2017年11月には、トークショーに出演し、久しぶりに公の場に姿を表した、篠田正浩(しのだ まさひろ)さんですが、2019年5月、体調を崩し自宅療養中であることが、週刊誌「女性自身」により報じられます。
「篠田正浩は岩下志麻に家事を一切させていなかった!」からの続き
現在は体調を崩し自宅療養中
記事によると、篠田さんは、2019年初め頃に体調を崩したそうで、深刻な病気という訳ではないようですが、年齢的なことも考えて、自宅療養しているそうで、
妻の岩下志麻さんは、そんな夫をサポートするため、しばらく女優業をセーブしているとのことでした。
(岩下さんは、2003年に篠田さんが「スパイ・ゾルゲ」を最後に映画監督の引退を宣言して以降、徐々に活動を縮小しており、2016年、テレビドラマ「鴨川食堂」出演を最後に、表舞台から姿を消してます)
「鴨川食堂」で作法教室師匠に扮する岩下志麻さん。
妻・岩下志麻は篠田正浩のため主婦業に専念
そこで、「女性自身」の記者が、2019年5月下旬、篠田さん・岩下さん夫妻が現在どのような生活を送っているのか取材するため、二人が暮らす都内の豪邸を訪れたところ、改修工事の真っ只中だったそうで、
近所の主婦によると、
あのお家はもともと岩下さんのご両親や娘さんも一緒に住んでいたため、夫婦2人っきりになった今はちょっと生活しづらいのかもしれません。
高齢のご主人のことも考えて、バリアフリーの観点からリフォームを始められたみたいですね。志麻さんは自宅前でテキパキと業者に指示をしたり、花壇のお手入れをしたりと、最近もよくお見かけします。でも、ご主人の姿は全然見ていませんね・・・
とのことでした。
妻・岩下志麻は結婚53年目にして初めて家事をしていた
また、篠田さん・岩下さん夫妻の某知人によると、これまで、一切の家事を住み込みのハウスキーパーに任せ、女優業に専念していた岩下さんが、結婚53年目にして、初めて家事をしているのだとか。
もちろん、お手伝いさんにサポートしてもらいながらだそうですが、岩下さんは、篠田さんの健康を気遣ったり、毎日の献立を考えたり、買い物や掃除をしたりと、毎日、主婦業をこなしているのだそうです。
そして、自宅のリフォームも、岩下さんのアイディアで、
少しでも夫が暮らしやすいように
と、知恵を絞ることが楽しみの一つになっているようで、体調が優れない篠田さんのそばにいてあげたい気持ちから、今後は夫婦二人の時間を大切にしていきたいと思っているのでは、とのことでした。
さて、いかがでしたでしょうか。
篠田さんの、
- 年齢は?出身は?本名は?従姉妹は?
- 幼少期・少年期は戦争一色だった
- 中学2年生の時には切腹の仕方を教えられていた
- 天皇を「現人神(あらひとがみ)」だと信じていた
- 陸軍・各務原飛行場の軍需工場で空襲のなか命がけで働いていた
- 爆弾投下後にできた穴埋め作業をしていた
- いつでも切腹する(死ぬ)覚悟はできていた
- 敗戦を悟る
- 玉音放送で敗戦を知る
- 玉音放送を聞き切腹するつもりだった
- 昭和天皇の「人間宣言」に本気でショックを受けていた
- 終戦後は日本国中が大混乱していた
- 中学3年にして「国のための切腹」と「論語の教え」のどちらが正しいか話していた
- 敗戦原因はアメリカ人との体格差と考え、体を鍛えるべく陸上に打ち込む
- 音楽でもアメリカに圧倒されていた
- 幼い頃から映像に慣れ親しんでいた
- 初めて観た映画はディズニーの短編アニメーション
- 幼い頃から映画がコマで動くことを知っていた
- 記録映画「民族の祭典」を観て衝撃を受ける
- 黒澤明監督作品「姿三四郎」で衝撃を受ける
- 映画を観ることを禁止されて余計に映画に夢中に
- 映画は文学の下風ではないと感じていた
- 歌舞伎・近松門左衛門の「心中天網島」を観て衝撃を受ける
- 演劇と陸上のために早稲田大学に進学
- 映画「第三の男」に感動
- 高校3年生の時には国体に出場
- 早稲田大学競走部に入部
- 早稲田大学では中村清コーチとの出会いで駅伝ランナーに転向
- 箱根駅伝では2区の走者として早稲田大学の準優勝に貢献していた
- 陸上練習中に焼け野原の新宿を走るアメ車を映画のワンシーンのように観ていた
- アメリカの女性がタバコを吸う姿に興味を持った
- 陸上競技をやっていたから映画監督になれた?
