、橋さん。
1964年「花の舞妓はん」
「孤独」
1965年「涙にさよならを」
「すっ飛び野郎」
「あの娘と僕 スイムスイムスイム」
「赤い鷹」
「花の舞妓はん」より。香山美子さんと橋さん。
1966年「雨の中の二人」
「恋と涙の太陽」
「汐風の中の二人」
1967年「シンガポールの夜は更けて」
「バラ色の二人」
「恋のメキシカン・ロック 恋と夢と冒険」
「男なら振りむくな」
「雨の中の二人」より。
1968年「夜明けの二人」
1969年「恋の乙女川」
「ひばり橋の花と喧嘩」
1970年「東京⇔パリ 青春の条件」
「恋の乙女川」より。(左から)尾崎奈々さん、黛ジュンさん、橋さん。
出演作品(テレビドラマ)
テレビドラマでは、
1961年「俺ら次郎長」
1962年「雲が呼んでいる」
1964年「虹の設計」
1967年「花の新入社員」
1971年「徳川おんな絵巻」第34話、第35話
1972年「江戸巷談 花の日本橋」
1973年「ご存知時代劇 伊豆の佐太郎」
1974年「ご存じ金さん捕物帳」
1978年「大江戸捜査網」第345話
1978、1981、2000年「水戸黄門」
「ご存じ金さん捕物帳」より。
1980年「斬り捨て御免!」
1984年「新・大江戸捜査網」
1988年「順送りの恋人」
1991年「お母さんは宇宙人」
1995年「王様のレストラン」
「王様のレストラン」より。橋さんと山口智子さん。
1999年「オールスター忠臣蔵」
2005年「火曜サスペンス劇場 警部補 佃次郎」
2013年 NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」
2019年「ノーサイド・ゲーム」
「あまちゃん」より。宮本信子さんと橋さん。
ほか、数多くの作品に出演されています。
「ご存じ金さん捕物帳」で歌う遠山の金さんを演じていた
ところで、橋さんは、1974年、時代劇「ご存じ金さん捕物帳」で、中村梅之助さん、市川段四郎さんに続く、3代目・遠山の金さん役を演じられているのですが、
勧善懲悪のストーリー展開は、前作から引き継ぎつつ、歌手としての橋さんを活かすため、主題歌や挿入歌も橋さんが担当し、劇中でも、ふと歌を口ずさむなど、毎回のように歌うシーンが盛り込まれるほか、
(第1話では、太鼓の演奏まで披露されています)
藤圭子さん、三田明さん、内田あかりさんなど、当時の人気歌手がゲストに起用され、ほかの「遠山の金さん」とは一線を画するドラマとなっています。
(橋さんの後は、杉良太郎さん、高橋英樹さん、松方弘樹さん、松平健さんと続き、全員で7名が遠山の金さん役を演じています)