最初に結婚された渡瀬恒彦さんとは、想いが残っていたにもかかわらず、仕事を優先して離婚された、大原麗子(おおはら れいこ)さんですが、2度目の結婚相手の森進一さんをはじめ、他の男性とはどうだったのでしょうか。

「大原麗子の元旦那は渡瀬恒彦!馴れ初めは?離婚理由は?」からの続き

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高倉健と?

大原さんは、1965年、18歳の時、高倉健さん主演の映画「網走番外地」で、高倉さんと初共演されると、その後も、「あにき」(1977)、「居酒屋兆治」(1983)、「チロルの挽歌」(1992)などで、高倉さんと共演されているのですが、兄のように高倉さんを慕っていたそうです。


「網走番外地」北海篇より。高倉健さんと大原さん。


「あにき」より。高倉健さんと大原さん。

一方、高倉さんも、そんな大原さんを実の妹のようにかわいがり、金の懐中時計や季節の食材ほか、1986年に大原さんが自宅を新築された際には、末尾4桁が「0015(レイコ)」の新しい電話番号などもプレゼント。

なかでも、シリアルナンバー「1」が刻印された万年筆(「0」は高倉さんが持っておられたそうです)のプレゼントには、

健さんに1番に選ばれた

と、大原さんはとても喜んでいたそうです。


「居酒屋兆治」より。高倉健さんと大原さん。

また、大原さんが亡くなった後、寝室のDVDプレイヤーの中には、大原さんと高倉さんが共演された「チロルの挽歌」のDVDが入っていたほか、

大原さんが自作されていたという20冊ものスクラップブックの中には、高倉さんの記事だけをまとめたものもあり、そこには、

健さん、人にきびしく、自分に甘いと思うわ。でもでも大好き。そんけいしてます。

と書かれてあったそうです。


「チロルの挽歌」会見時の高倉健さんと大原さん。

ちなみに、スクラップブックの中には、

私が大ファンだって知ってたでしょ 恥ずかしいから云わなかったの、云えなかったの
(フライデー襲撃事件を受けて)君らしいカッコイイヨ 彼女を守ったんだから。私も男だったら一人でフライデー行くな

と、ビートたけしさんのことも書いてあったほか、田村正和さんのことや、前夫・渡瀬恒彦さんのことも書かれていたそうです。

舟木一夫と?

そんな大原さんは、1970年頃には、当時、「御三家」として人気の、舟木一夫さんと、2年ほど交際されていたようで、

当時の週刊誌「週刊平凡」(1970年7月9日号)で、

舟木さんは、大原さんのことを、

いままで交際したガールフレンドのなかで最高の女性

大原さんは、舟木さんのことを、

クールで哀愁のある彼のファンだったけど交際してみると頼りがいのあるあたたかい人

とおっしゃっていました。

また、週刊誌には、結婚を前提として・・・と書かれていましたが、実際のところは、大原さんは、1973年に渡瀬恒彦さんに夢中になり結婚されています。

ちなみに、舟木さんは、大原さんを心配して連絡をくれたこともあったそうで、大原さんが亡くなった後も、三回忌と七回忌に花を贈られるなど、ずっと気にかけておられたようです。

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森進一と再婚&離婚

さて、こうして、大原さんは、渡瀬さんに恋い焦がれて結婚されたのですが、諸事情でうまくいかず、1978年には離婚されると、

1980年6月には、歌手の森進一さんと再婚。ただ、この結婚生活も、4年足らずで終わってしまっています。


当時の森進一さんと大原さん。

森さんいわく、

デビュー当時から知ってましたから。結婚する気はあったんだけど、彼女は仕事を、ボクは家庭をというズレがあった。だからもうやめようといった。

先のことを考えれば、いつかは主役を譲らなきゃいけない。それを考えて努力してくれるなら、結婚できるかもと話したんです。

そしたら彼女が次の日に「努力する」といってくれたんです

と、結婚されたそうですが、やはり、大原さんは女優を捨てられず、

森さんが、

約束を破っているよ

と言われ、離婚となったのだとか。

ちなみに、大原さんの弟の政光さんの話によると、

姉が「子供ができた」と相談してきました。もちろん森さんとの間にできた子です。しかし姉はこのとき、あるドラマの主演が決まっており、出産は降板を意味していた。

姉は「堕ろしたい。病院を紹介して欲しい」と言った。決意は固かったですね。森さんは何も知らなかった。姉が一人で決めたんです。ただ、悩んだ末の決断だったことは確かです。

というのも、姉は中絶した直後に、キャッシュカードの暗証番号を変えたんです。新しい番号は、子供を堕ろした日付でした。

と、大原さんは、子供を堕ろしてまで、仕事を優先されており、

子供を欲しがっていた森さんに、政光さんが、

離婚して他の女性と子供をつくってください

と頼み、約一年後、ようやく森さんが大原さんとの離婚を決意されたのだそうです。

「大原麗子の病気はギランバレー症候群!乳がんも!再発していた?」に続く

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