- 母親が他界し大学院進学を断念
- 「松竹」の助監督試験をダメ元で受験
- 助監督試験の筆記試験を難なくクリア
- 助監督試験の面接は今村昌平のお陰で通過?
- 松竹の助監督試験に合格
- 松竹入社後は体力のいる仕事ばかりに回されていた
- 自作シナリオ「怒りの祭壇」を執筆
- 映画「恋の片道切符」で映画監督デビューするも・・・
- 「松竹」社長・大谷竹次郎に不評で助監督に逆戻り
- 正式に「松竹」と監督契約
- 「乾いた湖」が大ヒット
- 寺山修司との出会い
- 「松竹ヌーヴェルヴァーグ」と讃えられる
- 「松竹」を退社し岩下志麻と共に独立プロダクション「表現社」設立
- 映画「心中天網島」が大ヒット
- 「心中天網島」は「松竹」に却下されていた
- カメラマン・宮川一夫とタッグを組み次々と秀作を発表
- 「少年時代」「写楽」「瀬戸内ムーンライトセレナーデ」では積極的にCG合成
- 映画「スパイ・ゾルゲ」発表後に引退
- 映画「夜叉ケ池」が42年ぶりに4Kデジタルリマスター版で復活
- 「篠田正浩監督生誕90年祭『夜叉ヶ池』への道 モダニズム ポップアート そしてニッポン」開催
- 「夜叉ケ池」では歌舞伎役者の坂東玉三郎が一人二役を演じていた
- 巨匠マーティン・スコセッシ監督も「夜叉ヶ池」を絶賛
- 中学3年生の時に泉鏡花の「高野聖」を知り感動していた
- 坂東玉三郎も泉鏡花が好きだった
- 「夜叉ヶ池」は松竹への罪滅ぼしで制作していた
- 歌舞伎役者・坂東玉三郎を絶賛
- 「夜叉ヶ池」とは(あらすじ)
- 監督作品(映画)
- 受賞・ノミネート歴
- 著書
- 最初の妻は詩人の白石かずこ
- 現在(2人目)の妻・岩下志麻との馴れ初めは?
- 寺山修司と意気投合して岩下志麻をヒロインに決定していた
- 岩下志麻は篠田正浩との初対面で若さと派手さに驚いていた
- 当初から岩下志麻と交際していた訳ではなかった
- 岩下志麻とは映画「暗殺」の撮影中に初めて二人で食事
- 岩下志麻の一言で交際に発展していた
- 岩下志麻の将来を心配して駆け落ちのように結婚していた
- 岩下志麻は松竹に猛反対されかえって結婚を決意していた
- 妻・岩下志麻の女優業をサポートし続けていた
- おしどり夫婦
- 互いに尊敬し合える関係
- 子供は娘が一人
- 娘は篠田正浩が厳しく躾けていた
- 現在は体調を崩し自宅療養中
- 妻・岩下志麻は篠田正浩のため主婦業に専念
- 妻・岩下志麻は結婚53年目にして初めて家事をしていた
について、まとめてみました。
2021年には、妻・岩下さんとともに”断捨離”をしていることが伝えられた篠田さん。
現役時代は、岩下さんとの強力なタッグで素晴らしい作品を次々と世に送り出してきた篠田さんですが、これからは、是非、監督と女優の関係ではなく、夫婦の時間を楽しんでほしいものです。
「篠田正浩の生い立ちは?少年時代は天皇を現人神と信じていた!」