ミュージカル俳優として、「レ・ミゼラブル」「オペラ座の怪人」など、数多くの有名作品に出演されている、今井清隆(いまい きよたか)さん。その存在感あふれる演技と歌声で、多くのファンを獲得されています。


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プロフィール!

今井さんは、1957年11月5日生まれ、
群馬県伊勢崎市のご出身です。

身長178センチ、
体重76キロ、

靴のサイズは26.5センチ、

胸囲102.5センチ、
胴回85センチ、

学歴は、
東京松本英語専門学校、

だそうです♪

ミュージカルに目覚める

今井さんは、高校卒業後、
英語の勉強がしたくて、
英語の専門学校に入学されるのですが、

同じクラスに、演劇評論家の、
風早美樹さんという方がおられ、
すでに、60歳くらいだったことから、

今井さんは、

「おじさん、何しているの?」

と、話しかけられたところ、

ミュージカルのことをいろいろと、
教えてくれたそうで、

その後、風早さんの家に遊びに行き、
たくさんの資料を見ていると、だんだんと、
自分もミュージカルをやりたくなったそうです。

そこで、今井さんは、さっそく、
学校でミュージカルサークルを作ると、

学園祭で、「ラマンチャの男」の、
英語劇をされたそうで、

これが、ミュージカルを志された、
最初の一歩だったそうです。

ミュージカル俳優を志すも・・・

その後、今井さんがどのような経緯で、
芸能界に入られたのかは分かりませんでしたが、

1982年に、
「サウンド・オブ・ミュージック」で、
初舞台を踏まれると、

1985年「ラ・マンチャの男」
1986年「プリンセス・モーリー」

ほか、和物の劇にも出演。

ただ、ずっと、

「変な声だ」

と言われ続け、

「お前は役者に向いてない」

とまで、言われたこともあったそうで、

とうとう、今井さんは、自分でも、

「役者に向いていないのかもしれない」

と、思い始めていたのでした。

「レ・ミゼラブル」が転機に

しかし、1988年、
「レ・ミゼラブル」に出演された際、

作曲家のクロード・ミシェル・シェーンベルクさんから、

「very, very, very, very nice voice」

と言われ、自信を取り戻されたそうで、

(1991年には、この時のシャベール役の演技で、
「第17回菊田一夫演劇賞」を受賞されています。)

2011年の「レ・ミゼラブル」より。今井さんと鹿賀丈史さん。

その後も、今井さんは、

1989年「アニーよ銃をとれ」
1991年「心を繋ぐ6ペンス」
1992年「ミス・サイゴン」
1993年「レディー・ビー・グッド」

と、コンスタントに出演されていったのでした。

ちなみに、世界を舞台に活躍する作曲家から、
言われた言葉は、とても嬉しくて、

いまだにこの言葉が心の支えになっていると、
今井さんはおっしゃっていました。

劇団四季に入団

その後、1995年、今井さんは、
「劇団四季」に入団されると、

当時、同劇団の演出家で、
社長の浅利慶太さんの指導を受けられ、
その才能を見事に開花。

1995年「美女と野獣」
     「キャッツ」
     「リトル・ミー」

1996年「エビータ」
1998年「オペラ座の怪人」
1999年「ソング&ダンス」

「オペラ座の怪人」より。今井さんと井料瑠美さん。

など、出演された作品では、いずれも、
役柄に今井さんの個性が反映されており、
とにかく男らしいと評判で、

在団期間は約5年と(1999年に退団)、
決して長くはなかったものの、

まっすぐに通った歌声と、
存在感を感じさせる演技で、
多くのファンを獲得されたのでした。

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「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」でキャスト変更

ところで、今井さんは、2014年、
ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」で、

主人公のフランク・アバグネイルJr(松岡充さん)の、
父親を演じられる予定だったのですが、

FBI捜査官のカール・ハンラティ役だった、
福井晶一さんが体調不良により降板されたことで、
急遽、カール・ハンラティ役を演じられることに。

「CATCH ME IF YOU CAN」より。
(左から)菊地美香さん、新妻聖子さん、松岡充さん、
福井晶一さん、今井さん、彩吹真央さん。

劇中、天才詐欺師のフランクと、
フランクを追いかけるFBI捜査官カールの間に、
親子のような情が生まれるのですが、

今井さんは、そのことについて、

彼らの関係は不思議ですよね。
(他人なのに)家族以上にお互いのことを考えている。
縁の深さを感じます。

松岡さんとの絡みはまだまだこれからなので、
どういう関係になっていくか僕も楽しみなんですが、
松岡さんとは、一度、コンサートで、
ご一緒したことがあるんですよ。

人となりを知っているので、
今回の役はぴったりだと思います。

冗談ばかり言っているけど、
入り込むところはびしっと入り込む、真面目な人です。

と、おっしゃっており、

実際、本番では、松岡さんと息の合った演技で、
見事、ハンラティ役を演じきられたのでした。

さて、いかがでしたでしょうか?

当初はコンプレックスだった声が、
今では一番の魅力として、
多くのファンを虜にしている今井さん。

これからも、今井さんのお人柄を表すような、
朗々とした歌声で、魅せ続けてほしいですね。

応援しています!!

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