1972年6月、小出博志さんと「BUZZ」を結成し、同年11月25日、日産スカイラインのCMソング「ケンとメリー~愛と風のように~」でレコードデビューすると、たちまち、33万枚を売り上げる大ヒットを記録した、東郷昌和(とうごう まさかず)さん。

今回は、そんな東郷昌和さんの、若い頃(レコードデビュー)から現在までの代表曲や経歴を時系列でご紹介します。

東郷昌和

「東郷昌和の生い立ちは?中学は高橋幸宏とバンド!高校は荒井由実とも演奏!」からの続き

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東郷昌和は「BUZZ」として「ケンとメリー~愛と風のように~」でレコードデビュー

東郷昌和さんは、大学1年生の終わり頃、幼馴染の高橋幸宏さんの紹介で、小出博志さんと知り合うと、

1972年6月には、(高橋幸宏さんの兄)髙橋信之さんプロデュースにより、小出博志さんと共に「BUZZ」を結成し、日産スカイラインのCMソングを担当することになったそうで、

同年11月25日、同CMソングに起用された「ケンとメリー~愛と風のように~」でレコードデビューを果たすと、いきなり、オリコンチャート19位、33万枚を売り上げる大ヒットを記録しています。

「ケンとメリー~愛と風のように~」
「ケンとメリー~愛と風のように~」

ちなみに、東郷昌和さんは、アマチュアバンド時代は、ずっとギターを弾いていたそうですが、

たまたま、家に、お姉さんが習っていたピアノがあったことから、見よう見まねでコードを弾くなど、我流でピアノを弾いていたそうで、「悲しい歌はもう歌わない」という曲を初めてピアノで作曲したところ、

髙橋信之さんに、

ギター2人ってグループはあるから、おまえ、ピアノやれよ!

と、言われて、レコーディングでピアノを弾くことになったそうで、

そのまま、バンド「BUZZ」では、東郷昌和さんがピアノ、小出博志さんがギターをすることになったのだそうです。

東郷昌和は21歳の時にファーストアルバム「BUZZ」をリリース

そして、1973年4月10日には、「BUZZ」として、ファーストアルバム「BUZZ」をリリースしているのですが、

東郷昌和さんは、

アマチュア時代は、合唱団にいて、PPM(ピーター・ポール&マリー)のマリー役をやっていたという博志と、ロックバンドで、シャウトしまくっていた僕とのハーモニーは、自分で言うのもなんですが、唯一無二の物だったと思います。

そして、このアルバム(「BUZZ」)は、基本のアレンジは髙橋信之氏ですが、アマチュア時代からの仲間、幸宏小原礼(SKYEベーシスト)、高中正義ユーミン等で、それぞれがスタジオでアイデアを出し合ってレコーディングして、バラエティー豊富な気心通い合った仲間で作ったアルバムになりました。

ちなみに、ジャケットは2人のイラストになっていますが、ベーシスト小原礼が、ササーっと、僕達を書いたのを信之さんや、スタッフが気に入ってジャケットにしました。

と、語っています。

「BUZZ」
「BUZZ」

東郷昌和は21歳~27歳の時には「BUZZ」として「レクヰエム・ザ・シティ」「君を迎えに来たよ GENTLE MIND FROM BUZZ」「風のゆくえ~WE LOVE POPS~」「A new day A new time」をリリース

その後、東郷昌和さんは、「BUZZ」として、

と、アルバムをリリースし、ライブを中心に活動していたそうです。

東郷昌和は「BUZZ」解散後はスタジオミュージシャンなどで活動していた

しかし、そんな「BUZZ」も、1982年には解散したそうで、

その後、東郷昌和さんは、シンガーソングライターとして活動するかたわら、様々なアーティストに楽曲を提供するほか、スタジオミュージシャンとしても活動していたそうです。

東郷真和は55歳の時に「BUZZ」の活動を再開していた

そんな中、2005年頃、東郷昌和さんは、懐メロ番組に小出博志さんと2人で出演したそうですが、大きな反響を呼んだそうで、

2007年には、25年ぶりに「BUZZ」の活動を再開すると、2010年4月には、アルバム「Back to the beginning」をリリースしています。

ただ、「BUZZ」は、2015年8月、長野県の飯田市で開催したファイナルコンサートをもって、再び解散したそうで、

東郷昌和さんは、その理由について、

BUZZとしては去年(2015年)の8月に長野県の飯田市でファイナルコンサートをやって一区切りつけたんです。

再結成して相方の小出博志と10年近く一緒にやってきましたから、そろそろ一人に戻ってもいいんじゃないかとお互いに言いだして・・・。決してケンカ別れじゃありません。円満解散です、ハハハ

と、語っています。

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東郷昌和は62歳の時に初のソロアルバム「A WONDERFUL LIFE 」をリリース

そんな東郷昌和さんは、2014年には、音楽活動40周年を迎え、初のソロアルバム「A WONDERFUL LIFE 」をリリースしているのですが、

このアルバムは、伊藤銀次さんがプロデュースを担当するほか、以前から親交のある、高橋幸宏さん、小原礼さん、杉真理さん、小泉信彦さん、小野田清文さん、「BUZZ」の相方・小出博志さんら豪華メンバーが参加しています。

また、ソング・ライティングとして、黒沢健一さん、小路幸也さんからも作品が提供されており、40周年の集大成にふさわしい内容となっています。

「東郷昌和の前妻は?再婚は?年の離れた彼女?子供は?姉は高橋幸宏の前妻!」に続く

お読みいただきありがとうございました

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